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「祐」の読み方5つ・祐の意味2つ|ユウという響きを持つ漢字

更新日:2024年08月13日

言葉の違い

人名に使われることの多い「祐」という漢字ですが、どのように読むのかご存知ですか。「ゆう」という読み方が一般的ですが、その他にも「すけ」などとも読みます。その意味から幅広い年代に馴染みがあるこの漢字をほんの少しだけ掘り下げてみませんか。

人名に多く使われる「祐」にはどんな意味があるのでしょうか。その意味はこの漢字を構成する偏と旁を考えてみると見えてきます。「祐」という漢字について、「かばう」と「助ける」という2つの意味をご紹介します。

意味1:かばう

読みを受け持つ「右」には「助ける」「補佐する」という意味があります。「右」はナと口の組み合わせでできています。ナは右手を表していて物をかばうことに使います。このことから「祐」という字にも「かばう」という意味が込められています。

意味2:助ける

神様を表す、という意味を持つ「しめすへん」に、助ける、補佐するという意味を持つ音を表す「右」が組み合わさり、「祐」という漢字になりました。そのため、この字は「神が助ける」という意味を持ちました。名前に使う場合には「神様の助けがある=幸運に恵まれる」という意味を込めることができます。

漢字にはそれぞれ意味があります。そして読んだときの響きにはイメージがあります。名づけであればなおさら漢字の持つ意味やイメージは理解してつけたいものです。名前は読みやすいものが良いという考えもありますし、「オンリーワン」にこだわるという人もいるでしょう。名づけの基礎知識から網羅されていますので、参考にして素敵な名前を贈りませんか。

ユウという響きを持つ漢字

ユウという響きは、男女問わず人名としてよく使われています。ユウという響きを持つ漢字にはほかにどんなものがあるでしょうか。主に「祐」と同じように人名で使われることが多い「優」と「結」についてご紹介します。

「優」という漢字は、「物腰がやわらかく、おしとやか」であったり「やさしい」という意味を持つ漢字です。また「優秀」の「優」であるので「すぐれている」という意味もあります。やさしい人間になってほしい、すぐれた人間になってほしい、という親心が感じられます。普遍的な意味を持つ「優」は、名前に使われる漢字として、昔から人気があるといわれています。

「結」とは「むすぶ」「ゆわえる」という意味を持つ漢字です。「縁を結ぶ」や「努力が結実する」、「結束する」という前向きな言葉に使われます。人と人との縁や、素敵な出会いを結ぶような子になってほしい、努力が報われて結果が出せる人間になってほしい、などの意味が込められます。男の子にも使われますが、最近特に女の子の名前に人気の漢字といわれています。

祐は優しい印象を持つ漢字

祐という時には「神様の助け」という意味があります。その優しい音も相成って名付けにぴったりの漢字です。「神様の幸運な後押しで、幸せな人生を歩めますように」という願いを込めることができます。お子さんが生まれて名付けに悩んだ時、優しい音と素敵な意味を込められる「祐」という漢字も候補に挙げてみてはいかがでしょうか。

漢字の読み方・使い方

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初回公開日:2018年01月06日

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