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新郎の謝辞基本の構成|長さ/時間/締め/結び/カンペなど

更新日:2024年06月16日

社会人常識

「新郎の謝辞」を聞いたことがありますか。結婚式に招待された方は何気なく聞いてるこの謝辞は、いざ自分が考える立場になるとなかなか難しいです。ここでは、新郎の謝辞の基本構成といろいろなパターンの文例、気を付けるポイントなどをご説明しますのでご参照ください。

新郎の謝辞を恰好よく決められるのであればそれに越したことはありません。しかし、一生に一度だからこそ自分たちもその場を心から楽しみたいと考える人も多いでしょう。 「謝辞が気になって楽しめない」そんな状態になってしまうのであればカンペが恰好悪いと言わずに用意してしまいましょう。ただし、カンペを用意したとしても、できるだけ見ないで言えるように暗記も頑張る必要があります。 新郎謝辞は結婚式の締めですし、大勢の自分に関わりのある方が見ています。誰だって恰好よく決めたいし、隣でその謝辞を聞く新婦様も期待しているはずです。さらに言えば写真にも残りますので、やはりスマートにこなせるのであればそれに越したことはないです。 カンペを見るかどうかは、いざ謝辞のタイミングになった時に判断すれば良いのではないでしょうか。不安な方は、カンペをいつでも見れる安心なお守りとして持ちましょう。

新郎謝辞でおススメの選曲は?

新郎の謝辞を述べるときに、バックミュージックがあるとさらに雰囲気が良くなって、盛り上がりを増してくれます。ここでは、新郎が謝辞を述べるときに曲をご紹介します。

新郎謝辞のときにおススメの選曲集

以下が新郎の謝辞のときのバックミュージックとして曲です。 1.Mr.children「365日」 ゲストというよりは新婦に向けたような歌詞が印象的な曲です。 2.コブクロ「million films」 横に立つ新郎がこの曲に乗せて一生懸命挨拶をしていると感動的です。 3.福山雅治「家族になろうよ」 福山雅治の曲は結婚式の定番の一つです。両家を繋ぐ新しい家族が誕生する瞬間だからこそこの「家族になろうよ」という言葉が印象的に感じられます。 4.槇原敬之「僕が一番ほしかったもの」 相手を大切に想う気持ちがあふれる曲です。槇原敬之の声も特徴的で感動があふれます。 5.bankband「糸」 披露宴に流れる定番曲です。人との出会いを描いたこの曲はやはり何年たっても色あせません。

派手すぎない曲を選びましょう

多く使われる曲の代表が上記になります。どの曲もその曲単体でも感動を誘うような歌詞が特徴的です。ただし、これらの曲は代表的なものであり、自分が好きな曲や家族との思い出の曲を使うパターンもありますが、あくまで謝辞の後ろで流れるBGMであるということを忘れてはいけません。飽くまで主役は、新郎の謝辞です。 バックミュージックの歌詞が強調されすぎたり、あまり派手な音楽では謝辞の邪魔になってしまいます。会場によってはピアノの生演奏のサービスがある会場もあるのでその場合には上記の曲を生演奏してもらうといいでしょう。 ご自分で曲を用意する場合も、歌詞がないものを用意することをお勧めします。BGMはあくまでサポート役であり雰囲気を盛り上げるものということをしっかりと覚えておきましょう。

両親に向けた新郎の謝辞

前述のとおり新郎の謝辞とはゲストに感謝を伝える場であるとともに、親御様へ感謝を伝える場でもあります。新婦は手紙を読むことで親御様への感謝を伝える場面が設けられることがほとんどですが、新郎については担当のプランナーに何かリクエストをしない限りそのような場面が設けられることはあまりありません。 結婚式は「ふたりの旅立ちの日」であるとともに「親御様が子育てから卒業する日」とも言われます。普段から気軽に会話をするからこそ伝えられない感謝の言葉を謝辞の場を借りて感謝の気持ちを伝えてみましょう。 では次の項目で両親それぞれへどんな言葉を贈るべきなのか、解説をしていきましょう。

母親への感謝の気持ちを伝える

お母さまへの感謝の言葉。それは生んでくれる以前から始まります。まだお子様がいない方にはピンと来ないでしょうが、結婚式同様、妊娠・出産も初めて尽くしの大きなイベントとなります。 生まれてくる子はどんな子なのか、何か病気を持ってはいないだろうか、そもそも自分にしっかりと子育てができるのだろうか、親としてしっかりと育てていけるのだろうか、そのようなさまざまな不安を抱えながら結婚式の日まで大事に育ててくれた母親だからこそ、感謝の言葉は「生んでくれてありがとう」「育ててくれてありがとう」そう言った言葉を使用しましょう。

父親へ感謝の気持ちを伝える

母親とは違い、一般的にはいろいろと厳しく接してくることが多いのが父親です。しかし、前述のように母親と同じく色々な不安を抱えながら子育てをしてきました。 妊娠中からわが子をいつくしむ気持ち(母性)が母親に芽生えるのに対して、父性が目覚めるのは1~3年遅いというデータもあります。実は生まれてしばらくの間は「自分はこの子の父親である」という自覚がなかったりするものと言われています。(ただし、血肉を分け与えて、お腹を痛めて子供を産むお母さまと比べればしょうがないですが) そんなお父様へ贈るべき言葉とは、やはり感謝と人生の先輩として目標としていくということでしょう。父親への言葉には、そのような内容が相手にも喜ばれるでしょう。

兄弟、祖父母へ感謝の気持ちを伝える

母親、父親とくれば、最後はご兄弟やその祖父母などの親戚関係への感謝の言葉です。一般的に両親に比べるとスポットライトを浴びる機会が少ないこの人たちで、相手も自分に話が来るとおもっている人はきっと少ないことでしょう。だからこそ新郎謝辞の中で改めて触れてあげると感動もひとしおでしょう。 では、祖父母や兄弟へはどういった言葉を贈るべきなのでしょうか。これは上の両親にもよく使用されるのですが、具体的なエピソードを挟むことが一番です。 「小さい頃○○を一緒にしました」「○○へよく連れて行ってくれました」など、思い出話を挟んでいけば、謝辞を聞く中で相手の心の中にもさまざまな思い出が蘇ってきます。そのような話題に触れた上で感謝の気持ちを添えれば、相手もぐっと感極まって、感動的な謝辞となる事でしょう。

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初回公開日:2018年02月02日

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