
「至難の業」と「至難の技」は何が違うの?使い方や類語も紹介
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更新日:2025年03月05日
古文によく登場する「てふてふ」という言葉の意味と使い方、短歌や文豪たちの作中にみられる「てふてふ」の意味をご紹介します。また、古文を読むのに欠かせない仮名遣いの基本もお伝えします。ぜひ読書の時間を増やして、あなたの教養を磨きましょう!
目次
このしきりにおしゃべりする様という意味を使った作品がいくつかあります。まずは有名な日本人作家の一人である、夏目 漱石(なつめ そうせき)の作品「こころ(こゝろ)」です。作中に「先生の前で、しきりに其内容を喋々した」という文章があります。 また、明治から昭和を生きた小説家の永井 荷風(ながい かふう)の作品である『腕くらべ』にも、「人生や芸術の問題を喋々と論ずるようになった」とあります。この『腕くらべ』は主人公の芸妓を通して、当時の生活をリアルに描いた代表作です。
そして15年ほど前まで存命だった井伏 鱒二(いぶせ ますじ)は、『黒い雨』という作品などで有名な小説家です。彼の『集金旅行』という作品にも「まるで喋々喃々としているみたいで、きいちゃいられない」といった一文があります。 この作品は、アパートを運営していた主人が借金を抱えたまま亡くなってしまい、居住者が故人の代わりに部屋代を集金していくという物語です。現代のシチュエーションとしては想像できない興味深い作品で、映画化や舞台化もされています。
いかがでしたでしょうか。今回は古文における「てふてふ」の意味と使い方、「てふてふ」を用いた短歌や作品などをご紹介しました。「てふてふ」という言葉1つとっても古文は面白く、また蝶々の様子に作者の気持ちを重ねて表現する言葉の面白さもお伝えしました。 ぜひ古語の良さを知って、いろいろな作品を読んでみましょう。今回挙げた「てふてふ」をきっかけに、家での有意義な時間が持てることを願っています。
記載されている内容は2017年11月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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