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寝たくないときの心理と原因(ストレス/仕事/うつ)・対処法

更新日:2024年06月07日

コミュニケーション

夜眠る時、身体は疲れているのにまだ寝たくないと思うことはありませんか。次の日に備えて早く休みたいのに眠たくならなかったり、まだ寝たくないと感じてしまうのには普段の生活やストレスが関係しているかもしれません。今回は、寝たくない時の心理や対処法を御紹介します。

寝たくない時の心理

夜眠る時に、「寝たいけど眠れない。」「時間がもったいないと感じてしまうので寝たくない。」「この時間で何かしたい。」と思ってしまい、眠れないということは誰でも経験することです。それでも、次の日に仕事や学校に行くことを考えたら眠らなければいけないのに中々眠れず、結局寝不足になるといこともあります。

充実した毎日を送れていない

このような「時間がもったいないので寝たくない。」「眠らなくてはいけないけど眠れない。」という気持ちは、その日一日が自分にとって充実したものではなく、その不足分を取り戻そうとする心理からきています。 たとえば、「日中に仕事でやるべきことを後回しにしたまま時間が経ち、眠らなければいけない時刻になってしまった。」「一日にメリハリが無く、だらだらと過ごしてしまい、達成感や満足感もなく一日を過ごしてしまった。」という理由で充実感を感じられず、このままではいけないという心理が働いているせいで寝たくないと思ってしまうことが考えられます。

翌日のストレスから逃げたい

寝たくないという気持ちには、翌日のストレスから逃れたいという心理が隠されています。たとえば大事な試験や、仕事の前日であったり、仕事が上手くいっていない時に、「明日が来れば仕事に行かなければいけない。」という心理と、人間は寝て起きたら朝が来るので、「眠らなければ明日は来ない。」という心理から、なんとなく寝たくないという気持ちになってしまいます。

寝たくない時の原因

ストレス

上記のように毎日のストレスが原因で、毎日同じストレスを味わうのを避けたいと無意識に考えて寝たくなくなることがあります。その場合はストレスの原因となっているものを取り除かなければあまり意味がありません。意味もなく寝たくないという気持ちが出る時は、今自分がどんなストレスを抱えているのか、なにがストレスになっているのかを考えてみましょう。

仕事

寝たくないという気持ちは仕事が上手くいっていない時や、仕事で失敗した時にも、ストレスから逃げたいという心理が働きます。次の日に仕事に行きづらい、上手くいかないことから逃げてしまいたいという隠された気持ちから、この心理が働きます。 仕事が上手く行かない時は思いつめないことが大切です。寝たくないという気持ちから夜更かしをしてしまうと、日中に眠たくなってしまい、仕事でのパフォーマンスに睡眠不足が影響してしまい思うように力を発揮できなくなります。そうすると、更に充実感が無くなり、寝たくなくなってしまうという悪循環が生まれます。 そうならない為にも、仕事が上手く行かなかった時の充実感は他のことで代用したり、プライベートでは考えすぎないように切り替えるようにしましょう。

不安

大事な試験の前日などにも当日の不安から、寝たくないという気持ちが働くことがあります。この場合は夜寝る時になってから、自分は十分に勉強できていただろうか?という不安から結局寝ないで勉強を続ける人も多いと言われています。 しかし、寝不足で当日試験や仕事に臨んでも頭は働かず、逆効果になってしまいます。さらに徹夜で勉強しても、勉強したことはあまり記憶に残らないのであまり意味がありません。なので、寝たくないという気持ちになってもなるべく横になって休むようにしましょう。不安で仕方ない時は朝早起きをして寝起きで勉強をしたほうが、頭が働きやすく勉強した内容がきちんと頭に入ります。

夜は学生でも社会人でも学校や仕事などやらなくてはならないことから解放される時間帯です。遊びに出たり、家でリラックスしたりと楽しいことが沢山あります。 寝たくないという気持ちが起こる原因には楽しいことがあった、次の日に楽しみなことがあるというものがあります。なぜ、楽しいことがあった時や、次の日に楽しみなことがあると寝たくないと思うのかというと、そこには高揚した気分を味わっていたいという心理が隠されています。 たとえば、楽しいことや嬉しいことがあった日は寝る前でもとても幸せな気持ちになります。次の日に遠足がある日はドキドキして眠れなくなることも多いでしょう。それは自分が無意識に、ワクワクする気持ちや幸せな気持ちをもっと味わっていたいと思うからです。 この場合は一過性のものなので、無理に眠ろうとせず、横になって身体を休めましょう。

嫌な夢や怖い夢を見た時は自然と寝たくないという気持ちになってしまいます。悪い夢はクセになりやすく一度見てしまうと何度も同じような夢を見たり、精神的に疲れてしまい、慢性的な寝不足になってしまうこともあります。毎日悪夢でうなされて起きてしまうならいっそ寝ない方が良いし寝たくないと思う人も多いでしょう。 悪夢というのは実は精神的、肉体的ストレスに直結しています。つまり疲れているから悪夢を見るし、悪夢を見るから疲れてしまうということです。悪夢を見るから寝たくないというのは実は逆効果で、悪夢を見る時は寝なければいけません。 また、悪夢の内容を気にしすぎたり、過去のトラウマなどがある場合も、悪夢がクセになりやすいです。

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初回公開日:2017年09月25日

記載されている内容は2017年09月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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