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契約社員の志望動機の書き方|職種別例・正社員からなる場合

書き方・例文

残業が発生せず、正社員より人間関係のしがらみが無い「契約社員」として、働く事を選ぶ人もいます。けれども志望動機の内容で迷っている人も、いるのではないでしょうか。そこで今回は、「契約社員」の志望動機の書き方を志望動機例文付きでご紹介します。

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契約社員という働き方

働き方の1つの選択肢として

契約社員は正社員やパートなどと並んで、社会的な認知度の高い働き方です。契約社員にはいくつかパターンがあります。派遣会社に登録し、派遣会社から人材を求めている会社に派遣されるパターンと、1つの会社に契約社員として採用され、契約期間がくるたびに更新を繰り返すパターンがあります。 今は昔に比べ、ライフスタイルによって多様な働き方を選べる時代となりました。そのような時代にあるからこそ重宝され、契約社員という働き方を選ぶ人も大勢います。

契約社員のメリット

契約社員にはメリットがたくさんあります。1つめはお給料が時間で決まるため、正社員の人よりは任される残業量が、抑えられているということです。残業しない分だけ早く仕事が切り上げられるので、自分の使いたいように時間を使うことができます。 2つめは、色々な業種・会社を見ることができるということです。有期限契約の契約社員であれば、期限満了に伴って違う会社に派遣されることも多いでしょう。色々な業種・会社で経験を積めば、キャリアアップも望めます。 3つめは、正社員に比べて採用の道が開かれやすいということです。会社側は正社員に比べ、少ない経費を契約社員に払えば済みます。そのため今は正社員を採用せず、契約社員で回している会社も多いでしょう。またブライダルや建設業など、専門性が必要とされるけれども、ある一定の時期に仕事が集中しやすい業種もあります。そういった仕事においては、人員が必要な時だけ募る期間雇用等で対応している会社もあります。正社員での採用が厳しくとも契約社員になることで、自分のやりたい仕事が経験できる可能性が広がるのです。

契約社員のデメリット

契約社員のデメリットは、何と言っても雇用の不安定さでしょう。契約満了日までは生活の保障がありますが、契約が確実に更新して貰えるという保証はありません。また、正社員と同等くらいの仕事をしているのに、お給料の面では正社員と大きく差が付けられてしまうこともあります。 平成25年から法律が変わり、5年以上契約更新で働いてきている契約社員は、契約社員が希望すれば期間の定めが無く、契約社員としての仕事を継続できるようになりました。けれどもそれに伴い、5年以上の契約更新を行わないと最初から断わりを入れる会社等が現れた他、賃金は正社員との格差があるまま業務を続行し続けるケースが出てくるようになりました。

現在の日本における契約社員数

平成26年の時点で、契約社員は262万人いるとの集計があります。パート・アルバイト等を含む非正規労働者は全体で5240万人いるとされ、非正規労働者は正社員を含む全労働者の37.4%にあたります。全労働者における契約社員割合は7%程度ですが、262万人という数は驚きに値する数字と言えましょう。かなりの人数にのぼる契約社員によって、日本の労働・経済は支えられています。

契約社員という働き方を選んだ理由

前章では、働き方の1つの選択肢としての契約社員や、メリット・デメリットについて見てきました。では、契約社員を選ぶ人にはどういうパターンがあるのでしょうか?

キャリアアップアップを目指して

元々は正社員で働くことを希望していたにもかかわらず、正社員として採用が得られなかったケースもあるでしょう。けれどもこのパターンの場合、契約社員としての経験を積むことが、正社員採用への道に繫がっています。

契約社員でしか募集がかからない仕事

研究所の職員や国立大学の一部教員、公立校のスクールカウンセラーなどは契約社員でしか募集がかかりません。なぜならそれらの仕事は毎年予算が審議され、予算が通過することで前年度通りに業務を委託すべく募集がかかる職種だからです。 スクールカウンセラーを例に挙げると、県や市で予算案が通過する事で財源が確保されます。財源確保の見通しがついたところで募集がかかり、県や市から派遣される形で公立校でスクールカウンセラーとして勤務するのです。 そういった仕事についている人にとっては毎年、今年も勤務が継続できるか不安を抱えながらの業務となりがちです。ですが、そういった仕事の人のおかげで助かっている人はたくさんいます。不安定な雇用状況であっても、大切な仕事なのです。

契約社員の働き方が自分のライフスタイルにあっている

出産を終えたばかりで残業が難しい女性や、アーティストなど本業の傍ら収入確保したい人にとっては、正社員よりも契約社員の方が自分の生活に見合っていることもあるでしょう。自分や家族のライフスタイルを重視する人にとっては、契約社員という働き方は都合が良い面が多いのです。

契約社員の志望動機の書き方

自分が希望する契約職員の仕事が見つかっても、いざ志望動機を書こうとすると何を書けば良いか困っている人もいることでしょう。契約社員の志望動機を書く際には、以下の3点を漏れなく書くようにしましょう。では順番に、見てみましょう。

志望動機に書くことその①:その仕事で成し得たいことを一言で表現

あなたがその仕事で成し得たいことは、あなたがその仕事を選んだ動機とも大きく関係することでしょう。最初に仕事で成し得たいことが短く表現されていると、採用担当者にはあなたの志望動機がはっきりと伝わります。具体性があって、目の前に見えるかのような言葉で表現されると良いでしょう。

志望動機に書くことその②:どうしてその業種を選んだのか

様々な仕事がある中で、なぜその業種を選んだのか?言い換えれば、その業種でなければならない理由を書きます。あなたがその業種を選んだのには、あなたなりの理由があったはずです。自分を深く見つめ、自分の人生における印象深い経験とその業種とのつながりを、言葉にしていきます。

志望動機に書くことその③:どうしてその会社を選んだのか

あなたが選んだ業種の中には、別にも色々な会社もあったはずです。数多くある会社の中でなぜその会社を選んだのか、なぜその会社でないとダメなのかということを、言葉にしていきます。 今はどこの会社でも、ホームページを持っていることでしょう。あなたはあなたが選んだ会社のホームページだけでなく、同じ業種にあるいくつかの会社のホームページを見る必要があります。いくつかの会社のホームページを見比べることで、あなたの選んだ会社がどういった点を強みにしているのかということが、わかります。 また、ホームページやそれ以外の情報を見て、「この会社、ここが良いな」「ここが素晴らしいところだな」と思うことが見つかるでしょう。そのような心が動かされるところは、志望動機を書く際の大事なキーワードになります。なぜこの会社を選んだのか?というところを考えた時に、「自分はこの会社の~なところにとても共感できる」という点は、ぜひとも志望動機に含めたいポイントです。 面接官が履歴書のどんなところを見ているのかなど、面接対策に必要な知識を身に付けたい方は転職エージェントを活用するといいでしょう。プロのキャリアアドバイザーから、的確なアドバイスをもらうことができます。

契約社員の志望動機例文

一口に契約社員にも色々あります。志望動機の書き方も仕事の数だけあるでしょう。そこで、様々な仕事における志望動機例文を以下に提示します。参考にしてあなたなりの志望動機を練り上げて下さい。

コールセンターの志望動機例文

お客様の心配を、安心や喜びに変えられる手伝いをしたいです。私は学生時代には陸上部のマネージャーをしていましたが、その経験を通して困っている選手をサポートし喜んでもらえることが、自分にとっても大きな力になることを感じました。 私自身困ったことがあってコールセンターを使ったことが何度もありますが、丁寧に対応して貰った結果問題が解決した時には、とてもありがたく感じました。実は、御社の商品を購入した時にもコールセンターを利用したことがあります。丁寧かつ的確な対応で、私自身も御社の一員としてお客様をサポートし、御社のファンを増やしていければと思います。

販売業の志望動機例文

私が大好きな●●のケーキを多くの人に知って貰うことで、人々の笑顔を増やせる仕事がしたいと思って志望しました。私はスイーツが大好きで、月に1度はスィーツバイキングに出かけます。スィーツには特別な力があり、元気が出ない時や誰かに励まして欲しい時にもスィ―ツを食べることで、大きなエネルギーを貰う事があります。 中でも御社の●●は大好きで、多いと週に1回の頻度で買って帰ることもあります。私が大好きな●●のケーキを私自身が販売員として売る事で、多くの人の笑顔を作っていくことができればと思います。

工場勤務の志望動機例文

御社の環境に配慮した素材開発を進めていくことで、地球に優しい環境づくりを目指していきたいと思いました。私は大学時代に製品の素材について研究し、中でも●●という素材がどう環境に影響を与えるかをテーマとして取り組んできました。 御社の製品はその環境に優しい●●を採用し、工場内の研究所では更なる研究が行われています。また御社の製品は日本国内に留まらず、海外でも高いシェア率を誇ります。環境のことを考えた素材の開発を行っている御社で私も研究を行うことで、地球の自然環境を次の世代のためにも守っていきたいと思います。

市役所の志望動機例文

地域の人がスムーズに手続きを行えることで、安心した生活を送る手伝いをしたいと思って希望しました。私はこの●●市に15年ほど住んでいて、とても住みやすい市であると感じています。中でも子どもに関わる政策が充実していて、子育て中はインフルエンザの公費負担や充実した子育て広場などに、とても助けられてきました。 今は子育ても一段落し、大好きな●●市のために恩返しすることができればと考えています。●●市の人がこれからも安心した生活が送れるよう、市役所の一員として地域の人たちのために力になっていきたいと思います。

一般事務職の志望動機例文

事務作業を通して、御社の理念である「障害者の自己実現を支える」を、後押ししていきたいです。私自身は福祉系の学部の出身ではありませんが私の兄弟が福祉系学部の出身で、兄弟の話しを聞いたり一緒にボランティアを手伝ううちに、福祉系の仕事に興味を持つようになりました。 私自身は兄弟と一緒に参加したボランティアを通して、障害者の人たちが希望する職種と、実際の障害者枠で募集がかかる仕事に大きなズレがあることを知りました。そういったズレが、障害者の人たちの働きたい気持ちを阻害する1つの要因になっているのではないかと思います。 そのため御社の「障害者の自己実現を支える」という理念には高く共感し、願わくば御社の一員として、事務の面からサポートさせて貰えればと思います。

駅員の志望動機例文

「●●鉄道と言えばおもてなし」という言葉が、地域の方々に浸透していくサポートをしていければと思います。私は小さい頃から鉄道が好きで、休みのたびに電車に乗って出かけていました。多くの人にとって電車に乗る事は、目的地にいくための手段でしかないかもしれませんが、私は電車に乗ると地域の路線を一周して帰ってくることも多く、私にとっては電車に乗る事自体が目的といっても、過言ではありません。 私の少ない知識で申し訳ありませんが、●●鉄道はこの周辺では一番列車遅延時のアナウンス数も多く、ダイヤ回復にかかる時間も最速で乗客に伝えられています。そのようなお客様第一の姿勢には高く共感でき、願わくは私もその一員としてお客様を支えて行ければと思います。

正社員から契約社員になる時には

色々な事情で、正社員だった職を辞して契約社員になることを選択する人もいるでしょう。正社員だった人が契約社員になるということには、それなりの事情があると採用担当者も考え、採用に対して慎重になる面があります。 以下にいつくかの事情パターンを載せます。志望動機を考える際の参考にしてみてください。

病気の治療のために残業有の正社員が厳しい

大病を患い、残業がある正社員ではなく時間で終われる契約社員の仕事を選ぶ人もいるでしょう。この場合、大病を患っていることを正直に伝えるかどうかというところが、ネックになってきます。 可能であれば大病を患ったことや、現在の様子なども伝えられると良いでしょう。採用担当者側が気にしているのは、契約期間満了前に急に仕事に来られなくなったり、仕事に穴が空いてしまうことを心配しています。しっかりと練られた志望動機の他に契約期間満了までしっかりと働き続けられることとや、通院などがある場合にはどのくらいの頻度で仕事を休まなければいけないのかを伝えることは大切です。

転職歴が多い。契約社員から正社員登用を目指したい

転職歴が多い人の場合、採用担当者は契約期間満了まできちんと仕事を続けてくれそうかどうかということを考えます。また、転職の理由も細かく聞かれることが多いでしょう。なぜならば転職理由が人間関係に起因したものだと、採用しても今後トラブルメーカーとなって職場の人間関係に影響を及ぼす可能性があるからです。 志望動機における転職の理由は、あくまでもキャリアアップの為であるとするのが適切です。正社員から契約社員への移行も、本当に働きたいと思う会社に出会ったが、契約社員を経ないと正社員になれないためというように説明するのが望ましいでしょう。

前職とは異なる未経験分野への転職

前職では正社員であったが、未経験分野への転職であったために、契約社員としてスキルを磨いていくことを選択する人もいるでしょう。 契約社員と正社員の違いは、契約社員は自社の人間では無いので、育てる必要が無いということです。未経験であっても自分にできるスキルをできるだけ多く示しておくことは大切です。 また採用担当者の懸念事項としては、このパターンで転職する人がまた心変わりして契約満了前でも退職してしまうのではないか、ということです。志望動機の中で前職をなぜ退職したのかということは必ず聞かれると考えて、準備するべきでしょう。

正社員から契約社員になるときの志望動機例文

正社員から契約社員になる場合の志望動機例文として、以下のようなものがあるでしょう。

医療事務で要介護状態の親がいる場合

患者様の笑顔を増やせる事務員になりたいと思って希望しました。私は今まで、医療事務の仕事に15年携わってきました。医療事務員は医療行為はしませんが病院の窓口に立ち、患者様をお出迎えする役割にあります。診療報酬の改定などの度に覚えることが多くあり大変な面もありますが、患者が落ち着いて診察に臨めるよう対応する医療事務員の仕事に、とても遣り甲斐を感じていました。 しかしながら私自身の親が要介護状態で同居となり、今まで勤めていた病院は距離も遠かったために、退職する事になりました。貴院は我が家からもほど近く、私も子どもが病気をした際に何度も受診したことがありますが、どの職員の方も「患者様第一」の理念通り丁寧に対応して下さりました。 自分が遣り甲斐を感じていた医療事務の仕事を継続するならば、貴院のような患者様に対して誠心誠意込めた対応をする病院で働きたいと思い、希望しました。

契約社員の志望動機で見られるポイント

契約社員は正社員よりも採用にコストもかからないから、簡単に採用に漕ぎつけるだろうと考えている人がいたら、それは誤った考えであることをお伝えしておきます。 契約社員は正社員のように会社側も育てる必要が無く、打ち切りたいと思ったら正社員よりも少ないリスクで採用を打ち切る事ができます。そのため採用する時にも「本当に即戦力として役に立ってくれそうか?」というところを重視して見ています。採用されたら即戦力として機能しなければならないという点で、求められる水準も高い水準が求められます。 契約社員の志望動機の中で見られているポイントとしては、自分のキャリアパスがきちんと描けているかということと、自分がなぜ契約社員という働き方を選んだのか分析し、自分の言葉で表現する力があるかということです。 キャリアパスが描けていることは、客観的に物事を見通して考える力の高さとつながります。また深い分析力と言葉による表現力は、職場内で円滑に他の同僚とやりとりし、業務遂行できると判断されます。契約社員の場合は正社員と違い、雇用の契約に期間が定まっている人も多いです。「いつの日か育つまで長い目で見て」ということが通用せず、できるだけ早く同僚と打ち解け、現場の一員として機能することが求められます。 志望動機を上手にまとめる方法をプロのキャリアアドバイザーに相談してみませんか?エージェントを活用すれば、面接対策はもちろんのこと、履歴書の添削などさまざまなサポートを受けることができます。

契約社員として働こう

今回は契約社員として働きたい人のために、契約社員として働くことのメリット・デメリット、契約社員として働こうと思った理由や、契約社員として採用されるための志望動機の書き方を、志望動機例とともにご紹介してきました。いかがだったでしょうか。 色々な働き方が選択できるようになった時代だからこそ、あなたらしい働き方を追求することができます。今回の記事を参考に、契約社員としてあなたの力をぜひ社会のために発揮してください。

志望動機が内定へのカギ

この応募者、スキルは高いが、志望動機が弱いからすぐに辞めそう」 転職時の採用担当者にとって志望動機は「採用するかしないか」の最後のひと押し。志望動機がしっかりしているかどうかで、合否が大きく変わってきます。 各企業の欲しい人材像に合わせて、自分の持っている動機を合わせるには、企業の文化や採用時の癖を知ることが重要です。そのようなネットでは手に入らない情報を持っているのが「転職エージェント」。転職エージェントは、志望動機や職務経歴書など、各企業へのアピールポイントを教えてくれます。 どの転職エージェントを使えばわからないという人は、Mayonezが口コミから調べた転職エージェントランキングをチェックしましょう!

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