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論語の名言集・ビジネスに使える論語名言・孔子の名言

更新日:2020年03月11日

マネジメント

論語は世界的な思想家孔子とその弟子たちの対話をまとめた言行録です。孔子は「仁」を重んじ、「君子」を目指すことを説いた。論語の名言には現代社会に役立つエッセンスがたくさん詰まっています。論語の名言からより良い人生の生きるためのヒントを一緒に学んでいきましょう。

ビジネスと聞くと「お金を稼ぐこと」にどうしてもとらわれがちです。しかし、理想的なビジネスとは自分や周りの人を幸せにするものでなければいけません。それをおろそかにしては、一時的にお金を儲けることができても、長くは続かないことでしょう。最後には自分からどんどん人が離れていくことになりかねません。 ここでは孔子が重んじた「仁」という思いやりの心が詰まった名言を紹介します。ぜひビジネスでの人間関係に生かしてみて下さい。 (書き下し文)出典 論語 第6 雍也(ようや)篇の第22番目 樊遅(はんち)、(一部省略)仁を問う。子曰わく、「仁者は先ず難(なや)んで後に獲(う)、仁と謂(い)うべし。」 (現代語訳)樊遅がまた、仁について質問した。孔子はおっしゃいました。 「仁という思いやりの心をそなえた人は、まず難しい仕事を行っておいてから、後で利益を納める。それが仁というものだ。」 自分の損得を抜きにして、周りの人のためになるように仕事の難題に率先して取り組むことで、長い目で見れば信用や評価や人望などの人生において大切なものを得ることができ、成功につながることを教えてくれる名言です。

「努力する心」を奮い立たせる論語の名言

人はみな生まれながらにして向上心が備わっていますが、長い人生の中でくじけてしまうときもあります。そんなときに、「努力する心」をもう一度奮い立たせてくれる孔子の名言をご紹介します。 (書き下し文)出典:論語 第14 雍也(ようや)篇の第20番目 子曰わく、「これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず。」 (現代語訳) 孔子はおっしゃいました。「物ごとを知っただけではそれを好む者に及ばない。好んだだけでは楽しむ者には及ばない。」と 孔子は年をとってもなお学問への意欲が旺盛であり、向上を楽しみとし憂いを忘れ、日々老いていくことに気づかないほどであったと伝えられています。もしあなたが今、努力すること自体が辛い状況であれば、もしかして物事を楽しむ心を忘れているのでしょう。 今一度立ち止まって自分自身と周りを見つめ直し、楽しむ心を思い出してみましょう。そうすれば自ずとまたやる気がわいてくるでしょう。

孔子の思想がよく分かる名言をピックアップ!

論語の名言において「子曰わく」と出てきたら孔子の発言ということです。論語では幾度もこの「子曰わく」が登場し、私たちに「君子」になるために実践すべきことについて教えてくれます。ここでは、その孔子の思想がギュッとつまった3つの名言をご紹介します。

孔子の名言その1「四十にして惑わず」

孔子の名言の1つに、孔子が自らの人生について簡潔にまとめたものがあります。 (書き下し文)出典:論語 第2章 為政篇の第4番目 子曰わく、「吾(われ)十有五(じゅうゆうご)にして学に志し、三十にして立ち、四十にして惑わず、五十にして天命を知る、六十にして耳順(した)がう、七十にして心の欲する所に従えども、矩(のり)を踰(こ)えず」 (現代語訳)孔子はおっしゃいました。 「私は十五才で学問を志し、三十才で自立し、四十才で物事の道理がわかり、心の迷いがなくなった。五十才には天から与えられた使命を自覚し、六十才で誰の言うことでも素直に聞けてすぐに理解できるようになり、七十才で自分の思いのままに行動しても、人の道を外れることがなくなった。」と かの大思想家孔子の一生ですから、われわれ現代人にとってもかなり参考になる箇所が多いことでしょう。自分自身の人生に照らし合わせて読むことで、今後の人生の方針についてヒントを得ることができることでしょう。

孔子の名言その2「仁」思いやりの気持ち

「仁」(じん)は簡単にいうと、思いやりの心のことです。論語の中でも孔子が特に重んじたのはこの「仁」であり、論語の名言の中で105回も登場しています。すでに上で紹介した名言の中にもいくつか出てきています。 (書き下し文)出典:論語 第7章 述而篇の第29番目 子曰わく、仁遠からんや。我仁を欲すれば、斯(ここ)に仁至る。」 (現代語訳) 孔子はおっしゃいました。「仁は人が生まれながらに与えられているもので、遠くに求めるものではない。したがって仁を実践しようと思えば、仁はただちに実現されるであろう。」と (書き下し文) 子曰わく、「剛毅木訥(ごうきぼくとつ)、仁に近し。」 (現代語訳)孔子はおっしゃいました。「剛(物事に恐れず、立ち向かう強さ)、毅(苦難に耐え忍ぶ強さ)、木(質実で飾らない)、訥(口数が少ない)なのは、最高の徳である仁に近い。」と この論語の名言は、「剛毅木訥」という四字熟語の元にもなっています。「仁」はすべての人間が生まれながらに備わっている力であり「剛毅木訥」を心がけることが「仁」に近づくことだと孔子は教えてくれます。

論語の名言は人生をより良く生きるための方針です

めまぐるしく変動する21世紀、たくさんの人たちが時代の波に翻弄されて、人生に迷いを抱くときもあれば、正しいことを貫いても時には反感を買い心がくじけてしまうこともあります。論語にちりばめられた名言の数々は、そんな私たちの迷いを吹き飛ばし、くじける心を奮いたたせ「人生をより良く生きるため」の方針を教えてくれます。 論語は、孔子が生涯をかけて弟子たちと戦乱の時代を歩みながら修めた「実践的な学問」です。学ぶだけでなく、生活やビジネスの場で積極的に活用し「君子」を目指してあなたの人生をより素晴らしいものにしていきましょう。

初回公開日:2017年09月18日

記載されている内容は2017年09月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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