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論語の名言集・ビジネスに使える論語名言・孔子の名言

更新日:2020年03月11日

マネジメント

論語は世界的な思想家孔子とその弟子たちの対話をまとめた言行録です。孔子は「仁」を重んじ、「君子」を目指すことを説いた。論語の名言には現代社会に役立つエッセンスがたくさん詰まっています。論語の名言からより良い人生の生きるためのヒントを一緒に学んでいきましょう。

論語の名言とは何を指すの?

論語は一言でいうと、孔子とその弟子たちの対話などをまとめた言行録です。この孔子と弟子たちの対話の内容が、いわゆる論語の名言として知られています。孔子はおよそ2500年前に中国の春秋時代で活躍した世界的に有名な思想家です。釈迦、イエスと並んで世界三大聖人と称されることもあります。 春秋時代はいわゆる戦乱の時代であり、様々な思惑を持つ者たちが権力の座を巡って激しい争いを繰り返し、民は搾取と飢えに苦しんでいました。貧しい家に生まれた孔子は当時の惨状を憂い「人間はどう生きるべきか?」について、生涯をかけて研究しそのための人材教育に身を捧げました。 論語の名言は、孔子の人間の本質をとらえた教えがたっぷりと詰まっています。2500年後の現代に生きる私たちにも「人生をより良く生きるため」のエキスを教えてくれます。

論語の名言集でもっとも有名なものを紹介

まずは、論語の名言集の中でもっとも知名度の高いものを1つご紹介します。論語の冒頭にあたる名言であり「小論語」とも言われ、論語の柱になる「基本三大要素」が詰まっています。ちなみに論語は第1の学而(がくじ)篇から第20の堯曰篇まで計20篇から成り立っており、全部で512の名言が記載されています。 (白文)出典:論語 第1 学而篇の第1番目(冒頭) 子曰、学而時習之、不亦説乎。 有朋自遠方来、不亦楽乎。人不知而不慍、不亦君子乎。 いきなり漢字だらけな文書が出てきて、戸惑われた方もたくさんいらしたのではないでしょうか。これから読み方と意味について順番に説明しますのでどうぞご安心ください。

論語の原文は白文で書かれています

論語は中国で誕生したため原文は白文で書かれています。白文は中国語の古典的な文章語で書かれており、日本人はそのまま読むことができません。現代中国人ですら、知識がないと読むのに苦労する文書です。では、私たち日本人が論語の白文を読むためにはどうすれば良いのでしょうか。

論語の白文に「訓読法」を適用したのが漢文です

日本ではこの白文を読むために、「訓読法」という方法を用います。「訓読法」とは、文体に符号(レ点、一二点など)などを付けることによって、日本語の語順で読解できるようにした画期的な方法です。白文に「訓読法」に沿って符号をつけたものが漢文です。 (漢文)子曰、学而時習(レ)之。不(二)亦説(一)乎。 有(レ)朋自(二)遠方(一)来。不(二)亦楽(一)乎。人不(レ)知而不(レ)慍。不(二)亦君子(一)乎。 ※レ点:レ点のついた漢字とその直後の漢字の順番を入れ替えて読む 一二点:二点のついた漢字を飛ばし、一点のついた漢字を読んでから、二点のついた漢字に戻る 漢文と聞けば、学生時代の国語の授業などでなじみ深いと感じる方が多くいるのではないでしょうか。

漢文をさらに読みやすくしたのが書き下し文です

漢文の状態でも、「訓読法」のルールをきちんと理解していないと読むことができません。そこで、漢文を日本語の順序に分かりやすく書き直したのが、書き下し文です。 (書き下し文) 子曰わく、「学びて時に之(これ)を習ふ、亦(また)説(よろこ)ばしからずや。 朋(とも)、遠方より来たるあり、亦楽しからずや。 人知らずして慍(いきどお)らず、亦君子ならずや。」 これでだいぶ日本語として読みやすくなったのではないでしょうか。

論語の名言はいったいどういう意味?

さて、この孔子の名言はいったい何を伝えたいのでしょうか。書き下し文ではまだ少し分かりづらいですので、現代語訳に直してみましょう。 (現代語訳) 孔子はおっしゃいました。「習ったことを機会があるごとに復習して実践することは、なんと嬉しいことでしょう。 友人が遠くから訪ねてきて語り合えることは、なんと楽しいことでしょう。世間が自分の努力を認めてくれなくても落胆しないのは、君子としてのありようだ。」と。これでだいぶわかりやすくなりましたね。 この章句、1行目では「学習」、2行目では「友人」、3行目では「君子」について触れています。 1行目:学習 孔子が生きた戦乱の時代において、志ある者でも学ぶことが困難な時代でした。その経験から学習できることが、いかに大切なのかを伝えようとしています。ここで言う学習とは、知識を高めるだけでなく、教養を深めるなど広い範囲での学びを指しています。 2行目:友人 孔子のもとで学んだ弟子たちは、中国各地から呼ばれて仕官するために旅経ちました。広い中国では一度離れると次の再会はとても困難であり、その困難を乗り越えて会いに来てくれるような友人を持つ大切さについて伝えようとしています。 3行目:君子 孔子は欲望の赴くままに不平不満ばかり言う人を「小人」と称し、未熟な人物として批判しました。そしてその対極とする究極な人格者を「君子」と称し、目指すべき人物として説いています。 まとめると、論語を通じて孔子がわたしたちに伝えたいのは「しっかりと学び、友人を大切にし、ともに君子を目指して励みましょう」ということです。この冒頭の名言以降、論語には約500もの名言が登場しますが、それらはすべて「君子」になるための具体的な方法について書かれているといっても過言ではありません。

戦乱の時代に生まれた論語の名言は現代社会で大活躍!

戦乱の時代に生まれた論語の名言は机上の空論ではなく、社会で行動するための実践的な手引書です。現代の社会人にとって論語を学ぶ利点は、ビジネスの場で生かせることや、生活での人間関係に生かせることなどが挙げられます。 ビジネスにおいて論語でいう「君子」とは良い上司、リーダーととらえることができます。論語の名言から「良きリーダー」になるための手法を学ぶことができます。日常の生活において「君子」とは理想的な両親やパートナーとしてとらえることができます。 それでは、明日からすぐに使える実践的な論語の名言をいくつかご紹介します。

ビジネスに役に立つ論語の名言

ビジネスや会社生活において、もっとも辛いと感じるのは大きなミスや失敗を犯してしまったときでしょうか。その辛い気持ちから立ち直らせてくれる名言を紹介します。 (書き下し文)出典:論語 第15章 衛霊公篇の第30番目  子曰く、「過ちて改めざる、是れを過ちと謂う。」 (現代語訳)  孔子はおっしゃいました。「過って改めないこと、これを過ちという。」と 長い人生に多少の過ちはつきものです。その過ちでクヨクヨして落ち込んで改善策を考えないことが一番の過ちだと孔子は教えてくれます。2500年前の思想家にこのように言ってもらえると「落ち込んでいる場合じゃない!」と頑張ろうとする気力が沸いてくるでしょう。

ビジネスにおける思いやりの大切さを教えてくれる論語の名言

初回公開日:2017年09月18日

記載されている内容は2017年09月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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