車へのコンセントの取り付け方法｜電圧変換の注意点

インバーターを買った人で良くある不満に「ファンの音がうるさい」があります。インバーターは電圧を変えて、更に交流にしますので、その際に大きな熱を発します。そのためにファンが必要なのですが、意外と回転音にうるさい製品があります。 うるさいと感じるのは個人差がありますので難しいところがありますが、ファンの音が嫌な人は、ファンなしの製品をします。電力は小さいものに限られますが、まったく音がありません。でも大きな消費電力の電気製品は使えませんので、ファンありとなしの製品どちらも揃えるのが良いでしょう。

インバーターを使う場合に限らず、車のバッテリー電圧は常にチェックすると良いでしょう。バッテリーには寿命があり、寿命が近づくと電圧が下がってくるからです。

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写真の電圧計は、シガーソケットに差し込むだけで使えます。電圧だけでなく温度も測定できますし、USBの出力まであります。 インバーターを使って電気を使い過ぎると電圧は下がってきますし、バッテリーが弱ると電圧は下ってきます。バッテリー上がりを防ぐ意味からも、電圧計を用意すると良いでしょう。

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インバーターの紹介をしてきましたが、インバーター自体の仕様にも注意が必要です。

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まず、交流について考えます。交流は1秒間に+ーが50もしくは60回入れ替わる電流です。これをオシロスコープで見ると、きれいな正弦波(サイン波)になります。 (※写真は正弦波のイメージであり、実際の家庭用コンセントの波形ではありません)

インバーターは、直流を交流に作り替えなければなりません。その変換するための処理は複雑です。 そのため、完全な正弦波を実現するインバーターは価格が高く、完全な正弦波ではない疑似的な交流を作り出すインバーターは価格が安いです。どちらを選ぶかは、使用する電気製品を考慮する必要があります。

電気製品の中には、完全な正弦波でないと動作しないものがあります。例えば、マイコン制御の入った電気製品や、電気毛布のような電気の調節がある製品も動作しないようです。 よって、正弦波に対応したインバーターがですが、価格は高いです。使用する電気製品が構造の簡単なものであれば、正弦波でない安い価格のインバーターでも良いでしょう。

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家庭用コンセントがオプションで用意された車があります。その場合は違和感なくコンセント口を付けることができます。 それに対し、純正オプションにコンセントがない場合はどうでしょうか。付けるとしたら、ダッシュボード上にオプションで用意されているスイッチの空いている部分に、コンセント口を持ってくる方法が良いです。