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間違いも多い「の方」の意味と敬語表現・使い方と例文

更新日:2024年01月27日

敬語表現

「の方という言い方は間違えってホント?」「の方を使うと目上の方に失礼なの?」ついつい口癖になってしまう「の方」という言い方ですが、あなたも間違えに気付かずについつい使っていませんか?今回はこの「の方」といい方や間違って使いがちな言葉について解説していきます。

「の方」は比較する二つの物がある場合に使う言葉

「の方」の意味で解説しましたが、「の方」には比較する二つの物がある場合に比較をする時に使う言葉です。例えば上司に「こちらの方の書類にサインをお願いします。」とお願いした場合は間違った使い方です。この場合書類は1つです。1つしかない物に「の方」と付けるのはおかしいのです。そのためこのような使い方をしていると上司から細かい注意を受ける事になるでしょう。

比較する物がなく1つの物を示す時に使うのは違和感を感じる

「の方」を使う時二つ以上の物がある場合は問題ありません。ただ1つしかない物に対して使うのは違和感を感じてしまうのです。そのため言葉遣いに厳しい方からは手厳しく注意されてしまうのです。

「の方」は言わなくても良い

つまり比較できる対象が二つ以上ない場合は「の方」は言わなくても良いのです。例えば上司に書類のサインを求める場合も「こちらの書類にサインをお願いします。」といえば何も注意される事はありません。口癖になっている方は「の方」を付けないように気を付けて行けば良いでしょう。

コンビニや飲食店の接客用語は間違いだらけ

コンビニや飲食店に良くいく人は聞き慣れてしまい違和感を感じなくなっていると思いますが、コンビニや飲食店の接客用語は実は間違いだらけなのです。まずはその間違いだらけのコンビニと飲食店の接客用語についてお話していきます。

コンビニや飲食店でよく聞く言葉「~の方」も間違った使い方

コンビニで「お弁当にお箸の方お付けしますか?」のような接客の言葉をよく耳にします。この言葉遣いの「の方」の使い方は間違った使い方です。先ほども説明したように「の方」は二つの物を比較する場合に使うのが正しい使い方です。この場合、比較する物はなく「お箸」という一つの物に対して話をしているので間違った使い方です。

他にもこんなにあるの?「の方」と同じく間違って使いがちな言葉

他にも「の方」と同じように間違って使いがちな言葉があります。あなたもビジネスシーンでこうした間違った言葉を使っていませんか?それではそんな間違って使いがちな言葉をご紹介していきます。

①こちらのお色でよろしかったでしょうか?

「~よろしかったでしょうか?」という言い方は何かを選ぶときなどについつい使ってしまう言葉です。正しくは「こちらのお色でよろしいでしょうか?」というのが正しい使い方ですので気を付けましょう。

②制服はご自分でご用意していただくかたちになります

「~かたちになります」という言い方は間違いです。かたちになるという言い方は物体の形状に対する言葉なのでこの場合は制服を用意するという話をしているので形に関する話ではありません。なのでこの場合は正しくは「制服はご自分でご用意をお願いしております」と表現するのが正しいですので気を付けましょう。

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初回公開日:2017年08月01日

記載されている内容は2017年08月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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