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間違いも多い「の方」の意味と敬語表現・使い方と例文

ビジネスマナー

「の方という言い方は間違えってホント?」「の方を使うと目上の方に失礼なの?」ついつい口癖になってしまう「の方」という言い方ですが、あなたも間違えに気付かずについつい使っていませんか?今回はこの「の方」といい方や間違って使いがちな言葉について解説していきます。

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「の方」の意味

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コンビニや飲食店に行った時に従業員の接客用語でよく聞く言葉の一つに「こちら1000円の方のお返しです」など「~の方」という言葉を良く耳にします。「の方」という言葉には一体どういう意味が含まれているのでしょうか。「の方」の意味について解説していきます。

①だいたいの方向や方角を示す時に使う言葉

「の方」の意味1つ目「だいたいの方向や方角を示す時に使う言葉」です。使い方は「新宿はここから北の方にあります」や「その店ならあっちの方にあります」のような使い方をします。方角や道を指し示す言い方と一緒に使います。ただ正確にしめすわけではなくだいたいの方向を示す時に使われる事が多いです。

②漠然とした表現をする時に用いる言葉

「の方」の意味2つ目「漠然とした表現をする時に用いる言葉」です。この場合、様々な物事に対して付ける事ができます。例えば、コンビニにおける接客で「お箸の方はお付けしますか」や「お仕事の方は順調ですか?」のような説明を省いた漠然とした表現をする時に使われています。

③二個以上の物がある時に比較する時に使う言葉

「の方」の意味3つ目「二個以上の物がある時に比較する時に使う言葉」です。例えば二つの商品がある場合に「こちらの方のパソコンはハイスペックPCです。」「こちらの方のパソコンはネットゲームはできません。」のような言い方の時に使います。

④物事の手順や方法について表現する時に使う言葉

「の方」の意味4つ目「物事の手順や方法について表現する時に使う言葉」です。例えば「詮方ない」の方はこの意味と同じです。ちなみに「詮方ない」とはなすべく方法がない事を意味しています。

⑤様子や状態を示す時に使う言葉

「の方」の意味5つ目「様子や状態を示す時に使う言葉」です。人や物などの物体がどのような状態であるのかを「の方」と示す事ができます。例えば「喪中の方」の様な現在の状態や様子を示すよ気に使う事ができます。

「の方」は目上の方への敬語として正しい?

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「の方」は目上の方への敬語として正しい言葉なのでしょうか。解説していきます。

「の方」は正しくない敬語 目上の方には使わない

結論から言って「の方」は目上の方には使わない方が良いでしょう。

「の方」が正しくない敬語である理由

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「の方」は比較する二つの物がある場合に使う言葉

「の方」の意味で解説しましたが、「の方」には比較する二つの物がある場合に比較をする時に使う言葉です。例えば上司に「こちらの方の書類にサインをお願いします。」とお願いした場合は間違った使い方です。この場合書類は1つです。1つしかない物に「の方」と付けるのはおかしいのです。そのためこのような使い方をしていると上司から細かい注意を受ける事になるでしょう。

比較する物がなく1つの物を示す時に使うのは違和感を感じる

「の方」を使う時二つ以上の物がある場合は問題ありません。ただ1つしかない物に対して使うのは違和感を感じてしまうのです。そのため言葉遣いに厳しい方からは手厳しく注意されてしまうのです。

「の方」は言わなくても良い

つまり比較できる対象が二つ以上ない場合は「の方」は言わなくても良いのです。例えば上司に書類のサインを求める場合も「こちらの書類にサインをお願いします。」といえば何も注意される事はありません。口癖になっている方は「の方」を付けないように気を付けて行けば良いでしょう。

コンビニや飲食店の接客用語は間違いだらけ

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コンビニや飲食店に良くいく人は聞き慣れてしまい違和感を感じなくなっていると思いますが、コンビニや飲食店の接客用語は実は間違いだらけなのです。まずはその間違いだらけのコンビニと飲食店の接客用語についてお話していきます。

コンビニや飲食店でよく聞く言葉「~の方」も間違った使い方

コンビニで「お弁当にお箸の方お付けしますか?」のような接客の言葉をよく耳にします。この言葉遣いの「の方」の使い方は間違った使い方です。先ほども説明したように「の方」は二つの物を比較する場合に使うのが正しい使い方です。この場合、比較する物はなく「お箸」という一つの物に対して話をしているので間違った使い方です。

他にもこんなにあるの?「の方」と同じく間違って使いがちな言葉

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他にも「の方」と同じように間違って使いがちな言葉があります。あなたもビジネスシーンでこうした間違った言葉を使っていませんか?それではそんな間違って使いがちな言葉をご紹介していきます。

①こちらのお色でよろしかったでしょうか?

「~よろしかったでしょうか?」という言い方は何かを選ぶときなどについつい使ってしまう言葉です。正しくは「こちらのお色でよろしいでしょうか?」というのが正しい使い方ですので気を付けましょう。

②制服はご自分でご用意していただくかたちになります

「~かたちになります」という言い方は間違いです。かたちになるという言い方は物体の形状に対する言葉なのでこの場合は制服を用意するという話をしているので形に関する話ではありません。なのでこの場合は正しくは「制服はご自分でご用意をお願いしております」と表現するのが正しいですので気を付けましょう。

③了解です/了解しました

「了解~」という言葉には敬意が込められていません。いくらそこに「です」や「しました」のような表現を付けて敬語の様に丁寧な表現しても敬語にはならないため、正しくは「承知いたしました」と表現するのが正解です。

④部長は本日はお休みを頂いてます

このような言い方は、社外の方に対して電話などで説明する時に使う事があると思います。この使い方のおかしな所は、社外の方に対して自社の部長に遜った言い方をしている事です。休みの前に「お」を付けたり「頂いてます」はおかしいのです。そのため正しい表現は「部長は本日は休みをとっております」と説明するのが正しい表現です。

⑤こちらが雇用契約書になります

「~なります」という表現もつい使ってしまいがちです。なりますという表現は何かが何かに変化する時に使う言葉です。例えば将棋の駒で言えば歩が金になる事ができます。それを成るといいます。 つまり、歩から金になるのは変化しているので問題ない使い方ですが、雇用契約書はもとから雇用契約書という書類ですのでなんの変化もありません。この場合は、「こちらが雇用契約書でございます」と表現するのが正解です。

⑥そうですよね/そうですね

「そうですよね」や「そうですね」は普通に通常の会話に使う分であれば問題ありませんが、ビジネスの場で目上の方に使う場合はよくありません。もう少し丁寧な表現に変えると良いでしょう。正しく表現すると「さようでございます」と表現するのが正しいです。ついつい口癖になりがちなので気を付けましょう。

⑦いえいえとんでもございません

「いえいえとんでもございません」も間違っています。「とんでもない」で一つの言葉の表現のため「ない」の部分を強引に「ございません」と変化させることはできないのです。そのため「いえいえとんでもございません」と表現する所を正しくは「いえいえとんでもない事でございます」が正解なのです。

喪中の方とは?喪中の方の意味

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喪中の方とは一体どういう意味のある言葉なのでしょうか。解説していきます。

喪中とは 家族や親族が亡くなり喪に服す期間

喪中とは家族や親族が亡くなり喪に服す期間の事を意味しています。喪に服すとは亡くなった方を弔う事です。基本的には死後1年間の事を意味していますが、宗派や亡くなった方との関係により喪中の期間は変わります。

喪中の方への寒中見舞いとは?喪中の方への寒中見舞いの意味

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喪中の方への寒中見舞いとは一体どういう意味の言葉なのでしょうか。解説していきます。

寒中見舞いとは1月5日から2月4日までの間に出す挨拶状

喪中は家族や親族が亡くなり喪に服す期間を意味していました。では、寒中見舞いとはなんでしょうか。寒中とは1月5日から2月4日までの間に出す挨拶状の事を意味しています。その期間に出すので寒中見舞いと言います。

喪中の方への寒中見舞いの正しい使い方と例文

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喪中の方への寒中見舞いを出す場合の例文をご紹介しておきます。参考にしてみましょう。

例文①

ご服喪中と存知、年頭のご挨拶はご遠慮させていただきました。太郎様がご逝去なさって2ヶ月、ご家族の皆様はお寂しい毎日をお過ごしのこととお察しいたします。太郎様には生前は大変お世話になりましたが、お返しもできずにお別れすることになってしまいご冥福をお祈りするばかりでございます。寒さが募る時期でございますのでくれぐれもご自愛くださいますようお祈り申し上げます。

例文②

寒中お見舞い申し上げます。太郎様ご逝去のこと、存じ上げなかったこととはいえ、新年のご挨拶を申し上げ失礼いたしました。謹んで哀悼の意を表します。寒い日が続きますが、お身体を大切にお過ごしください。

例文③

このたびは太郎様がご逝去との由を承り、驚いております。ご家族の皆様はお寂しくご越年のこととお察し申しあげます。平素ご無沙汰をしておりますばかりに、太郎様のご逝去の報に接し誠に驚いております。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。時節柄、寒さが募る時期ですのでどうぞ御身大切にお過ごしください。

「の方」の正しい表現を習慣付けをしていこう

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今回はついつい口癖になってしまう言葉「の方」や間違って使ってることを気づかずに使っている言葉について解説してきました。「の方」の意味では「の方」は方向や方位や漠然とした表現をする時や二個以上のあるものを比較する時に使う言葉や様子や状態を表す言葉ですので覚えておきましょう。 「の方」を目上の方に使う場合は「の方」という表現は使用しないで表現する方が正しい表現方法です。他にもたくさんある間違った言葉では「なります」や「かたちになります」のような表現も間違った表現です。あまりにも日常的に使っている人が多いので意識して直していきましょう。 最後に喪中の方への寒中見舞いの例文では喪中の意味や寒中見舞いの意味とその例文をご紹介してきました。実際に送る際の参考にして見てください。「の方」という表現は使いなれてしまうとついつい癖になってしまうので間違った表現が口癖になる前に正しい表現を習慣付けしてこれからの生活に活かしていきましょう。

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