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本田宗一郎の名言と格言集・本田宗一郎の生い立ちと性格

更新日:2020年06月15日

マネジメント

本田宗一郎を知っていますか。ロボットのアシモやジェット機までも造る自動車メーカーホンダの創業者です。出世城のある浜松から世界へと大きく羽ばたいていったホンダを創り上げた宗一郎の生い立ちと性格、そして様々な場面で残した数々の名言・格言を詳しく紹介しています。

本田宗一郎の性格

熱意と独創性

本田宗一郎は、創意工夫の才に長け、熱意と執念のあるエンジニアでした。ピストンリングに目をつけ、その製造に乗り出した時には、技術的問題を解決するために、浜松高等工業で学びながら、金属工学の研究に2年間も費やしました。顔つきが変わってしまうほどに打ち込んでいたといいます。 また、戦時中に女子挺身隊が工場で働くようになると、オートメーションのピストンリング製造機を考案したり、そして、飛行機の木製プロペラ自動切削機を考案するなど、多くの独自の機械を作り出しました。戦後に販売した自動二輪車ドリームDでは、クラッチレバーをなくして、足で操作する半自動クラッチシステムを採り入れるなど、独創性に富んだ発明をしました。 本田宗一郎は、人の真似をするのが大嫌いで、初期の頃は、やむを得ず他社の技術をまねざるを得ないことがあったのですが、その時でさえも独創的な技術を必ず付け加えたといいます。

自分のやりたいことをやる

本田宗一郎は、自分の嫌いなことは無理してやることはないと考える人でした。不得手で嫌なことをしても仕方がない、得意なことをやるからいいんだと考えていました。お金儲けを第一に考えず、まずは好きなことをするような人でした。 終戦後、宗一郎は東海精機重工業の株主だったトヨタ自動車から、トヨタ向けの部品製造の事業話を持ち掛けられると、あっさりと断りました。戦時中はトヨタが株主だったのでいろいろと仕方なく言うことを聞いたが、これからは自分の好き勝手にやると、やりたいことが見つかるまで遊び暮らすことを選びました。それが、「人間休業」でした。

権力や統制が嫌い

本田宗一郎は、権力や統制など、上から威張って命令されるのが嫌いな人でした。戦争が終わったときには、「軍が威張りくさる時代が終わってよかったな」と周囲に漏らしていたといいます。そして、戦後には、自社の経営や活動に口を挟もうとする通商産業省の官僚たちと対立していきました。 また、宗一郎は社長は偉くもなんともないと言って、威張ることはありませんでした。宗一郎は、社長や部長は命令系統をはっきりさせる記号にすぎないと皆に語っていました。 ある時、ある工場に視察に行ったとき、作業着を着て工場内を歩いていると、「おい、おっさん、何ポケットに手を突っ込んで歩いてんだ! こけたら危ないだろう!」と若い作業員に注意されたといいます。すると、宗一郎はそれを怒るどころか、その後すぐに会社のつなぎ(作業服)からポケットをなくしたといいます。社長として威張り散らしていないことが窺える話です。

周りへの配慮

本田宗一郎は、他人や周囲への配慮を欠かさない性格の人でした。それは、子供の頃に父儀平から、「人に迷惑を掛けてはいけない」と厳しく教えられてきたからです。 宗一郎は、南青山の本社ビル「ホンダ青山ビル」を新築する際、「万が一地震が起こったときに、割れたガラスが歩道を歩く人に降りかからないようにしなさい」と指示しました。その結果、ビルの全フロアの窓の外にはバルコニーがつけられました。 また、他人に迷惑を掛けないという強い想いから、「クルマ屋のおれが葬式を出して大渋滞を起こしちゃあ申し訳ない」と、生前から周囲の人たちに葬式に配慮するよう伝えていたといいます。その結果、宗一郎の社葬は執り行われず、『お礼の会』が催されることになりました。

本田宗一郎の名言と格言のまとめ

本田宗一郎の残した名言と格言は、非常に多くあります。宗一郎の人間性と考え方がよく現れていて、心に響くものばかりです。その素晴らしい名言と格言のすべてを、ここでご紹介することはできませんが、できるだけ多くのものを、大まかに分けてまとめてみました。

人間と社会についての名言と格言・その1

本田宗一郎の名言・格言(1):「人生は冒険、仕事も冒険、そして生きるのも冒険だ。」 本田宗一郎の名言・格言(2):「人間というものは、面白いものであり、不思議なものであり、必要のない人間というのはいないのである。」 本田宗一郎の名言・格言(3):「チャレンジしての失敗を恐れるな。何もしないことを恐れろ。失敗が人間を成長させると私は考えている。失敗のない人なんて本当に気の毒に思う。」 本田宗一郎の名言・格言(4):「人間が進歩するためには、まず第一歩を踏み出すことである。長い目で見れば人生にはムダがない。」 本田宗一郎の名言・格言(5):「何かを深く信じれば、誰でも自分の中に大きな力を見つけだし 自分を乗り越えることができる。」 本田宗一郎の名言・格言(6):「『得手に帆を揚げて』とはよく言ったもので、得意な道を一生懸命に打ち込んでおりさえすれば、チャンスは必ずある。」

人間と社会についての名言と格言・その2

本田宗一郎の名言・格言をします。「人に迷惑をかけるような行為は若さの特権でも何でもない。これはおろか者だ。」「僕らの若い頃も『今どきの若い奴らは……』とよく言われたよ。でも、こんなものそれほど気にすることはないよ。結局、若い時に何をしたかが大事なんじゃないか。」 「若いうちに苦労することを避けちゃいかん。肉体的にも精神的にも耐えられるのは若いうちだ。若い時にキレイな仕事に就いているより、苦労の多い、人の嫌がる仕事をしてきた方が、幅のある人間になる。」などです。

人間と社会についての名言と格言・その3

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初回公開日:2017年09月30日

記載されている内容は2017年09月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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