コンビニ業界の人気企業ランキング(業績・平均年収ランキング)

日常生活において、なくてはならない存在となったコンビニ。コンビニ業界に興味がある方、また就職を検討している方に向けて、今回はコンビニ業界で売り上げや年収が高い、人気企業のランキングをご紹介していきます。業界研究の参考にしてみて下さいね。

コンビニ業界企業ランキング:業績ランキング

コンビニ業界は、大手企業がシェアを独占している状態が続いており、他の企業界と比較すると、企業の数は少なめです。しかし、その少ない中でも、誰でも社名を知っている大手企業から、着実な売り上げで成績を伸ばしている中小企業まで、さまざまな企業が奮闘しています。今回は、年収や売上高が公開されているコンビニ企業のみ、ランキングとしてご紹介していきます。

業界でも高い業績を残している、コンビニ業界企業を見ていきましょう。企業の人気や魅力は、業績や売り上げ高だけでは判断できません。しかし、その企業に将来性があるかどうかの判断材料として、研究しておいて損はない情報ですよ。

以下は、2011年の各コンビニの売上高ランキングです。
•1位:セブン・イレブン・ジャパン
•2位:ローソン
•3位:ファミリーマート
•4位:サークルKサンクス
•5位:ミニストップ
•6位:デイリーヤマザキ
•7位:セイコーマート
•8位:スリーエフ
•9位:ポプラ
•10位:JR東日本リテールネット
•11位:ココストア
•12位:セーブオン

引用元「コンビニエンスストア(※1)」

業績ランキング1位:セブン・イレブン・ジャパン

1位は、セブン&アイ・HDが運営している、セブン・イレブンでした。独自のブランドや便利で手軽なお惣菜などの新商品・新サービスの人気が高く、首位を独占しています。

業績ランキング2位:ローソン

2位のローソンも、セブン・イレブンの売上高よりは低いものの、業界内では十プクラスの高い業績を残しています。

業績ランキング3位:ファミリーマート

3位のファミリーマートも、ローソンとは僅差の業績でした。尚、3位のファミリーマートと4位のサークルKサンクスは、2016年9月に経営が統合される予定です。(2016年5月18日現在)(※2)これにより、コンビニ業界の勢力図がどのように変わっていくのか、各業界が注目しています。

もう1つ、各コンビニの店舗数ランキングをご紹介していきます。コンビニには、展開している店舗数が多い地域や精力的に強い地域が、各社ごとに存在しますが、全国的な店舗数の順位は、以下のようになっています。
•1位:セブン・イレブン・ジャパン
•2位:ローソン
•3位:ファミリーマート
•4位:サークルKサンクス
•5位:ミニストップ
•6位:デイリーヤマザキ
•7位:セイコーマート
•8位:スリーエフ
•9位:ポプラ
•10位:JR東日本リテールネット
•11位:ココストア
•12位:セーブオン

引用元「コンビニエンスストア(※1)」

ランキングからも分かるように、売上高と同様の結果となりました。このようなデータから、コンビニ業界では、店舗数と売上高は直結していると考えられます。業界研究をしている方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

コンビニ業界企業ランキング:平均年収ランキング

売上高・店舗数のランキングでは、セブン&アイ・HDが運営している、セブン・イレブンが1位でした。それでは、社員の平均年収ランキングでは、どのような結果になるのでしょうか?

コンビニ業界で平均年収が高い企業のランキングは、以下のようになっています。
•1位:セブン&アイ・HD
•2位:ファミリーマート
•3位:ローソン
•4位:ミニストップ
•5位:山崎製パン
•6位:スリーエフ
•7位:ポプラ

引用元:「年収ラボ(※3)」

上記は、平成26年7月~平成27年6月までの、コンビニ業界各社の平均年収です。企業数としては、7社以上存在しますが、今回は金額が明確になっている企業のみのランキングを参考に、考察していきます。

注目すべきは、セブン&アイ・HDが平均年収を含め、全てのランキングで1位を獲得したことです。勢いのあるコンビニ業界の中でも、特に安定している印象を受けます。

また、ファミリーマートとミニストップは、経営統合によりどのようになるのか、気になるところ。平均年収もまた、経営統合により上がるのでしょうか?コンビニ業界について業界研究をしている方は、今後の動向に注目ですね。

平均年収ランキング1位:セブン&アイ・HD

1位は、売上高・店舗数ランキングでも首位を独占していた、セブン・イレブンで有名なセブン&アイ・HD。平成26年~平成27年の平均年収は、718万円でした。全ての業界の平均年収から算出した2015年の一般的な平均年収は、440万円なので、かなりの高年収と言えます。(※4)

平均年収ランキング2位:ファミリーマート

2位は、売上高・店舗数ランキングでは3位だったファミリーマート。平均年収は648万円でした。こちらも、一般的な平均年収と比較して、とても高い年収となっています。

平均年収ランキング3位:ローソン

業績ランキングでは2位だったローソンは、平均年収ランキングではファミリーマートに逆転を許し、3位となりました。しかし、ローソンの平均年収は644万円となっており、2位のファミリーマートとは殆ど差がないと言えるほどの僅差でした。

ちなみに、4位のミニストップが552万円、続くヤマザキ製パンが559万円となっています。6位のスリーエフが507万円、7位のポプラは398万円でした。

顧客の奪い合い・中小企業の淘汰・海外進出等の課題を抱えているコンビニ業界

いかがでしたでしょうか?今回は、コンビニ業界の売上高や店舗数、平均年収のランキングをご紹介しました。3つのランキングは、ほとんど同じような結果になっていたことから、コンビニ業界の勢力図がはっきりと見えてくるかと思います。

全てのランキングで1位を獲得したセブン&アイ・HDを中心に、人気が高く勢いのある印象を受けるコンビニ業界。しかし現在、大きな転換期に突入していると言われています。

コンビニ業界が現在抱えている課題の1つに、「大手企業と中小企業の格差」があります。売り上げを順調に伸ばし続けている大手企業では、POSシステムなどのIT投資を十分に行うことができるので、効率的に人気が出そうな商品を開発することが可能です。一方で、中小企業の場合は、大手企業程の売り上げが得られず、それによりIT投資も満足に行うことができない為、新商品の開発も滞りがちになっています。その結果、商品力で大手企業に差を付けられ、ますます格差が広がるのではないかと懸念されています。今後は、コンビニ業界の中小企業が淘汰されていく時代が訪れるかもしれません。(※5)

また、日本ではほぼ全国に各社の店舗が存在しており、今後は新規で出店するのが難しくなると言われています。そこでコンビニ業界が目をつけたのが、海外進出。既に、セブン&アイ・HDやファミリーマート、ローソンなどは、アジアを中心とした海外にも進出しています。海外進出はまだ始まったばかりなので、各社の勢力図は国内のように決定的なものにはなっていません。今後、どの企業に軍配が上がるのか、また業界売上高上位3位以外の企業も海外進出をするのか、コンビニ業界各社の動向に注目が集まっています。(※6)

人々の生活に密着し、子供から高齢者という幅広い層にまで根強い人気を誇るコンビニ業界は、日常生活になくてはならない存在です。コンビニ業界への就職を考えるなら、今後も業界研究は欠かせません。これからのランキングや動向から、目が離せませんね。

より詳しく、コンビニ業界の動向をチェックしたい方はぜひこちらの本も合わせてチェックしてみてください!