石油業界で人気の企業ランキング(業績・平均年収ランキング)

今回は、石油業界への就職を検討している方や業界研究をしている方に向けて、石油業界企業に関する2種類のランキングをご紹介していきます。人気企業や老舗企業が多数登場するので、業界研究の一環として、ぜひお役立て下さい!

石油業界企業ランキング:業績ランキング

始めに、石油業界企業の業績ランキングをご紹介していきます。

皆さんがいつも使っている石油は、どこの企業のものなのでしょうか?また、石油業界で市場や経済に対して影響力を持っている企業は、どこなのでしょうか?ランキングを通して見ていきましょう。

以下は、平成26年7月~平成27年6月までの、石油業界企業の売上高を元にしたランキングです。平成25年~平成26年にかけて、28兆9939憶円(※1)もの巨大な市場規模を持っていた石油業界ですが、その内訳はどのようになっているのでしょうか?

・1位:JXホールディングス
・2位:出光興産
・3位:東燃ゼネラル石油
・4位:コスモ石油
・5位:昭和シェル石油
・6位:国際石油開発帝石
・7位:三愛石油
・8位:富士石油
・9位:石油資源開発
・10位:富士興産
・11位:日新商事
・12位:東亜石油

引用元:「年収ラボ(※2)」

他の業界と比較して大変大きな市場規模を誇っている石油業界ですが、企業の数は少なめ。少ない企業で巨大な市場を動かしている、少数精鋭派という印象を受けます。

全体を通して1位のJXホールディングスの売上高は、他の企業と比較しても断トツと言える非常に高いものでした。また、2位~6位までの企業の業績も、1兆円を越えており、1つの企業の売上高としては、非常に高い業績です。

しかし、石油業界企業の全体的な業績の傾向は、横ばい~減少傾向となっており、今後は減少した業績を各社がそれぞれに回復していけるかどうか、注目していく必要がありそうです。

それでは、3位までの業績について、詳しくご紹介していきますね。

・業績ランキング1位:JXホールディングス

業績ランキング1位に輝いたのは、巨大な石油業界市場で独走し続けている、JXホールディングスでした。売上高は、9兆1164憶円となっており、他の業界の企業を含めても、断トツと言える金額です。しかし、JXホールディングスの業績は減少傾向。前年度にあたる平成25年~平成26年の売上高が10兆7457憶円(※1)だったことを考えると、1兆円以上も減少していることになります。JXホールディングスは、JXグループの持株会社で、石油事業の他には金属事業も手掛けています。(※2)

・業績ランキング2位:出光興産

続いて、石油業界の業績ランキング2位となったのは、出光興産。売上高は4兆6297憶円でした。2位という順位ではありますが、1つの企業の業績としては、充分な好業績と言えるでしょう。しかし、出光興産の業績もまた、減少傾向にあります。平成25年~平成26年の売上高は、5兆349憶円(※1)。約4000憶円も減少しています。出光興産は、石油元売り会社としては大手で、高機能樹脂などの分野にも強い企業です。(※2)

・業績ランキング3位:東燃ゼネラル石油

売上高3兆4510憶円で石油業界企業の業績ランキング3位にランクインしたのは、東燃ゼネラル石油でした。業績が減少傾向にある1位2位ですが、東燃ゼネラル石油の業績は、横ばい~微増傾向となっています。東燃ゼネラル石油の前年度の売上高は3兆2411憶円でした。1年間で2000憶円前後も業績が伸びています。東燃ゼネラル石油は、エクソンモビール系企業で、エッソやモビールに製品を供給しています。(※2)

石油業界企業ランキング:平均年収ランキング

次に、石油業界企業の平均年収ランキングをご紹介していきます。

以下は、平成26年7月~平成27年6月までの、石油業界企業の平均年収を参考にまとめられたランキングです。業界研究をしている方は、業績ランキングの結果と比較してみることをおすすめします。各企業の順位の変動などに注目して、年収が高い企業の特徴や法則を探してみましょう。

・1位:JXホールディングス
・2位:昭和シェル石油
・3位:国際石油開発帝石
・4位:東燃ゼネラル石油
・5位:出光興産
・6位:石油資源開発
・7位:富士石油
・8位:東亜石油
・9位:コスモ石油
・10位:三愛石油
・11位:富士興産
・12位:日新商事
引用元:「年収ラボ(※2)」

石油業界企業の平均年収は、全体を通して高額な印象を受けます。労働者の標準と言われる年収の金額を、大幅に越えている企業が多数存在します。ちなみに、業界や役職、年齢などに関係なく統計された、2015年の労働者の平均年収は、440万円(※3)。一方で、石油業界企業の場合、ランキング12位の日新商事の平均年収が514万円となっており、標準的な金額とされている440万円を、大幅に上回っています。石油業界企業の場合は、ランキングに登場した全ての企業の平均年収が、標準以上というわけです。

・平均年収ランキング1位:JXホールディングス

業績ランキングで1位だったJXホールディングスは、平均年収ランキングでも1位に輝きました。その金額は1067万円と、1000万円を軽々と超えています。しかし、前年度のJXホールディングスの平均年収が1157万円(※1)であることを考えると、約90万円も減少していることになります。JXホールディングスは、圧倒的な売上高で業績ランキング首位に輝いていましたが、業績に関しても減少傾向にあります。今後は、減少している売上高を回復させて、平均年収も上昇傾向に転じていけるかどうかが、気になるところです。

・平均年収ランキング2位:昭和シェル石油

業績ランキングでは5位だった昭和シェル石油が、平均年収940万円で2位にランクインしました。2位ではありますが、上記でご紹介した440万円という標準的金額よりも500万円以上も高い金額となっています。充分な高額年収と言えるでしょう。また、平成25年~平成26年の昭和石油の平均年収は、935万円。わずかではありますが、増加傾向となっています。昭和シェル石油は、ロイヤル・ダッチ・シェルグループの企業で、石油元売り大手です。(※2)

・平均年収ランキング3位:国際石油開発帝石

続いて、平均年収ランキング3位に入ったのは、国際石油開発帝石。平均年収は939万円でした。2位の昭和シェル石油とは、なんと1万円差となっており、非常に僅差です。国際石油開発帝石は、2006年に国際石油開発と帝国石油が統合して誕生した企業。2008年に、現在の社名に変更となりました。(※2)

石油業界の今後

他の業界圧倒するほどの巨大な規模の市場を持つ石油業界。平均年収も高く、誰もが社名を知っている人気・大手企業も多数ありますが、順風満帆というわけではありません。

少子化が進むことによる国内の人工減少や、環境への配慮、石炭・石油といった化石燃料の衰退など、複数の課題を持っています(※1)。今後の石油業界は、これらの課題や問題をいかに解決していけるかによって、将来性が大きく左右されることになるでしょう。

ランキングと合わせて、業界の動向・課題も知り、各企業がどんな取り組みをしているのか、企業研究にも役立てましょう。こちらの記事がおすすめです。

[参考資料・引用元]
※1「業界動向.SEARCH.COM
※2「年収ラボ
※3「平均年収ランキング2015

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