マネーフォワードなら世の中を変えられる -3人のエンジニアがこの場所を選んだ理由

注目のプロダクトを生み出すベンチャー企業で、エンジニアはどのような働き方をしているのでしょうか。今回は"自動家計簿・資産管理サービス"でお金の管理を変える「マネーフォワード」に訪問!エンジニアとして最前線で働く村橋さん・鈴木さん・山下さんに入社の経緯、開発のこだわり、ビジョンなどを語っていただきました。

プロフィール(左から)
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■鈴木 信太郎さん
2005年   国立長野高専電子情報工学科卒業
2010年1月 KLab株式会社に入社。ソーシャルゲーム基盤開発を経て、数タイトルの開発リーダーを担当。
2013年3月 株式会社カカクコムに入社。新規事業立ち上げを担当。
2015年2月 マネーフォワードに入社。開発リーダー。
■村橋 健一さん
2016年3月 マネーフォワードに入社。Ruby、Railsエンジニア。
個人では、Tachikoma.ioの運営も行う。
■山下 学人さん
2011年学習院大学卒業後、ナビタイム入社。
法人向けのパッケージ製品の開発、コンシューマ向けの乗換検索アプリを開発。
2015年7月に iOS エンジニアとしてマネーフォワード入社。
自動家計簿・資産管理サービス「マネーフォワード」のアプリ開発後、現在はRailsエンジニアとして金融機関向け「マネーフォワード」の開発を担当。

”ここなら本気で変えられる気がした” 3人がマネーフォワードを選んだ理由

エンジニアとして最前線で活躍されている3人は、職場としてなぜマネーフォワードを選んだのでしょうか。まずは、マネーフォワードにジョインした理由を伺いました。

村橋さん:「まず第一に、会社のビジョンに共感して、というのが理由です。マネーフォワードに入る前は、自分でサービスを開発していました。当時、マネーフォワードが金融機関と連携できる点がいいな、と思っていました。ユーザー視点に立てば、口座情報などを渡すのは不安だし、預けたくないと思ってしまいますよね。しかし、OAuthと金融機関のAPIを用いてインターネット口座用のIDやパスワードすらもお預かりすることなく連携ができる、ということをマネーフォワードは進めています。そういう便利なことがしたいし、それが当たり前の世の中になればいいな、と思いました。人々の生活を良くする動きが勝手に進む世の中になって欲しいし、そういう世の中をマネーフォワードなら作れるかな、と思い入社しました」


鈴木さん:「マネーフォワードは、リリース直後のほぼ初期バージョンから使っており、たまたま中の人とつながる機会があって、入社することにしました。モチベーションとしては、サービスの思想に共感できたし、自分もそんなサービスの開発に携わりたいと思ったからです。共感できたから元々使っていたのもありますし。当時、金融機関からデータを正確に連携できるものは少なかったと思います。僕の場合は、月の入出金というよりは、資産運用の目的で使っていました。色んな金融機関からお金のデータが連携できるし、自分の資産分布やバランスをチェックできて、投資の判断に役立てていました。資産バランスが現金に寄りすぎなので、投資しようとか…そういった具合ですね。」

山下さん:「私は、社会人2年目で投資用に家を買ったのをきっかけに、お金について調べました。その際、日本はお金がうまく循環していないと知り課題感を感じていました。マネーフォワードについて調べたり、ユーザーとしてサービスを使っていくうちに、ここならお金の流れを変えられる、と思い入社を決めました」


マネーフォワードとの接点は様々でも、3人に共通しているのは、会社のビジョンに共感していること、”ここなら世の中を変えられる、人々の生活を良くしていける、という強い思い”でした。

マネーフォワードエンジニアが力を入れていること

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次に、それぞれが開発で力を入れているのはどんな点か、普段どんなことを重視して開発されているのかについて伺いました。


村橋さん:「会社としてみた場合、創立から年数が浅いとはいえ、サービスがリリースされてからは4年以上経っており、かなり前に作ったまま使われていない機能もあります。私は、そういった機能を取捨選択しよう、パフォーマンスを良くしよう、より使いやすくしよう、という改善の部分に力を入れています。機能を削る場合は、似ている機能があるから片方を削ろうといった具合ですね」


一度リリースした機能は、ユーザーのことを考えると消すのがなかなか難しそうに思えます。どういった判断で実行に移すのでしょうか。


村橋さん:「機能は、放っておくとどんどん増えるので、ある程度の整理はしなきゃいけない、と思っており、細かい改善のアップデートは随時行っています。ユーザー体験を頻繁に変えてしまうのは間違っていると思いますが、これからも最適化は進めていきたいと思っています」

改善に関して、鈴木さんはこう語ります。

鈴木さん:「当社は、自動家計簿サービスだけではなく、”MFクラウド会計”というクラウド会計ソフトも開発しているのですが、昨年デザインのリニューアルを行いました。その際は、たくさんのお問い合わせをいただきました。大幅にユーザー体験を変えないように、ということには注意しつつも、そういったことはあるんですが、常にユーザー視点に立って検討して「これはやるべき」と判断した改善をしています。”User Focus”、というのは当社の行動指針でもあり、特に大事にしていますね」


また、改善による変化に関しては、個人向けのサービスであるが故に、シビアな一面があると村橋さんはいいます。


村橋さん:「法人向けサービスの場合は、直接意見をいただけますが、個人向けの場合、ユーザーはクレームを言わずに利用を止めてしまうこともあります。無言で使われなくなってしまう可能性がある、そういった意味では個人向けアプリはシビアなので、より便利にしていきたいと思っています」


鈴木さん:「金融系のサービスなので堅く思われがちですが、イメージほど変更に融通がきかないわけではないです。1ヶ月に1度しか更新できないようなスピードではないし、大きな機能追加は1ヶ月か2ヶ月くらいに1回になりますが、アプリは2週に1回はアップデートしています。特にサーバー側は見えないところのリリースを頻繁にしていますね。パフォーマンスを上げたり、リファクタリングしたり...」


自動家計簿サービスの利用者数は今や400万人を超えているといいます。
利用者が増える過程で注意することはあるのでしょうか。


鈴木さん:「利用者数が増えるとやはりサーバーは多く必要になってきます。また、扱っているデータがデータなので、セキュリティには非常に力を入れています。暗証番号を預かっていないとはいえ、大事なお金に関するデータですので」


マネーフォワードには、セキュリティ専門のエンジニアがいるそうです。
ユーザーが安心してサービスを利用できるよう、セキュリティ対策には万全の体制をしいています。

良い機能を生み出すための開発フロー

鈴木さん:「新規機能の場合は、どういう目的で、どういうユーザーを対象にして...などを考えて”ステートメントシート”を作ります。そして、プロダクトオーナーを通して開発に必要な人員を確保し、デザイナーとエンジニアでスケジュールを合わせて作ります。
もっと小さい単位の改善だと、エンジニアが変更をしたら、他のエンジニアに見せてリリースすることもあります。そういった変更は、ユーザー体験を変える変更ではなく、ユーザーに見えないけど内部的な修正をするときですね。全く使われていない機能があると消す、などです。変更したい人がまず変更して、みんなに聞いてよさそうだったら変更するといった具合です」



鈴木さんのお話の中で、”変更したい人がまず動く”といった点が印象的でした。
それぞれが考え、必要と思ったことは実行に移す、主体的に動ける環境のようです。

また、金融機関(銀行)向けの自動家計簿サービスの開発に従事している山下さんは、開発フローの中でやりがいを見出しているといいます。


山下さん:「基本的には通常の自動家計簿サービスのフローと似たようなフローですが、プラスアルファの要素としては、金融機関様からこういう機能が欲しいという要望を受けたり、こちらから機能を提案したり、一緒にサービスを作っている感覚です。主なコミュニケーションは担当の営業が中心ですが、エンジニア自身もコミュニケーションを結構取っています」


直接、顧客(金融機関)のニーズを聞くとモチベーションが上がると山下さんは言います。エンジニアが積極的に要望を聞いているからこそ、いい機能がたくさん生まれているのだと実感しました。

金融機関専用のアプリを作った背景

マネーフォワードの自動家計簿サービスは、各金融機関向けにも専用のサービスをリリースしています。金融機関向けのサービス開発をしている山下さんに詳しいお話を伺いました。


山下さん:「金融機関様向けというのは、例えば、住信SBIネット銀行様の場合でいうと、住信SBIネット銀行のお客様向けに住信SBIネット銀行に特化したサービスを作っています。サービスの形態でいうと、BtoBtoCです。給与口座など、メインバンクをお持ちの方は多いと思うんですが、メインバンク専用のマネーフォワードを使う、といったイメージです」


その背景には、銀行の”若者離れを改善したい”といった目的や、”フィンテック施策の検討”といった意図があるそうです。
ここ1、2年は、会社として金融庁や経産省に政策提言をする機会も増え、ユーザーの利便性を高めるために金融機関と一緒に取り組めることは何か、ということを全社的に常に検討されているとか。



山下さん:「地方ですと、特にこの銀行!と決まっているケースが多いと思うので、これまでは銀行にお金を預けるだけだったのが、銀行とユーザーがより密にコミュニケーションをとっていただけるようになる。それが狙いです。利用している金融機関専用のマネーフォワードを使うことによって、その銀行に愛着を持ってもらえるのでは、と考えています」


銀行にとってだけでなく、ユーザーにもメリットは大きいといいます。


山下さん:「ユーザーのメリットを考えると、マネーフォワード自体に馴染みがなくとも、信頼している地銀様のものだったら使ってみよう、となるかもしれません。入り口はどこであっても、当社のサービスをご利用いただくことで、我々の目的である“お金の課題を解決するきっかけを提供できる、と思っています。金融機関の”信頼感”をお借りすることにより、ユーザーに安心して使ってもらえるのであれば、結果として”お金の管理を便利にし、生活改善をする”という当社のビジョンにも合致すると考えています」

お金のダイエット!?エンジニアおすすめの機能は?

「マネーフォワード」は、お金の管理が簡単にできることにより、これまでお金の使い方に無頓着だった人でも残高や内訳を見ることで意識を変えることができるといいます。
その役割はまるで、どれだけ食べ物のカロリーを摂取したのか記録することで意識し、痩せようとする”レコーディングダイエット”に似ています。自らのお金の使い道を振り返ることにより、使いすぎがわかったり、反対に使うべきところがわかったりします。

エンジニアの3人は、どんな機能がおすすめなのでしょうか。それぞれのおすすめ機能を教えていただきました。



村橋さん:「家計診断という機能があります。(僕が作りました。笑)同じ年齢、同じ年収の人と比べて自分のお金の使い方はどうか、を分析し、レポートにしてくれ、これはプレミアム会員(月500円)の方が利用できます。家計診断では、例えば、自分と同じ年収の人に比べて家賃が高い、であったり、同じ年齢の人に比べて交際費が高い、など、一般的なデータとの比較が可能です。自分でデータを集めて分析することは到底できませんが、ファイナンシャルプランナーの横山光昭さんの監修のもと、黒字化できている10,340パターンの「理想の家計」データの中から、私たちの代わりに分析してくれるため、容易に知ることができます」



鈴木さん:「住信SBIネット銀行様向けのアプリでは、月に何回まで手数料が無料か、という情報も確認できるようになりました。これは便利かと思います」


あと何回手数料が無料かわかると、計画的に引き落としすることが可能になりますね。


山下さん:「僕は基本的に、自動家計簿アプリの”口座”タブしか開かないんです。口座の残高と、クレジットカードの利用状況などが見ることができます。複数のカードがあってもここで一元管理できます。クレジットカードを用途ごとに使い分けている人もいると思うので、とても便利です。最終的には”口座”タブをメインに使うような流れができたらいいな、と思っています」

”念じれば登録できる”!?究極の理想形とは

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金融機関との連携や、レシートの撮影などによって、簡単に支出入が管理できるマネーフォワードですが、エンジニアの3人に言わせると、それでも全くベストな状態ではない、と言います。


鈴木さん:「レシートで登録、というのはベストではない。金額情報というのは、例えばインターネットバンキングの利用履歴やクレジットカードの利用データなど、多くはオンライン上に存在しているので、それらを活用して管理する方が早いと考えています。そのためには現金で払う機会を減らした方が良いと考えています。社内ではよく”念じたら支払いが終わったらいいのに”ということを言っています。半分冗談のような半分本気です。手間が全くかからないんだとしたら、それは最高のUXだと思うので。実際にタクシーの支払いなどは、Uber(ウーバー)というサービスでは個人のクレジットカード情報はアプリで登録されていて、支払いはそこから勝手に落ちる。いちいち現金で支払う手間がないようになっていますよね」


指紋認証もある世の中。支払い方法も便利な方へ便利な方へ流れています。
2020年の東京オリンピックに向けて、クレジットカードでの支払いは頻度が増えると見込まれ、そこにアプリがあれば、よりお金の管理がしやすくなり、よりシームレスになるといいます。

”念じたら払える”も、夢ではないのかもしれません。

世の中に影響を与えていると感じる場面

お金の管理で世の中を変えていこうとしているマネーフォワードですが、現場のエンジニアにその実感はあるのでしょうか。世に影響を与えていると感じる場面を伺いました。

鈴木さん:「まず、金融機関が公式にマネーフォワードにAPIを公開してくれた(口座残高などのデータをアプリに連携することを許可した)、それ自体が世の中が変わっているな、という実感です。我々は1プレーヤーでしかないですが、世の中のフィンテックの流れ、金融機関の理解、そして我々のようなフィンテックベンチャー、全てが揃わなければ実現はもう少し先だったと思っています。フィンテックの一翼を担っている実感はあります」



最近では、フィンテックという言葉もよく耳にするようになったが、意外にも創業当時からそれを意識していたわけではなかったそうです。


鈴木さん:「あくまで、実現したいことがあって、その結果、必要な技術だったという方が正しいです。便利な形を求めた結果、その技術が必要だった、ということです。フィンテックでいうと、具体的には、「MFクラウドファイナンス」という個人事業主・中小企業向けの融資サービスを始めています。それ以外にも、当社のAPIを提供することで、マネーフォワードだけでなく、いろんなサービスで活用されてさらに便利になると思っています」


村橋さん:「我々が集めたユーザーのデータをどうするのか、でいうと先日、初めてとあるハッカソンにAPIを提供する、ということを実施しました。それにより、他のサービスでも当社が管理しているデータの利用が可能になり、様々なアイデアにより、さらに活用の幅が広がります。集めたデータは根本的にはユーザーのデータでしょう。データを閉じ込めるのは間違っていて、マネーフォワードの価値というのは、集めたデータを分析したり、データの見方を提供したりすること。データはもっと広く有効活用されるべきですし、データに対し付加価値をつける、それがマネーフォワードの存在意義だと考えています。その方が面白いじゃないですか」


マネーフォワードの存在意義は、データを集めることでも、データを独り占めすることでもないと村橋さんは言います。
集めたデータをユーザー全員にメリットが出るよう分析し、提供することで、マネーフォワードにしか生み出せない価値を生み出しているのです。

こんな人と一緒に働きたい!

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最後に、マネーフォワードのエンジニアを代表する3人がどんなエンジニアと一緒に働きたいかについて伺いました。

村橋さん:「マネーフォワードって(目標を実現するための)素材であって、それを使ってこういう未来を実現したいと思っている人と働きたいです」


鈴木さん:「例えばレシートがなくなるみたいな未来を一緒に見て、想像していける人がこの会社に合うと思いますし、一緒にやりたいな、と思います」


山下さん:「金融の今の世界を、どうにか自分たちの力で変えていく、お金が回るように変えていきたい、というマインドの高い人と働きたいです」


一緒に働きたい理由として、技術よりもマインドやビジョンを挙げていたところが印象的でした。何よりもユーザーメリットを第一に考え、世の中を本気で変えていこうとするマネーフォワードのエンジニアらしいメッセージでした。

【会社紹介】マネーフォワードってどんな会社?

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『お金を前へ。人生をもっと前へ。』をビジョンに掲げ、サービスを通して、個々人のお金に対する悩みや不安を軽減し、日々の暮らしの改善に取り組んでいる。
日本国内の「お金の流れ」が変わり、より世の中が活性化し、新たなチャレンジを生み出しやすい環境作りに貢献することを、最大の目的とする。

マネーフォワードが提供する「自動家計簿・資産管理サービス”マネーフォワード”」は、これまで手間がかかっていたお金管理の概念を覆す便利な機能がたくさん搭載されている。

レシート撮影による出金登録は、これまで手入力しなければいけなかった動作を不要にした。
また、複数銀行・複数クレジットカードの情報を口座情報を教えることなく自動連携し、データを一元管理できるようになっている。ただ入出金を管理するだけでなく、何にどれだけ使っているか、どうすればもっといいお金の使い方ができるかなどの分析をレポートとして提供してくれる。最適なところにお金を使う、という「お金のダイエット」を実践することができるようになっている。

また、同社は日本企業の中でFintech技術をサービスに取り入れた先駆け企業としても注目を集めている。

現在は、家計簿アプリだけでなく、自動仕訳で簡単に会計処理ができるクラウドサービスも展開。BtoBにもサービスの幅を広げている。

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マネーフォワードCM【使い過ぎ編】 - YouTube

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