「無能な働き者」の特徴4つ・脱却するための改善方法・生き方

あなたの職場にも無能な働き者が1人はいますよね。頑張ってはいるようですがなぜ彼らは無能な働き者と呼ばれてしまうのでしょうか。彼らは実は自分の事を認識する事ができないために無能な働き者になっているのです。今回はそんな無能な働き者について解説していきます。

無能とは 能力や才能がなく役に立たない事

無能とは能力や才能がなく役に立たない事を指し示します。頑張ってはいるのになぜか無能と呼ばれる人が職場に1人はいますよね。そして彼らはなぜか嫌われてしまいます。それはなぜでしょうか。

その理由と特徴を知るためにまずは以下のような「ゼークトの組織論」と呼ばれる4つのタイプの分類法で解説していきます。

無能な働き者はゼークトの組織論では銃殺刑に処される

ゼークトの組織論とはハンス・フォン・ゼークトによる兵士の分類法です。

第一次世界大戦時のオスマン帝国にはハンス・フォン・ゼークトという軍総参謀長がいました。彼は兵士の役割分担するために兵士を4つのタイプの人間で分類する事にしたのです。

①有能な怠け者には司令官の仕事与えなさい。
②有能な働き者は参謀にしなさい。
③無能な怠け者には連絡将校もしくは下級兵士にしなさい。
④無能な働き者はすぐに銃殺刑にしなさい。

このように4つのタイプに分類したのです。
なぜこのような4つの分類わけをしたのでしょうか。

そしてなぜ無能な働き者は銃殺刑に処すほど厳しかったのか、そこに無能な働き者が嫌われる理由があるのです。まずはこのゼークトの組織論の4タイプそれぞれを解説していきます。

ゼークトの組織論から学ぶ 無能な働き者が嫌われる理由

無能な働き者がなぜ嫌われるのかその理由を知るために、ゼークトの組織論の4タイプの分類わけの解説をしていきます。

①有能な怠け者

まずは有能な怠け者について解説していきます。有能な怠け者とは判断力も人をコントロールする力もある人の事です。判断力もあり人を使う事も上手なのでどんな困難な仕事も苦労せずに達成する事ができます。

このような有能な怠け者は人を見る目もありコントロールする力もあるので、司令官として任命すると本領を発揮する事ができるのです。

現代でもこのような有能な怠け者はいますよね。怠けているように見えて、実際やる事はしっかりやっていますので、誰かから非難される事も嫌われる事も無い人ですね。

②有能な働き者

有能な働き者について解説していきます。有能な働き者は判断力も能力も高いので有能として認められています。どんな事でも自分ひとりで解決しようと行動してしまうので、人に仕事を任せて頼る事や人を使う事があまり得意ではありません。

人を使う事があまりうまくないので有能な働き者は組織を率いる司令官よりも司令官を支える参謀として働いた方が能力をうまく発揮できるのです。

③無能な怠け者

無能な怠け者について解説していきます。無能な怠け者は能力や判断力が欠けています。しかし命令にはとても忠実です。そのためゼークトは無能な怠け者を兵士として任命しました。

現代の職場等の組織では上司の命令に忠実に従う平社員という事ですね。命令にも背く事がないため管理もコントロールもしやすいのです。

④無能な働き者

そしてもっとも厄介な無能な働き者について解説していきます。能力も判断力も無いのがこの無能な働き者です。そして厄介な特徴が無能で判断力が無いのに関わらず行動力が人一倍高い所です。

能力も判断力も無いというのに行動力だけで動いてしまうとどうなってしまうでしょうか。例えば丁寧な仕事を心がけなくていけない作業もこのようなタイプは必ずミスをします。

また早く仕上げなくてはいけない作業もこのタイプは何度もミスをしてしまい、無駄に仕事を増やしてしまうのです。そのためこのようなタイプは無能な働き者と呼ばれてしまうのです。

無能な働き者の生き方は組織を混乱させる

上記の無能な働き者の解説にあるように、無能な働き者は能力も判断力も無いのに行動力だけが人一倍あるため、その行動により組織に大きな混乱を巻き起こしてしまいます。組織の足を引っ張ってしまうためゼークトは無能な働き者は銃殺刑にするようにと指示しました。

このように組織を混乱に巻き込んでしまう無能な働き者が嫌われてしまうのは納得できますね。

もしかしたらあなたも?無能な働き者の特徴

この特徴に該当してしまったらあなたも無能な働き者かもしれません。無能な働き者の特徴を解説していきます。

①自己判断で行動

先ほどもゼークトの組織論でも解説しましたが、無能な働き者は行動力が人一倍高いです。行動力が高い事はとても素晴らしい事でもあるのですが、何も考えず自己判断で行動するとどうなるかお分かりですよね。

仕事にはタイミングや作業手順が存在しますので、不明な事があればすぐに上司からの指示を仰いだり、上司に相談したり連絡するのが的確な判断です。組織で働く人間なら当然の行動ですよね。無能な働き者にはそれが無いのです。

無能な働き者は報告・連絡・相談ができない

皆さん一度は聞いた事ありますよね。報は報告の報、連は連絡の連、相は相談の相ですね。
組織で働く上で報告・連絡・相談はとても重要な事ですが、無能な働き者にはこの俗にいう報・連・相(ホウ・レン・ソウ)をしない人が多いです。

②周囲から評価されていると勘違いしている

無能な働き者はなぜか根拠のない自信のある人が多いです。そのため周りから自分は評価されていると勘違いしてしまっています。

特徴①で解説した「自己判断で行動してしまう」の行動の理由になる部分ですね。無能な働き者は自分にとても自信があるために何事も自信満々で行動してしまいます。

行動の結果うまくいけば良いのですが、上手くいかない場合は周りに大きな迷惑が掛かってしまいます。

③自分の間違いを認めない

無能な働き者には自分の間違いを認めない人が多いのも特徴です。自分の間違いを認める事はとても大事な事です。

自分が行った事が失敗だと理解できた時は人は反省し、その行動が何がいけなかったのかを理解しますよね。

無能な働き者は自分の間違いを認めません。さらに間違いを指摘されると反論をし怒り出します。そのため扱いが難しいのも特徴です。

失敗に失敗を重ね仕事を増やす

自分の間違いを認めない事は失敗をしたにも関わらず、やり直してさらに失敗を重ねてしまい、被害をさらに広げてしまいます。

普通ならば失敗をしてしまったならば、すぐにでも誰かに相談するなりすれば被害は拡大する事はありませんが、無能な働き者はそうした誰かに助けてもらうという行動をしないので、ますます仕事を増やしてしまいます。

④指示を受けるまで自発的に行動しない

無能な働き者の中には行動的な人とは逆で指示をもらうまでは何も自分からは行動しない人もいます。このようなタイプの人の厄介なところはどんなに忙しい状況でも、仕事の指示をされないと何もできずにいる事です。

自発的に動けない上、空気が読めない

組織で働いてるとわかると思いますが、職場環境で空気を読み、職場内が慌ただしくなったり、自分の作業が終わって暇になった場合は、職場内で作業を自ら探す事も大事ですよね。

この自発的な行動をしない無能な働き者はそうした事もしないので誰かから声がかかるまで何も行動をしないため扱いがしにくいのも特徴です。

無能な働き者からの脱却するための改善方法

無能な働き者の特徴はご理解いただけたと思いますが、そんな無能な働き者と呼ばれないためにはどうすれば良いでしょうか。もうすでに無能な働き者と呼ばれているかもしれない人はどうすれば良いでしょうか。ここではその改善方法や対策方法を解説していきます。

①仕事の優先順位を立てるようになる事

無能な働き者になってしまう要因は仕事の優先順位や計画について何も考えていない事にあります。仕事には慣れも必要ですが仕事の手順を明確に理解していないとうまくできません。

そのため仕事の優先順位をしっかりと立てる事でどこまでを自分自身で作業をしていいのか、どこから上司に指示を仰ぐべきなのか等の仕事の段取りが明確になってきます。これができるかできないかでかなり作業に差がでてくるはずです。まずは仕事の作業段取りをメモ帳に書き計画表を作ってみるとわかりやすくなるでしょう。

慣れてくれば頭の中で作業段取りが立てれるようになるので、まずはそうしたメモ帳などを利用して優先順位をしっかり立てれるようになりましょう。

②周囲の人間に協力を求める

無能な働き者は人一倍の行動力で1人で自己判断で仕事をしようとします。無能な働き者は1人で仕事をしてしまうと暴走してしまいがちですので、そうならないためには周りの人間と協力して仕事をする事です。

周りと協力して仕事をする事で1人で突っ走ってしまう暴走の予防にもなります。また周りの人と協力する事で報連相の大事さも学ぶことができます。

お互いにとってメリットのある事ですので、積極的に協力して仕事をしてみると良いでしょう。

③自分を俯瞰する事

無能な働き者は自分自身の目が届く範囲の事しか見えていませんが、有能な働き者は全体を見る事ができます。

つまり自分を俯瞰して見ているのです。俯瞰とは自分や全体を客観視する事、自分や全体を高い視点で見る事を言います。この俯瞰してみる事はとても大事な事です。

周りを見る事で自分がどのような立ち位置でいま仕事をしているのかが理解できます。この作業は自分の事ばかりしか見えないようになってしまう無能な働き者にとって大事なのです。俯瞰視点で見れるようになりましょう。

④素直になる事

人からの間違いを指摘されると怒ってしまう、自分の間違いを認める事が出来ない無能な働き者は素直になるように心がけましょう。

人から間違いを注意される事を批判として受け取ってしまう気持ちも分からなくはないのですが、批判として受け取るのではなく、あなたのためにわざわざ嫌われるかもしれないのに言ってくれているのです。

あなたの事を考えた上で注意してくれているのです。普通は言いたくない事も嫌われるかもしれないのに言ってくれてるのです、その勇気に免じてその言葉を素直に受け取ってみませんか?

素直になるのは難しい事かもしれませんが、素直になる事で周りの態度も変わります。あなたが変われば周りももっと協力的になる事もあります。あなたも勇気を出して素直になりましょう。

おわりに

いかがでしたか。今回は無能な働き者の生き方と特徴と改善方法を解説してきました。無能な働き者は自分の事を自覚していない事とプライドの高さのあまりに職場の人間に迷惑をかけてしまうため嫌われてしまう事が分かりましたね。

このような無能な働き者を改善するためには自分の今までの生き方を振り返り改善する事で無能である事は改善する事ができます。

自分の悪い部分に気付き反省しているのなら、あなたはもう無能な働き者ではありません。有能じゃなくてもいいんです。あなたにはあなたの良さがあるんです。

有能ではないかもしれませんが、自分の事を認める真面目さと素直さはとても貴重な物です。それらを活かしあなたの役割をこれから探していけばいいんです。あなたらしくあなたの役割をこなしていきましょう。

労働条件への不満が転職理由になることも


「収入を上げたい」「残業を減らしたい」という気持ちは、転職理由としても上位に上がります。

■転職理由3位:「給与に不満がある」
■転職理由4位:「残業が多い/休日が少ない」
■転職理由11位:「会社の評価方法に不満がある」
■転職理由18位:「人間関係が上手くいかない」
(出典:DODA2016年データ)

企業の社風によっては、交渉をしても労働条件が変わらないことも。交渉をしにくい、不満を言いにくい空気が漂う職場もあると思います。自分の力で職場の制度や風土を変えることは難しい。だからこそ、他の職場に身を移す決断をするようです。

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