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企業が求める「即戦力」の意味|転職・中途採用で即戦力になる方法

ビジネスマナー

今回は企業にとっての「即戦力」について、ご紹介していきます。よく「即戦力、求む」と求人情報に載っていますが、はたして企業にとっての「即戦力」とは一体どのような意味なのでしょうか。また「即戦力」になるためには、どうすればよいのでしょうか。それらを見ていきます。

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即戦力とは

企業が求める「即戦力」をご紹介する前に、まず一般的な「即戦力」の意味をご紹介します。

訓練や準備をしなくてもすぐに使える戦力。「即戦力としての期待がかかる」

「戦力」とは

1 戦争を遂行するための力。兵力だけでなく、兵器など軍需品の生産力や物資輸送力を含めて、総合的な戦争遂行能力をいう。 2 スポーツや政治・労働運動などで、戦う力。また、事を行ううえでの重要な働き手。「あの選手は戦力になる」

企業が求める「即戦力」とは

それでは本題に入っていきます。先ほどもご紹介したとおり、「即戦力」とは「訓練や準備をしなくても、事を行ううえで重要な働き手となる人」のことをいいます。では、企業にとって「即戦力」とはどういった人のことを指すのでしょうか。

企業にとっての即戦力

企業にとっての「即戦力」と聞くと、資格をもっている、専門的な知識や経験値があるといったことをイメージするでしょう。もちろんそれらも大事な要素ではあります。しかし、企業にとっての「即戦力」はそれだけではありません。企業にとっての「即戦力」の中には、「適応力」や「コミュニケーション能力」など、他にもビジネスにおいて必要とされる様々な要素も、求められます。 要するに、大きく分ければ「専門的知識やそれについての経験」と「働くうえでの人間力」が、企業にとっての「即戦力」というわけです。

少し古いですが、それを裏付けるデータがあります。 「DIAMOND online 」がビジネスパーソン約300人に対して、2012年7月23日~8月5日に行ったアンケート「ビジネスにおける「即戦力」と聞いて、あなたが持つイメージで一番近いものを選んでください」によると、次のような結果がでました。 <対人関係の構築や交渉能力などケース・商談をリードできるコミュニケーション能力> 53.3% <業務分野における学術的知識・経験>  19.4% <実務に関する専門的な能力や資格> 16.6% <ビジネス英語や簿記、パソコンなど会社で一般的に役立つと思われるスキル力>   3.8% <その他> 6.9% 「労働市場と人事・人材教育に関するアンケート」より一部抜粋 2012年7月23日~8月5日、「ダイヤモンド・オンライン」調べ。 有効回答数289件(男性238、女性51) 参考:DIAMOND online plus「キャリアセットマネジメント【第2回】“即戦力”とは何か」

ここから分かることは、「専門的知識やそれについての経験」よりも実は「コミュニケーション能力」などの方が、重視されていることです。ただし「コミュニケーション能力」などが重視されているからといって、「専門知識やそれらについての経験」が必要ないというわけではありません。それら2つが揃って初めて「即戦力」の人材となります。

専門的知識やそれについての経験

それでは「専門的な知識やそれについての経験」とは、どういったことなのでしょうか。これは皆さんが思っているように、その仕事をするうえでの、専門的な知識やスキルなどのことです。「goo辞書 出典:デジタル大辞泉」にも書いてありましたが、「即戦力」とは「訓練や準備をしなくてもすぐに使える戦力」のことです。 例えば仕事でいえば、入社してすぐに戦力となる人のことをいいます。そのためには専門的な知識や、これまでのその分野に対する経験が必要です。 またスキルがあっても、会社が求めているスキルでないといけません。どれだけスキルがあっても、会社が求めているものでないと、それは「即戦力」ではありません。

働くうえでの人間力

「専門的な知識やそれについての経験」だけしっかりあっても、それは「即戦力」とはいえません。なぜならどんに知識や経験があったとしても、「コミュニケーション能力」がなければ、新しい会社にすぐに馴染むことはできません。また前の会社と同じ仕事をやるにしても、会社ごとにやり方は異なります。 どんな人でも入社してから、そのシステムに慣れるまでは時間がかかります。ここで「適応力」がないと、いつまでたってもそのシステムに慣れることはできません。「適応力」がなく、いつまでったても馴染めないと、自分の専門的な知識やスキルを十分に発揮することができなくなってしまいます。 企業が新たな人材に求める「即戦力」とは、入社と同時に戦力になる人というより、いかにより早く十分な戦力になることができるのか、それまでの時間が短いことです。 また、ここでいうこ「コミュニケーション能力」とは、単に友達をつくることができる「コミュニケーション能力」ではありません。先ほどのアンケートにもあったように、「対人関係の構築や交渉能力などケース・商談をリードできるコミュニケーション能力」のことをいいます。そのため「積極的な行動力」なども必要となってきます。

これら2つがあってはじめて、「即戦力」となります。どちらか一方だけでは、企業が求める「即戦力」にはなりません。

「即戦力」になるためには

「即戦力」が求められる人は?

「即戦力」になる方法をご紹介する前に、そもそも「即戦力」が求められる人達とはどういった人達なのでしょうか。 主に「即戦力」を求められるのは、30歳以上の方々です。年齢があがるとともに、「即戦力」は求められます。逆に20代(特に前半)は「即戦力」をあまり求められません。そのため20代には「即戦力」よりも、ポテンシャルが求められます。20代には将来性や柔軟性、吸収力などがあるため、企業はコストを負担しても今後の「即戦力」を担えるように、育成しようとします。 しかし30代以上の方は、それまでの経験やスキルを企業は必要とする傾向があります。30代以上を企業が採用するメリットは、やはりすぐに会社の「即戦力」になり、教育・育成などのコストがかからないことです。そのため20台と比較した場合30代以上の方には、「即戦力」が求められることが多いです。

専門的な知識やそれについての経験

それでは「即戦力」になる方法について、ご紹介していきます。「専門的な知識やそれについての経験」は、前職で働いていた経験やその時得た知識が大切になってきます。またアルバイトでも、その仕事に十分関わっていれば、それはスキルや経験になります。 また資格なども重要です。その仕事に携わるための資格は必須です。しかしただ資格を持っていても、あまり意味はありません。専門的な知識だけがあっても「即戦力」にはなりません。実用的な資格が必要です。 資格を取るときは、しっかりとそれが必要かどうかを考えたうえで取得するようにしましょう。必要性がはっきりしていた方が、勉強にも身が入るでしょう。

働くうえでの人間力

これは誰にでもつけることができる能力ですが、人によってはつけるのが難しい能力でもあります。「仕事上でのコミュニケーション能力」も「適応力」も、「自発性」が大切です。 職場の新たな仲間や上司と馴染むことも、商談をリードすることも、仕事にすばやく適応することも、すべて自発的に動くからこそできるものです。もちろん、今までの経験も大切です。しかしその経験も、自発的にチャレンジしていったからこそ得ることができたものです。

それではどうすれば自発的に行動できるのでしょうか。自発的に行動するためのひとつは、興味を持って楽しんでやることです。何事も楽めていないものは、自発的に行動しようと思いません。特に仕事上では、仕事は楽しくないことだという固定観念があると、自発的に行動できません。少しでも、楽しみを見つけていきましょう。何事にも興味を持って楽しめる人になることが大切です。 もうひとつは目標を持つことです。大きな目標を掲げ、そのためにはどうすればいいか、そのためにはどう行動していくべきなのかを考えることが大切です。そうすればおのずと、自発的に行動できます。

この「働くうえでの人間力」は面接のときに、見られるものです。自分はその会社でどうなっていきたいか、自分はその会社にどれだけ興味を持っているかを明確にし、「即戦力」となることをアピールしましょう。

即戦力として採用されたい方々におすすめの転職サイト

企業が思う「即戦力」について、少しは参考になりましたでしょうか。最後に、「即戦力」としてより高みを目指したい方におすすめの転職サイトをご紹介します。

BIZREACH

テレビCMでご存知の方も多いのではないでしょうか。「BIZREACH」は高収入を求める方にとっては、うってつけの転職サイトです。高収入の求人情報が豊富で、外資系の企業の求人が多いのも特徴です。しかしその分企業側は、「即戦力」を求めているところばかりです。「即戦力」としてより高みを目指したい方は、ぜひ利用してください。 もし気になる方がいましたら、下にリンクを貼っておきましたので、そちらからぜひご利用ください。

企業にとっての「即戦力」を見てみて

今回は企業にとっての「即戦力」を見てきました。記事内でもご紹介しましたが、企業にとっての「即戦力」とは、「専門的知識やそれについての経験」と「働くうえでの人間力」の2つを兼ね備えている人のことです。 「専門的知識やそれについての経験」は、経験から自然と身につけることができると思いますが、「働くうえでの人間力」は身につけようと意識しないと、中々身につくものではありません。その「働くうえでの人間力」を身につけるためにも、「自発性」を養う必要があります。 しかしだからといって、企業の「即戦力」という言葉に弱気になる必要はありません。自分が決めたことでしたら、どんどんチャレンジしていってください。みなさんが、「即戦力」として活躍できることを願っています。

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