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「営業」の職務経歴書の書き方のコツと例文|志望動機や自己PRなど

書類選考

実績を見られる転職活動において職務経歴書は非常に重要です。しかし営業職においては他の職と比べて他人と差をつける書き方が難しいです。本記事では、営業職における職務経歴書の書き方と他者に差をつけるためのコツを例を挙げながらまとめていきます。

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営業における職務経歴書とは?

「営業の職務経歴書」というと特殊なもののように聞こえますが、基本的には他の職務経歴書を作成する際と大きな違いはありません。 しかし、営業職というものは技術職や事務職とくらべて非常に差別化が難しいので、営業としてのスキルやアピールポイントをしっかりと伝えることが重要になります。

履歴書と職務経歴書の違い

就職・転職活動を行う際に必ず必要なってくる文書が履歴書と職務経歴書ですが、そもそもこの2つにはどのような違いがあるのでしょうか。 履歴書ですが、主にみられるポイントは基本的かつ表面的な部分です。例えば、氏名・年齢・居住地・学歴・職歴などの基本情報や、志望動機や希望条件などのマッチングの確認などです。 対して職務経歴書の主にみられるポイントは、企業が求める実務能力を満たしているのか、プレゼンテーション能力を有しているか、自身が発揮できる強みを理解しているのか、仕事に対する意欲など、応募者の能力についてより深く掘り下げた部分を見られています。 なので実績を求められる転職においては履歴書よりも職務経歴書の方が非常に重要な文書となります。

職務経歴書は自身の営業スキルをアピールできる最初の機会

上でも述べたように、職務経歴書は転職においては非常に重要なものです。特に他の応募者と明確な差を表現することが難しい営業職の職務経歴書であれば大切なことです。 営業の仕事に置き換えれば、職務履歴書は「自分」という商品を企業に買ってもらうための大事なプレゼン資料です。そのような営業スキル・プレゼンテーションスキルを試されているという意識をもって職務履歴書に取り組むことが他の人から抜きんでるための大きなスタートダッシュになります。 これから述べていく営業の職務履歴書の書き方を参考にしながら、自信をしっかり企業にアピールできる職務履歴書を作成しましょう。

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営業の職務経歴書を書く前にやるべきこと

以下より具体的な営業における職務経歴書の書き方についてまとめていきますが、まずは、書く前にやるべきことをお伝えしていきます。基本的かつ重要なことです。基本的な部分は他の職種と同じですが、営業を希望するということにおいて押さえた方がいいポイントをお伝えしていきます。

自己分析

就職・転職活動における基本のひとつ「自己分析」ですが、営業の職務経歴書を書くにあたってもこの基本は外すことが出来ません。ただし、学生が履歴書に書くくらいのレベルではなく、もっと高いレベル、具体的に言えば具体的な数字や実績等に基づいた分析などが求められます。 営業職に一番求められていることは、「売上を上げて、企業に貢献できる能力を持った人材であるか」という点です。 その能力を判断する材料として、具体的な売上実績や達成率、営業成績順位など客観的に評価された数値を文章の中に組み込むとより説得力が増し、即戦力となれることを採用側に印象付けることができます。 前職の経験や実績を紙に書きだしたり資料を作成して、そのデータからどんな自分の得意分野やアピールできる能力・スキルがあるのかを分析してみましょう。

企業分析

営業において、取引先のニーズや課題を分析し、それに対する解決策や提案をわかりやすく提示することは非常に重要です。その手法は職務経歴書においてもほとんど変わりません。企業が人材を募集している理由やどのような人材を求めているかのニーズなどを十分にデータ収集を行いましょう。 今の営業スタイルや実績が、そのまま転職先の営業で通用することはほとんどありません。なので、採用側には「今までこのような営業を行って、こういう成績を上げたから、わが社でも実績を作ってくれるだろう」と思わせることが肝要となります。 そのためには会社が求める営業職のニーズをしっかりと把握し、その点ににおいて自身が他者より優位に立てるポイントを導き出すことが出来れば、企業のニーズと合致した自身のアピールポイントを書けるようになります。

営業の職務経歴書の書き方

それでは具体的な営業職における職務経歴書の書き方について述べていきます。職務経歴書は履歴書と異なり、これまでの仕事に関しての事項のみ記していくことになります。項目ごとに詳しく見て行きましょう。

フォーマットは基本的に自由

職務経歴書は、おおまかに書くべきことは決まってくるのですが、それを表現するための形式は基本的に自由です。なぜなら特に営業の場合は、応募する人間によって売り込むポイントとなる経験やスキルに差がある場合が多いので、その経験やスキルを最大限アピールできる表現方法が求められるからです。 しっかりと自分のアピールポイントを定めていればオリジナルの形式でも問題はありません。このようなオリジナルの構成やフォーマットは採用担当が応募者の営業・プレゼンテーションのセンスを読み取ることが出来るポイントでもあります。

職務経歴書の書き方① 職務経歴概略

当たり前ですが、採用担当は応募者が何の仕事をしてきた人間か知りません。まずは、自分がどういう会社に勤め、どういう仕事を行ってきたか、経歴の概略を記していきます。後ほど詳しく書いていくので3~4行にまとめて書いていきます。自分がどこでどんな経験を積んできた、という事実情報が明確に伝われば十分です。

職務経歴概略の例文

職務経歴概略の例文を以下に記していきます。文章にまとめても、箇条書きのようにまとめても構いませんが、わかりやすい文章を心がけましょう。自身のスキルについて少し言及するのも良いかもしれません。

■職務経歴 概略 20××年×月~20××年×月     ○○株式会社 ○○事業部○○支社 20××年×月~現在     同社   ○○部 ○○チーム

■職務要約 住宅メーカーの営業職として展示場を拠点とした営業活動に従事してきました。反響営業だけではなく地元不動産会社と連携したキャンペーンの実施や訪問型営業についても豊富な経験を有しております。

職務経歴書の書き方② 職務経歴

続いて、職務経歴についてより深く記載していきます。自分のことをわかりやすく知ってもらうために以下のポイントを押さえていきます。 ・いつからいつまで ・どのような部署で ・どのような仕事をしたか ・仕事の特徴 ・実績 この5点を軸に組み立てていきます。上記にも述べましたが、「今までこのような営業を行って、こういう成績を上げたから、わが社でも実績を作ってくれるだろう」と採用側に思って貰える構成づくりが重要です。そのためには特に実績部分の記載が重要になってきます。 自分がこの仕事をやって、どんなことに取り組んで、どのような実績を上げたということをしっかり伝えていきましょう。 また、特に数字については詳細に書いていきましょう。経歴を書くときにはつい成績の良かった年だけ記載したくなりますが、ごまかさず経年で実績を記していきます。 営業職である以上「数字」にシビアであることは心構えとして求められます。営業成績の記載がないと採用側に「数字」にシビアな人間ではないと思われてマイナス印象となる可能性があります。 成績が悪い年の箇所には、なぜ悪かったのかの分析や理由を書くと良いです。また、数字については例えば社内での順位や目標に対する達成率などを記載しておくと採用側に実績が凄いことなのかどうかの分かりやすい指標となりますので記載しておきましょう。 また、この仕事において、自身が発揮した能力やスキル、資格などアピールできるものがあればアピールしても良いでしょう。

職務経歴の例文

職務経歴の例文を以下に記していきます。キャリアによっては書く項目が多くなりますので、文章だけでなく、表のようにまとめたほうがわかりやすい場合もありますので、工夫して伝わりやすいレイアウトを作りましょう。

■職務経歴 2002年4月~現在  ○○株式会社 事業内容:○○業 資本金:××億××万円、 売上高:××億円、 社員数:××名 ■20××年×月~20××年×月 (×年×カ月) ○○事業部○○ 1カ月の新人社員研修の後、東京都内の支社に配属 ※営業職・販売職の人材活用を主とする専門部署 上司・先輩社員指導により、営業職・販売職の新規顧客の開拓営業を行なう 【担当商品】人材派遣、アウトソーシングの活用提案 【営業スタイル】新規顧客開拓営業 【顧客ターゲット】小売業界(業種問わず) 【担当エリア】東京・神奈川・千葉・埼玉 【月間商談件数】約100件 <営業実績> 20××年:予算××万円、予算達成率××% (内年間新規契約率××%) 20××年:予算××万円、予算達成率××% (内年間新規契約率××%) <主な実績> 新規獲得キャンペーン支社内で一位、全社でも上位の実績 引継ぎ無しの状態から1500万円の売り上げ実績 既存顧客への深耕開拓にも力を入れ、リピート率上位の実績 ■20××年×月~20××年×月 (×年×カ月) ○○部 ○○チーム 営業実績を買われ、新事業部の立ち上げメンバーとして異動 小売アルバイト層の人材活用を主とする専門部署 【顧客ターゲット】人事総務部門課長クラス 【担当エリア】東京都 【担当業務】 新規顧客開拓営業(90%)/既存顧客への深耕開拓営業(10%) 就業希望スタッフの募集活動(求人媒体の活用、お友達紹介など)、およびスタッフの面接 新人教育や拠点運営にかかわる業務全般を任せられる 20××年:予算××万円、予算達成率××%(内年間新規契約率××%) 20××年:予算××万円、予算達成率××%(内年間新規契約率××%) <主な実績> 引継ぎ無しの状態からスタートし予算達成率にて全社で2位の成績 過去に取引が出来なかった百貨店と契約し、他の地域でも取引が始まる(全社売り上げ××万円) 就業可能スタッフのお友達紹介にてチームとして1位の成績 既存顧客リピート率3位の成績

■職務経歴 □19xx年xx月~現在 ○○○○株式会社  ◆事業内容:注文住宅・分譲住宅などの企画・設計・施工・販売を行う建築事業や都市開発事業  ◆資本金:○○○百万円 売上高:○○○百万円(20xx年)従業員数:○○○名 非上場 ■19xx年xx月~20xx年xx月 大阪展示場 一般家庭を対象とした注文住宅の提案・販売活動を行う 【営業スタイル】展示場来場者への接客活動を中心とした反響営業及び一般家庭への飛び込み営業 【取引顧客】2年以内に着工予定の顧客(個人)を常時約50軒管理 【接客件数】平均して月80件 【契約件数】20xx年度:4件(1億2千万円)達成率:102%(支社内順位14名中3位)       20xx年度:6件(1億9千万円)達成率:118%(支社内順位16名中2位) 【実績】 地元不動産会社との協賛により来場者に対し、住宅部分のみでなく実際の宅地も併せて紹介する「土地紹介付きキャンペーン」を実施。期間中の展示場売上を対前年比120%と大きく伸ばした。 課長以下グループ8名 20xx年度からリーダー ■20xx年xx月~現在 船橋展示場に異動 関東進出に伴い、船橋展示場新規オープン準備から接客、販売まで行う。 【営業スタイル】展示場来場者への接客活動を中心とした反響営業及び一般家庭への飛び込み営業 【取引顧客】2年以内に着工予定の顧客(個人)を常時約100件管理 【接客件数】キャンペーン時含め月120件 【契約件数】20xx年度:4件(1億8千万円)達成率:105%(支社内順位18名中3位)       20xx年度:6件(2億3千万円)達成率:125%(支社内順位22名中1位) 【実績】 来場者アンケートの作成。営業効率を高めるために質問事項を見直しつつ、回答時間を短縮するよう改善を加えた。さらにデータベース化の提案を行った。 20xx年下半期より主任へ昇格(部下5名課の売上を管理) ■活かせる経験・知識・技術 シナリオ営業 顧客の真のニーズを、ヒアリングした内容をもとにして想像し、仮説を立て、それをもとにして提案していくことで、顧客に新たな発見を与えることが出来ると自負しております。 信頼構築力 顧客と率直な意見交換を行うことで誠意をアピールしました。顧客宅を頻繁に訪問し、ニーズに迅速に対応することで顧客の信頼を構築しました。 顧客管理能力 独自のデータベースによる徹底した顧客管理体制は、他営業担当の手本とされていました。 ■資格 普通自動車免許(19xx年xx月~) 宅地建物取引主任者(20xx年xx月~) インテリアコーディネーター(20xx年xx月~)

職務経歴書の書き方③ 自己PR

最後に記載するものが自己PRです。履歴書と違い、具体的な記載を求められるので、粘り強い、順応が早い、お客様第一で仕事をするなどといった気持ちだけの抽象的な文章はふさわしくありません。 企業側は、最後にこの項目で応募者が自社が求める人材か、自社に合う人間かを判断します。自分の強みや仕事に対する考え・応募する業界や応募先に対する思いなど、職務経歴ではカバーできなかった部分を補足していきましょう。企業が求める人物像などに沿ってアピールポイントを絞って書いていくと良いでしょう。

自己PRの例文

自己PRの例文を以下に記していきます。企業のニーズと照らし合わせながら、しっかりと自身の強みをアピールしましょう。

■自己PR この約××年間で、様々な業界の企業へ新規開拓営業・新規開拓営業を行い経営者の方々や人事決裁者へ人材活用のコンサルティングを行ってきました。将来性のある○○業界で、専門性を身につけて営業としての更なる自己成長と遂げたいと思っております。貴社の一員として全力で力を発揮していきたいと考えておりますので、何卒よろしくお願い致します。

■自己PR 現在までの5年間、戸建て注文住宅の営業職に従事してまいりました。新規顧客の開拓や価格の折衝、売上管理、事務処理など、主に営業関連業務の様々な経験を積む中で、自分自身の成長も感じてまいりました。注文住宅は購買者にとって夢のある、一生の(高額な)商品であり、納得して喜んで購入して頂くものと考えます。そのためには様々な知識のみならず、挨拶から始まるお客様への対応が非常に大事である事を実感しています。お客様のニーズ・要望を引出し、的確な提案を仕掛けていくことは私の最も得意とする所です。その上での、不動産及び建築に関する専門知識習得の重要性も感じ、自己研鑽として「インテリアコーディネーター」及び「宅地建物取引主任者」の資格を取得し、営業に役立てております。また、節税対策に関するご相談に関しては社内マニュアルの作成リーダーとしてプロジェクトに携わるなど、知識・ノウハウの蓄積に自信を持っています。しかし、私が最もPRさせていただきたいことは、お客様から好かれ、信頼されることによって、成果をあげてきたという事です。一営業マンである以前に、一人の人間としてお客様に接したことが、自分の持つ知識・ノウハウと相まって結果につながったものと考えます。

営業の職務経歴書の書き方とコツを理解しましょう!

いかがでしたでしょうか。これからの職務経歴書書きに役立てて頂ければ幸いです。最後に、営業の職務経歴書の見本やフォーマットがダウンロードできるサイトをご紹介します。どういう風に書くべきかイメージがわかない方は、こちらを参考にしてみるのも良いでしょう。

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