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応用技術者試験とは(難易度・合格率)|応用技術者試験対策(過去問・勉強方法・参考書)

資格・検定

応用技術者試験とは?取得するメリットとは?参考書はいる?試験の日程は?応用技術者試験に関する疑問についてお答えします。受験日の把握をし、スケジュールを立てて効率の良い勉強方法を実践すれば、合格に近づくでしょう。ぜひ参考にしてみてください。

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応用技術者試験とは?

応用技術者試験とは、システムエンジニアやプログラマーに必要とされる技術について、能力があることを証明するための資格です。 下位資格として基本情報技術者試験があります。基本情報技術者試験と応用技術者試験の役割についての主な違いは、基本情報技術者試験合格者が情報技術を活用した「戦略立案への参加」やシステム構築の「実現に貢献」することなど、上位者の管理下での業務が求められるのに対し、応用技術者試験合格者には情報技術を活用した「戦略を立案」したりシステム構築を「実現する」ことが求められます。応用技術者試験では自らの力のみで業務を果たすことができる能力が求められるのです。 試験内容としては、午前試験と午後試験の2つに分かれています。午前試験は150分あり、選択式の問題が80問出題され、その全てに解答する必要があります。午後試験も150分あり、記述式の問題が11問出題され、その内5問を解答する必要があります。

難易度

応用技術者試験は国家資格の中でも難関の部類に入るとされています。応用技術試験を受験するにあたって、基本情報技術者試験の知識を有していることが前提とされます。その下位資格である基本情報技術者試験でさえ合格は容易ではなく、全くの予備知識なしでは問題文をみても問題の意図が全くわからないことが想定されるレベルの問題が出題されます。 また受験者の平均年齢も、基本情報技術者試験が26歳前後で推移しているのに対し応用技術者試験は30歳前後で推移していることから、ある程度実務の経験を重ねたシステムエンジニアやプログラマーの受験者が多いことがうかがえます。 中には学生のうちに応用技術者試験に合格してしまう人もいますが、基本的には基礎知識を付けた上での受験だとしても十分難易度の高い試験だと言っていいでしょう。

合格率

応用技術者試験の合格率は、毎回20%前後で推移されています。実はこの合格率は基本情報技術者試験とさほど変わりが無いものになっています。 しかし、応用技術者試験は実務や基本情報技術者試験で予備知識を十分有している人が主に受験し、年齢層も基本情報技術者試験より高いため、全くの予備知識なしで勉強を始めた場合の実質的な合格率は応用技術者試験の方が低いと見て間違いないです。 また応用技術者試験の特徴として、受験率が6割程ととても低いことが挙げられます。これは、応用技術者試験の難易度が高いために受験日までに間に合わなかった、もしくは諦めた人が多いこと、そして受験者は社会人がほとんどのため、仕事で行けなくなった可能性などが推測できます。

応用技術者試験の対策方法は?

難関とされる応用技術者試験、どのようにして勉強すれば合格することができるのでしょうか。

勉強方法

応用技術者試験が難しいとされる理由の一つに、出題範囲の広さがあります。実は応用技術者試験の問題の個別の難易度は、基本情報技術者試験と大差ありません。ではなぜ基本情報技術者試験の上位試験とされているか、それはやはり膨大な出題範囲によるものが大きいです。この膨大な範囲をいかに効率よく、挫折することなく勉強することができるかが合格へのカギとなってきます。 まず重要なことが、暗記です。問題集や過去問の内容をそのまま暗記してしまえば、当然ですが解ける問題は非常に多くなります。暗記といっても全て丸暗記してしまうのは記述式の午後試験対策にならないので、説明しようと思えばできる程度まで理解を深めながら覚えていきましょう。 一通り暗記が終わったら、その後は新しい問題集を購入して理解度のチェックをしましょう。暗記した問題集や過去問では出なかった範囲もあるかもしれませんし、問題文の書き方に慣れていなくて解けない可能性もあります。暗記範囲をどんどん広げていきましょう。 仕上げに、自分の苦手な範囲をピックアップして集中的に解きましょう。分野別に分けられた問題集が市販されているので、自分が苦手とする範囲のものを購入し、繰り返しできるまで解きましょう。

過去問を解く

応用技術者試験の午前試験について、例年いくつかの問題が過去問をそのまま使いまわしで出題されます。つまり、過去問を解くというだけで得点アップに直接つながる可能性があるのです。午後試験に関しては過去問から同じ問題が出ることはありませんが、問題の傾向や形式に慣れるために過去問を解くことは非常に重要となってきます。 勉強を始めるにあたって、まず一度過去問を解いてみるのも良いでしょう。もちろん知識が無い状態で解いても悲惨な結果になりますが、基本情報技術者試験合格者であれば意外と解けてしまう問題もあります。過去問を解きながら、問題の傾向や出題の意図、自分が力を入れて勉強するべき範囲を見つけることができれば、その後の勉強が効率的に行えます。 当然、出題範囲の勉強が一通り終わった後も過去問を解くことは重要です。いくつかの過去問を数多く解いて、頻出問題や問題のパターンに慣れましょう。

参考書

参考書について、応用技術者試験ではあまり必要ありません。基本的に問題集と過去問を解けば出題範囲のカバーはできますし、解説も問題集には必ず載っています。どうしても理解できない範囲があったとしても、参考書を見るよりもネットで調べた方が解決することが多いです。 問題集については、必ず購入しましょう。頻出問題がどういった問題なのか、どのような解き方が効率よく解けるのかなど、自分一人の判断では分かりづらい部分がまとめられているものがベターです。 過去問題集はどちらでもよいです。公式ホームページで過去問は配布されていますが、解説はありません。そのため過去問題集を買ってもよいですが、やはりネットにも過去問の解説はありますし、問題集から似た問題を探して解き方を知る方法もあります。

応用技術者試験を受験するために必要なこと

応用技術者試験の勉強をしたものの、申し込みを忘れていて期限が過ぎてしまった…そんなことがないように、まずは申し込みの内容について把握しておきましょう。受験までの日数が分かれば、勉強のスケジュールが立てやすくなりモチベーションも上がります。

申し込み方法

応用技術者試験の受験日は、春期試験が毎年4月第3日曜日、秋期試験が毎年10月第3日曜日となっています。申込については、個人申し込みと団体経由申し込みがあります。どちらも申込日は受験日のおよそ3か月前から2か月前の間となっています。受験料は税込みで5,700円です。 申し込み方法として、インターネットでの申し込みと郵送での申し込みがあり、郵送の場合は申込期間中に紙の願書を手に入れる必要があります。

前提知識を付ける

応用技術者試験は、基本情報技術者試験の知識があることで大幅に有利になります。もし基本情報技術者試験を受験したことがない、もしくはその範囲を勉強したことが無いならば、まずは基本情報技術者試験から勉強してみるのも手です。 基本情報技術者試験では応用技術者試験とは違い、数学やプログラミングの知識が必要とされるため苦手とする人も多いようですが、その範囲は飛ばしてしまってもかまいません。

効率の良い勉強をして、合格へ近づこう!

ここまで応用技術者試験についてご紹介してきました。高難度とされている国家資格ですが、取得すれば情報技術に関してかなりの能力があることが認められます。システムエンジニアやプログラマー、もしくは将来それらの職に就きたいと考えている方は、ぜひ受験を検討してみてはいかがでしょうか。 効率の良い勉強方法を実践して、合格に近づきましょう!

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