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大学・教員への転職に強いサイト|大学教員が転職に有利な面接内容

転職サービス・サイト

時間や役割に拘束されずに日々研究、教育に没頭できる大学教員ですが、そもそも大学教員への就職・転職方法や求人の状況に関する一般的な認知度はかなり低いです。大学教員を志す方へ向けて、就職・転職方法や転職サイトをご紹介します。

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大学教員とは

大学教員とは大学においての教員を指す職業のことですが、それらを職階別に分類すると(学校教育法に基づく)位の高い順から教授、准教授、助教、助手、講師に分けられます。さらに細かく分けると雇用形態や特別なプロジェクトが発生した際に雇用される客員教授/准教授や特任教授/准教授/講師と呼ばれる職階が設けられる場合があります。 職務内容としては助手と講師を除くと、自身の専攻する科目の研究、学生への教授/研究指導。助手は助教以上の教員の補佐(教育研究を円滑に進めるために必要な業務)を担当し、講師は授業があるときにのみ出勤して授業を行う教員です。講師には大学が必要と判断すれば、ビジネスで成功をおさめる実業家やスポーツ選手、医者、芸能人、優れた技術を有するエンジニアなどを起用することもあります。

大学教員に就職する方法

社会人から大学教員に転職する方法を紹介する前に、大学教員に就職するルートをご説明しましょう。大学の上の教育機関である大学院へ進学し、修士課程→学士課程を修了して博士号を取得後、助教に就いて実務経験を罪ながら講師→准教授→教授にステップアップするのが一般的です。 修士卒でも大学教員になることは可能ですが、外国語、保健体育、芸術等の特殊科目、短期大学のほとんどの科目というように教えられる科目などを修了していることなどかなり限定されます。

社会人から大学教員に転職するには?

著名な芸能人や実業家、スポーツ選手など博士号を取得していなくても講師として大学教員なっている方がいます。会社経営から手を引いてそのまま常勤の大学教員へ転職する元実業家、プロ引退後に転職する元スポーツ選手も存在します。 ビジネススキルやスポーツをとことん極めて以上のようなルートで大学教員に転職することもできなくはないのですが、これはごく一握りの者にしか勝ち取ることができないチャンスで、どなたでもすぐになれるものではありません。有名大学や学部にこだわず、広く視野をもてば、もっと無難に大学教員を目指せる方法があります。

公募に応募する

ハローワークや求人・転職サイトに掲載されている公募に応募することが最も無難です。さらに、委託職員や非常勤職員の応募資格が大学院卒、または大学卒だけとハードルが低めなので、ごく一般的な方でも手の届きそうな大学教員です。 また、教授や助教など専任職の求人はオープンに展開されることが珍しく、大学・大学院の進路指導の掲示板にしか貼り出されていないことも少なくありません。非常勤の職員として教授や准教授らとコネクションを形成するとともに、大学関係者にしか知りえない情報を入手し、専任の大学教員へ転職するためのプロセスとして挑戦してみてはいかがでしょうか。

異業種交流会へ参加する

特に工学系の大学は「人材劣化の防止、克服」という名目で民間出身者を教員に引き入れ、教育者の質を向上させようとしています。 それは、現場の空気感や経験から悟る技術を学生に教育するためです。また、一度社会に出て形成されたコミュニケーション能力や問題解決力などの教科書では習得できない素養を培った学生の見本となる人材を得る目的もあります。 そのため、大学側はある程度の年齢を基準にして、その年齢に達している卒業生になんらかの方法で教員へ転職するように声を掛け、民間出身の教職員を養成しようとしています。しかし、転職を薦めた卒業生も企業である程度地位を確立しているため、なかなか人材が集まりません。その際は、大学教員が異業種交流会や名刺交換会などのイベントへ参加して、これはと思う人材を探しています。この機会をぜひ狙ってください。 もちろん、ただ名刺を交換するだけ、知り合いになっただけでは打診を受けることができないので、大学教員へ好印象を与えつつ、実績をアピールしなければなりません。また、たくさんの人と交流をする場ですから印象に残る人物となれるよう対人スキルを磨く必要があります。大学教員と親交を深めてヘッドハンティングしてもらえる努力をしつつ、公募にも目を通し、可能性を広げましょう。

大学教員の転職面接の内容

大学教員になるための試験内容は大学によって異なっていますが、一般的なのは筆記試験と面接です。書類選考後、筆記試験を実施せずに面接試験に臨む場合もありますので、面接試験は必須となります。さらに、大学の転職面接では受験する大学の教員へ向けてプレゼンテーションを行うのが民間企業の採用面接と大きく異なる特徴です。プレゼンテーションを行うので、転職面接対策の準備には資料作成やスライドなどの見せ方、進行の練習が必要です。

転職面接での質問内容

大学教員の転職面接では、志望動機やボランティア活動経験などのありきたりな質問のほか、大学ならではの質問事項があります。おおまかな内容は以下のとおりです。 ・これまでのあなたが研究した内容に関する既存研究の違いは何か(研究内容の  新規性について説明してください) ・プレゼンテーションで発表した着任後の研究計画で研究実行の可能性 ・指導経験があるか ・もしも担当科目を持つことになったら、どんな内容か ・民間での就職経験はあるか ・研究したものの今後の発展性について ・卒業論文での成果 ・留学経験の有無 ・受験する大学の魅力について ・教員としていちばん重要だと思うことはなにか 大学での転職面接では、大学時代に打ち込んだことやそこから学んだ経験、大学教育に対する思いなどの質問を受けます。また、研究内容がどれだけ素晴らしいかよりも教育に関する応答を充実させましょう。 面接の質問応答に関する対策としては、時事問題や語学(話し方)を覚えるのはもちろんのこと、受験する大学の歴史や輩出した著名な学者・技術者のことまでをリサーチしておくべきです。そして、ついつい研究内容の説明に熱が入り、大学教育への想いをあやふやなままにするのは好ましくありません。 大学では、優れた研究成果を上げるよりも優秀な学生をいかにして大学から輩出させられるかに重きを置きます。

転職面接でのプレゼンテーション

海外からの留学生やオープンキャンパスで見学に訪れる高校性、取材しにくるマスコミ関係者など、これらの人々に応対するのは大学教員の仕事です。面接時のプレゼンテーションでは、わかりやすく説明し、聴衆が苦痛に感じないプレゼンテーションをする力を試されます。プレゼンテーションのテーマやそれを発表する時間は大学によって異なるので、面接試験の要項や採用担当者からの説明をよく聞いて準備をしておきましょう。 プレゼンテーションのテーマは次のようなものが多く提示されます。 ・これまでの研究成果について ・着任後の計画 ・大学教育に関する抱負 ・プレゼンテーション後の質疑応答(英語でやりとりする可能性もあります)

大学教員は転職に有利?

大学教員から民間企業へ転職する場合、「大学教員」の経歴が有利か不利かについて検討します。まず、結論として「大学教員」の経歴が有利になるか不利になるかは転職を希望する企業の求める能力にマッチしているかどうかにかかっています。 畑違いの企業に転職した場合は研究の成果を発揮できないばかりか、かえって偏見の眼差しを向けられることもあります。それでは、どのような企業で大学教員の経歴が活きてくるのでしょうか。

人材教育に苦戦する企業

仕事を覚えることができてもその次の世代に繋ぐことができず、研修にかける費用や時間の収拾がつかずに悩んでいる企業は意外と多いです。そのような企業は「インプットした知識や技術をアウトプットできる人材」を喉から手がでるほど求めています。 「大学教員」の経歴は文字通り教育歴としてカウントすることができるため、学生に教えてきた実績が高く評価され、好条件で採用されるケースがあります。

教育・研究した分野をそのまま活かせる企業

研究所を所有している企業では、すでに必要とする資格や知識があれば、研修コストがかからず教育・研究で培ったノウハウを遺憾なく発揮するチャンスになり一挙両得です。場合によっては大学で用意されている研究費用よりも都合がよくなり、より研究に専念することができます。また、研究者同士で競争意識を高めることができるので、大学のラボにいるより刺激のある仕事ができます。

大学教員の求人が掲載されている転職サイト・エージェント

次に公募が掲載されている転職サイトや転職エージェントを紹介します。

メリットとデメリットを慎重に考えよう

民間企業から大学教員へ転職する場合も大学教員から民間企業へ転職する場合も、メリット・デメリットは必ずついて回ります。家族の意見もさることながら自分の知識や技術をどのように発揮したいのか、収入や待遇についても考慮して後悔のない選択をしてください。

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