IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

面接で響くプレゼンの仕方・資料の作り方・テーマ選定方法

面接

最近では就職面接の際に「プレゼンテーション」を取り入れている企業が増えてきています。そこで企業が面接での「プレゼンテーション」で一体何を見ているのか、またどのような資料や「プレゼンテーション」をしていけばいいのかをご紹介いたします。

更新日時:

なぜ今面接のプレゼンテーションが増えているのか?

最近では就職面接の際にプレゼンテーションを取り入れている企業が増えてきていますが、なぜなのでしょうか。 それは、今はインターネットにしろ雑誌にしろ、あらゆる情報で溢れていますので、一般的な質疑応答ではあらかじめ当り障りのない答えを用意していることが多く、企業側としてはプレゼンテーションを通して、自己PRがいかにできるか、その会社に入社したら何をしたいのかなどのテーマについて、求職者がどのように考えているのか、思考力や人となり、実力を分かりやすくチェックしたいという狙いがあるようです。反対に言えば、プレゼンテーションとは言われていますが、最大の自己PRの場とも言えます。

また、プレゼンテーション力というのは何も就職面接の時だけではなく、実際に就職した後も社会人にはとても重要なスキルとなります。例えば、会議などで自分の意見を述べるときや、営業だった場合には取り扱っている商品をクライアントやお客さまに提案する場面など、多岐に渡ります。 だからこそ、企業も最近は積極的に面接でのプレゼンテーションという手法を取り入れているのではないでしょうか。

プレゼンテーションを通して何を注目されるのか

面接官がプレゼンテーションを通して注目している点は以下になります。

■理解力 与えられたテーマについてしっかりと理解しているか ■表現力 明るく、声のメリハリやボディーランゲージなども含めた豊かな表現をしているか ■説得力 わかりやすい話し方をしているか ■論理性 聞き手がわかりやすい話の展開になっているか ■積極性 人前で物怖じすることなく、積極的に話せるか ■独創性 テーマについて自分なりの視点での内容が盛り込まれているか

上記が分かっていれば、事前に対策をしながらプレゼンテーションの練習をすることができます。

面接でよく聞かれる質問

就活の面接でよく聞かれる質問は、 ■学生時代頑張ったこと ■自分の長所、短所 ですが、企業によって実際に面接で聞かれる質問は異なってきます。よく聞かれる質問以外にも、企業ごとになにを聞かれるのか、を事前に調査しておくことが大切です。 面接官がどんなところを見ているのかなど、面接対策に必要な知識を身に付けたい方は転職エージェントを活用するといいでしょう。プロのキャリアアドバイザーから、的確なアドバイスをもらうことができます。

内定率を上げるためにプロに相談

面接で相手にしっかりと自分の気持ちを伝えられるプレゼン方法を知りたいという方は「キャリアパーク」を活用するといいでしょう。 あらかじめ面接官によく聞かれる質問や自己PRを就活のプロに相談できます。 ・人事目線のアドバイス ・適正のあった企業にあなたを推薦 ・マンツーマンでの手厚い選考対策 「キャリアパーク」を利用すれば上記の内容をサポートしてもらえます。 他の人と情報量で差をつけるチャンスです。しっかりと事前対策して内定を勝ち取りましょう。

どうすれば面接官に響くプレゼンテーションとなるか

学生生活ではなかなかプレゼンテーションをする機会はない方も少なくないと思います。面接官に響くプレゼンテーションというのは、上記に挙げたプレゼンテーションを通して注目されている点を踏まえ、主に以下の要点があります。

表情を豊かに、強弱をつけて

聞いている面接官に「言いたいこと」は何かを明確に伝える必要があります。そのためには、言葉に上手に「感情」を乗せる必要があります。また、ボディランゲージもうまく盛り込みながら、どの点が一番伝えたいところなのか、言葉や口調に強弱をつけて単調にならないようにしましょう。

面接官を意識した話し方をマスター

面接官が1人ということはまずありません。複数の面接官の方がいらっしゃると思いますので、その面接官一人ひとりに対してアイコンタクトをしっかりとりましょう。そうすることで、ただ覚えてきたことを披露しているだけという発表会から、面接官一人ひとりに伝えようとするプレゼンテーションへと変わります。また、人は自分に語りかけてくれると思うと心にその内容が入ってきやすいと言われています。

早口にならないようにゆっくり話す

早口で話されると、どれだけシナリオがしっかり考えられていて、順序良く話をされていても、人の耳には入ってきても頭にまで伝わりません。そうなるとせっかくのプレゼンテーションも全く意味をなさなくなります。自分では早口ではないと思っていても、実際にプレゼンテーションをすると早口になってしまったという方もいます。 大体の方は緊張すると知らず知らずに通常の話すスピードよりも早口になりがちですので、プレゼンテーションの練習をする際には、いつも以上にゆっくりと、句読点を意識して話すと良いでしょう。

時間内に話をまとめる

先程もお伝えしたように、大体は早口を意識してもやはり早口になってしまい、予定していた時間よりもだいぶ急いで話してしまって時間が余ってしまった、なんてこともあるようです。 プレゼンテーションの練習をする際には、もちろん時間内に収まるように話すことや展開する順番を調整していくことは必要なのですが、時間内に終わればいいと短めに設定して構成していると、予想以上に短くなってしまって困ったということがないように、制限時間の1分前あたりで終わるように調整しておくと良いです。

自信を持つ

プレゼンテーションの場数を踏み、プレゼンテーションに対する自信をつける必要があります。プレゼンテーションは自分の意見やセールスポイントをアピールする手段です。自信をもって相手を納得させられるような話し方が必要です。そのためには何回も練習しましょう。 相手に伝わるような文章作りやプレゼンテーションがしたいという方は、エージェントを活用してみましょう。プロのキャリアアドバイザーが的確なアドバイスをしてくれますし、自分に自信を持てる自己PR作りをお手伝いしてくれます。

面接のプレゼンテーションで大事なテーマ選定の方法

それでは、プレゼンテーションの構成やテーマを選定しましょう。具体的には、与えられたテーマに沿って、何を話すのか、どのような順番で話を展開し、結論をどこに持っていくのか、大筋の筋道をまず決めて、その内容に沿って資料を作っていきましょう。

プレゼンテーションの軸となるシナリオを組み立てましょう

以下の項目に沿って、まずは思いつくものを書き出していきましょう。

①入社した後その企業で活かせる自分のセールスポイントを説明する ②なぜそのセールスポイントが活かせるのかの根拠を伝える ③そのセールスポイントが活かされた過去の具体例・エピソードを話す ④企業のどこでこのセールスポイントが活かせると考えるかを伝える ⑤そしてなぜこのセールスポイントが活かせるのか理由を述べる ⑥まとめ

ここでのポイントは、自己PRしなくてはとあれもこれも話したくなるところではありますが、ここは言いたいことを詰め込まないようにしましょう。というのは、多くのことを詰め込んで話してしまうと、主張が分散して何が本当に言いたいことなのか、何が一番伝えたいことなのかがぼやけてしまうのです。また、制限時間もありますし、ダラダラと話をすると聞いている側は疲れてしまいますので、簡潔かつ短い言葉で伝えることが大切です。

自分のセールスポイントに焦点を置く

決して知識でアッと驚かせようとしないことが大事です。実際の現場の知識やスキルも知らない、社会人経験もない学生がプレゼンテーションのためだけに身に付けた付け焼刃の知識で資料を作成して発表しても、聞いている面接官はその道のプロですので、付け焼刃の知識などは通用しません。 知識で攻めようとした瞬間に、矢継ぎ早にプレゼンテーションの内容についてや無理のある企画に突っ込まれて、ボロが出てしまいます。面接官の質問に答えられなくては、話になりません。そもそも面接官は、求職者がどれだけ付け焼刃で知識を溜め込んできたか、ではなく求職者の思考力やどのように考えているかを知りたいのですから、自分のセールスポイントをPRすることに特化してプレゼンテーションのシナリオを構築していきましょう。

面接でのプレゼンテーションの仕方

面接とはいえ、最低でも10分はプレゼンテーションできる説得力のある内容の資料を用意し、レジュメや資料も用意しなければいけません。各自ノートパソコンやタブレットを持参し、パワーポイントなどを使って分かりやすく説明している求職者が多いといいます。 それでは面接でのプレゼンテーションで気をつけなければいけない点を踏まえつつ、プレゼンテーションの仕方をご紹介していきます。

プレゼンテーションは話す順番が大事

面接だけでなく、プレゼンテーションをするときに大事なのは、細部を最初から話をするのではなく、最初に結論を伝えましょう。いわば「結論」→「理由」→「もう一度結論」という順番です。

具体的には、以下となります。 ■結論 「私は○○だと考えます」「○○は△△です」というように、全体の内容を指し示し、結論を最初に言います。 ■理由 その後に「なぜなら~」という形で、なぜその結論に至ったのかの理由を、具体的に説明していきましょう。 ■もう一度結論 そして最後に「以上の理由から、私は○○だと考えます」と結論を再度伝える展開でまとめます。 そうすると、面接官はいつでも何についてプレゼンテーションをされているのか、どのような意見を求職者が持っているのか、結論に至るまでの思考力を理解しやすくなります。

プレゼンテーションの最中でも気を抜かない

プレゼンテーションの面接があると思うと、プレゼンテーションを決めた順番通りにだけ進むように練習しがちです。ですが、聞いている面接官から途中で質問が飛んでくる可能性もありますし、突然プレゼンテーションの進み具合とは関係なく志望動機などを聞かれることもあるようです。 プレゼンテーションを練習通りに進めることだけに集中していると、そういった突発的なことに対処できずに、結果何を話すべきだったのかも忘れてしまって、後悔する結果になってしまいかねません。プレゼンテーションとはいえ、面接中であることは常に意識し、一般的な質疑応答で答える内容についてもしっかりと網羅していつでもこたえられるようにしておきましょう。

面接でのプレゼンテーションの資料の作り方とは

では具体的にプレゼンテーションのの資料を作成するにあたって、どんなことに気をつけて作成をすればよいのでしょうか。

フォントは統一する

ビジネスルールとして、フォントは統一するのが決まりです。MSPゴシックもしくはHGPゴシック、メイリオが一般的です。フォントサイズは18pt以上が良いでしょう。またフォントは定型登録できますので、いちいちテキストフォントを変更しなくてもいいように、あらかじめ定型登録をしておき、無駄に工数を取ることのないようにして作業効率を上げましょう。

行間の設定

面接官に資料などを配布する際などは特に、見た目に美しく分かりやすい資料を心掛けましょう。美しい資料とは、デザインだけでなく余白も重要です。行間の余白幅は統一し、ばらつきのないようにしましょう。

テキスト強調のコツ

数字は大きく、単位は小さくすると、とてもすっきりと見やすい資料になります。

色は多用しない

見やすい資料を作ろうとして何色もに分けて強調したくなりがちですが、プレゼンテーションの資料で使用する色は、ベースの色とメイン色、アクセント色の3色までにした方が、見た絵も美しく分かりやすいです。 ベース色:文字に使う色 メイン色:見出し、図形、枠線などの目立たせるために使う色 アクセント色:注力すべき箇所や、門限などに使う色。あまり多用しない方が良い。

文字の大きさにも強弱をつける

接続助詞や、先程もお伝えしたように単位などの文字、記号は小さくし、伝えたい文言を目立つようにします。また、文字情報をなるべく抑えて、伝えたい部分を確実に伝えるためには記号を使うこともおすすめです。

ワンスライド、ワンメッセージ

プレゼンテーションをパワーポイントなどで視覚的にも分かりやすく展開したいと考えている方は、この「ワンスライド、ワンメッセージ」の法則を覚えていてください。「ワンスライド、ワンメッセージ」とは、1枚のパワーポイントのスライドの中で主張する言いたいポイントは1つに限定する、ということです1枚のスライドで複数の主張を混在させてしまうと、何を言いたいのかがぼやけて分からなくなってしまうからです。 この法則を守って作成すると、聞き手も話し手である求職者も、パワーポイントのスライドのメッセージを追っていくことによって、論理展開やプレゼンテーションの全体の流れを理解しやすくなります。

内容はできるだけ簡潔に

言いたいこと、伝えたいことをすべて資料に載せているのは、文字数だけ多くて頭に入りづらく、見づらいです。また資料にすべて記載してしまっているのなら、話す必要はなく、ただ資料を読んでもらえばいいということになります。 そこで、プレゼンテーションの資料を作成する際には、なるべく構造を単純にして、強調して伝えたいことを分かりやすく記載するようにしましょう。 ※プレゼンテーションを聞いていない人が資料を見た時に、メッセージを誤解するような曖昧な表現や適切ではない表現はやめましょう。

スライド番号のつけ方

パワーポイントで資料を作成する際、自動でスライド番号を追加すると分かりやすいです。

面接での悪いプレゼンテーションの例

■ネガティブアプローチをする 日本人に多いのがネガティブアプローチをするものです。たとえばプレゼンテーションを始める際に「私は日本一プレゼンテーションが苦手でして」「人前で話すのが苦手なのですが…」などと謙遜するとします。 実際のところそんなことを言われても、聞いている面接官は反応に困るだけであり、ただのマイナスアピールにしかなりません。謙虚さは大事な要素ですが、謙遜しすぎても聞き手の欲求を満たすことはできません。必要以上の謙遜は聞き苦しいですので、堂々と本質的なことを伝えるようにしましょう。

■自分にない話をする 価値のあるプレゼンテーションとは、聞き手である面接官が「最小の投資で最大のリターンを得る」という目的を遂げられることです。そこで経験していないことやうそを話してしまうと、信頼を損失してしまいます。自分を大きく見せる必要はなく、等身大の自分のことを話し、自分が実践してきた効果的な話をしましょう。

■「えー」「あのー」「要するに」「つまりですね」が多い 意外と多いのが、「えー」「あのー」「要するに」「つまりですね」という口癖です。 こういった口癖は案外本人は気づいていないうえ、言葉と言葉の場つなぎで発していることが多く、次に何を話すのか迷っていたり不安を解消するために発していることが多いため、聞き手にマイナスイメージを与えます。 まずは自分で口癖を自覚する必要があるので、友人や進路指導の方などに練習の際、自分の口癖や話し癖がないかをチェックしてもらい、指摘してもらうのが効果的です。自分の口癖、話し癖が分かったら、徹底的に言わないように練習するのみです。どうしても次に何を言うべきかとっさに分からなくなった場合、こういった口癖を言うよりは「間」として沈黙の方がいい場合が多いです。

面接でのプレゼンテーションで一番大事なこと

いかがでしたでしょうか。面接においてのプレゼンテーションについて、さまざまなことをお伝えいたしましたが、冒頭にもお伝えしたように最終的にプレゼンテーションを通して企業が見たいのは、求職者自身の思考力や人となり、実力です。どんなにプレゼンテーションの資料や話す順番が吟味、熟考されていても、その中身が伴っていなければまったく意味はありません。 一般的な質疑応答の面接と同様、その企業に入社した後の自分を具体的にイメージし、明確なビジョンをもってどのように働いていきたいかを自分でよく考え、その点をPRしていくとよいでしょう。

関連タグ

アクセスランキング