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「思いがけず」の意味・使い方と例文・類語や敬語表現

更新日:2020年03月13日

敬語

ビジネスシーンにおいて、期待もしていなかったことというのは起きたりします。それはよいときもありますし、悪いときもあるのですが、そのときに使う言葉として『思いがけず』というのがあります。今回はこの「思いがけず」についてご紹介していきます。

ビジネスシーンでの「思いがけず」の意味と使い方

予想もしていなかったこと

ビジネスシーンにおいて、期待もしていなかったことというのは起きたりします。それは良い時もありますし、悪い時もあるのですが、その時に使う言葉として『思いがけず』というのがあります。 意味としては、『予期していなかったのにも関わらず』、『期待はしていなかったのにも関わらず』という意味になります。そして、これは多くの場合、『良いこと』に対して使うことが多いです。 ビジネスシーンにおいて「思いがけず失敗した」という言い回しはあまりしません。確かに、予期していなかったことで失敗してしまったという意味合いで使えなくもないのですが、あくまで『思いがけず』とは良いことが起きた時に使うのがビジネスにおいての用法といえるでしょう。

「思いがけず」の例文

どんな風に使うのか

肝心の『思いがけず』を使うのか、といいますと 思いがけず○○様からのご指名をいただき、まことに光栄の極みでございました。 昨日は思いがけず美味しいお菓子をいただきまして、まことにありがとうございました。 と、このように使うとよいでしょう。どちらの場合でも基本的には『思いがけず』、嬉しいことが起きています。こうした使い方をすることがビジネスシーンにおいて、『思いがけず』を使う方法であるといえるでしょう。

「思いがけず」に関する類語

似たような言葉として

言葉には似たようなものというのがいくつもあります。それは微妙に意味合いが違っていることもありますし、殆ど同じということもあります。或いは、同じ意味ではあるのですが、よい方向で使うのか、悪い方向で使うのか、というような違いもあります。そうしたことが『思いがけず』という文言にもありますから、これはよく知っておくとよいでしょう。 例えば、『図らず』、或いは、『計らず』という言葉があります。これは「意図せず」という意味になります。つまりは、計画をしていたわけではないことが起きる場合、に使う言葉です。「偶然的に」ということにも使える言葉です。 他にも、『適さか』という言葉もあります。読み方は『たまさか』です。「思いがけないこと」、「偶然的であるさま」のことをいいます。これも思いがけず、という言葉の類義語になります。 他には『巧まずして』とか『ゆくりなく』『端無く』なども類義語になります。 このように思いがけずという言葉の類語といえるような言葉はたくさんあります。ですが、やはり最も普及している、意味合いとして相手にしっかりと伝えることができるのは、『思いがけず』という文言といえるでしょう。

小さなことではありますが、何かよいことをしてもらった場合、或いは相手がこちらに配慮したり、好意的に何かをしてくれた場合、そのお礼の文章に、 先日は○○をしてもらい、 と書くことになります。そこで『思いがけず』を使うのがポイントです。つまり、 先日は思いがけず○○をしていただき、 となるわけです。このたった一言の『思いがけず』を入れるだけでかなり配慮した文章になります。また、基本的に「思いがけず」というのは過去に対する言い回しになります。今現在、対面で使う言葉ではないです。今、目の前にいる人に使うのであれば、思いがけず、というよりは『思いもかけない』と使うのが適切であるといえます。

思いがけず起こること

基本的によいこと

実際に物事としては思いがけず起きることは悪いこともあるわけです。思いがけないミスが起きてしまう、という言葉もあるわけですし、そうした使い方もできるわけです。ですが、相手に対して使う場合、特にビジネスシーンであれば、思いがけずはあくまでよいことが起きた時に使うのがベストです。 それが絶対に正しいわけではないのですが、良いことに使うからこそ、思いがけず、という言葉が際立つわけです。例えば、思いがけず食事に誘われる、ということがあります。 こうした文章になると、食事に誘われることに対して好意的であった、ということがわかります。「期待も予期もしていなかったが誘われて嬉しい」という意味合いになるわけです。 こうした微妙なイントネーションともいえる部分にビジネス文章や応対の質というのが関わってくることになります。

思いがけず起きることは、「悪い事が起きた」という意味でも使えます。悪天候などもそうですし、災害などもそうです。例えば、交通渋滞なども「思いがけず起きること」といえるでしょう。 あくまで起きることだけで言えばそうなるのですが、そうしたシーンでビジネスにおいて使うべきかというと、思いがけずという言葉は、あまり悪い事に対しての言葉ではありませんので注意しておきましょう。あくまで相手の行動などに対して、「予想していない」、「期待していなかったことをしてもらったので、嬉しいことでした」という文章の文頭に使うのが正しいといえるでしょう。

思いがけずの敬語表現

初回公開日:2017年05月30日

記載されている内容は2017年05月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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