IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

【ケース別】アナウンサーの志望動機の書き方と例文・ポイント

書類選考・ES

華やかな職業として代表的なアナウンサー。しかしアナウンサーになるには数多の志望者のESの中から抜きん出る必要があります。そのために重要なのは目を引く志望動機です。本記事ではアナウンサーになるために重要な志望動機の書き方をお伝えしていきます。

更新日時:

アナウンサーになるのは非常に狭き門である

志望動機について述べていく前に、アナウンサーという職業の就職事情について触れていきます。

言わずと知れた人気職業

アナウンサーは言わずと知れた人気職業です。テレビの中で活躍する姿に憧れ、自分もアナウンサーになりたい、と思う人は世の中にたくさんいます。もちろん志望者数も非常に高く、求人倍率は何百倍、何千倍にのぼります。特にフジテレビや日本テレビなどといった人気のテレビ局の求人となると、求人倍率は約3,000倍から4,000倍だと言われています。そのような数の応募の中から数人が選ばれるわけなので、アナウンサーになるのは本当に狭き門であると言えるでしょう。

アナウンサーを志す人に求められるもの

テレビ離れが深刻になってきたと言われる現在においても、やはりアナウンサーは憧れの職業です。なので、アナウンサーになる人間にはたくさんの人に憧れられるような能力や立ち振る舞いが求められます。 アナウンサーの一番の役割と言えば「情報」を正確に、かつわかりやすく視聴者にお伝えすることです。そのためにはアナウンスに必要な発声技術や表現力が必要になってきます。また、伝える側は情報をきちんと理解する必要があるため、政治や経済、文化、社会など幅広い知識を持っていることが大切です。その性質上、一定の学力や素養が求められるため、採用条件の中では大学卒業、もしくは大学卒業見込みであることがほとんどです。 また、アナウンサーはテレビ局に所属する「会社員」ですが、テレビの前に出て不特定多数の人の前に出る場合が多く、現在ではタレント的な側面も持ち合わせています。そのため、会社員として通じる一般的なビジネスマナーももちろん、人前に出るにふさわしい立ち振る舞いが普段からできているかが求められます。 具体的には様々な状況に対応できる柔軟性、適応力、臨機応変さなどの能力のほか、視聴者に好印象を持ってもらうための好感を持たれる見た目や姿勢であるか、話し方や言葉の選び方なども一つの要素となります。

採用担当の目に留まるエントリーシートを書くことが必要不可欠

難関であるにもかかわらず人気職業であるアナウンサーにはもちろんたくさんの応募が集まります。採用側には数千枚のエントリーシートが届くことになるため、何も惹かれるものがないエントリーシートは真っ先に落とされてしまいます。採用担当の目に留まるエントリーシートを作るためには志望動機や志望理由は非常に重要な要素になります。また、これは面接の際も同じで、自分の想いと熱量を込めた志望理由を明確に面接官に伝える必要があります。 アナウンサーは「伝える」仕事です。エントリーシートは自分がなぜアナウンサーになりたいのか、なぜここで働きたいのかの志望動機を採用担当に伝える最初の機会、いわばアナウンサーとしての資質を問われる最初の関門でもあります。 まず自分がなぜアナウンサーを志望するのか、その志望動機をまとめたうえで、それが十二分に伝わるように構成を考え、自分らしく、それでいて見る人の目に留まるように決められた枠の中で表現する必要があります。今からアナウンサーの志望理由の書き方や例文などを参考にしながら納得のいくエントリーシートを作成しましょう。

アナウンサーの志望動機を書く前に考えておくべきこととは?

志望動機の書き方、といっても志望動機の中に何を盛り込んでいくかはその人により変わります。「なぜアナウンサーになりたいと思ったか?」その動機に正解・間違いはありません。自分がこれまで経験してきたことや考えたこと、アナウンサーという仕事に対してどのように思っているか、その想いをしっかりと持ってさえいれば、志望動機を書く内容にこまることはまずないでしょう。 しかし、志望動機における自身の想いをどのようなしたら相手に伝わるか、加えて「この人はうちの会社で働いてほしい」と思わせることができる文章にしなければならない、と考えると、文章の構成をしっかり考えないといけません。 「わたしはこんなにアナウンサーになりたいんだ」という思いをそのまま文章に込めただけでは就職活動のアピールとしては役に立ちません。文字通り、このエントリーシートは「企業に採用してもらうための活動」です。企業は自分たちにとって戦力になる人材を探しています。そういった企業の思惑を考慮して、採用側の視点からでも思わず目に留めてしまうような文章を意識しなければいけません。そういった文章を作っていくために、やっていくべきものをお伝えしていきます。

自己分析

就職活動のやるべきこととしてよく言われる「自己分析」ですが、もちろんアナウンサーへの就職活動においても自己分析は必要です。自身の経験から得られた強みなどを知り、それを志望動機に組み込んでいくことで、志望動機に説得力が生まれるのです。自己分析は簡単そうで意外と難しく、初めてやる人はどうやっていいかわからないと困惑する方が多くいます。 まずは、自分のこれまでの人生であった印象的な出来事を振り返っていきましょう。そして、その出来事に対してどのように感じたか(嬉しかった、満足感を得た、感動したなど)を書き出してみましょう。小さなことでもよいのでたくさん書き出してみると、だんだんと自分がどのようなことで評価を得ているのか、得意なのか、やりがいを感じているのか、興味があるのかなどの共通点が見えてきます。 そういう部分が見えてきたら、挙げられた共通点を掘り下げて「自分がやりがいを感じること、自分の強み」という風にまとめていきます。例えば、 ・合唱部の先生に声が良いと褒められて嬉しかった ・家庭教師のアルバイトで生徒にわかりやすく教えられるように教え方を勉強したら成績が伸びてやりがいを感じた。 ・プレゼンのやり方などをよく後輩から教えてほしいと言われて、嬉しいと感じた。教えるのも面白いと感じた。 この3点についてまとめていくと「ものごとをわかりやすく伝える、教えることができるということは私の強みであり、伝えることにおいて自分なりに創意工夫することに喜びややりがいを感じている」という風にまとめることができます。また、友人や知人、先生や家族から聞き込みを行うというのも一つの方法です。自分が思ってもいなかった自分のことを見つけることができるかもしれません。 このような要素をアナウンサーの志望動機に織り交ぜていくと、説得力の増した志望動機となっていきます。

業界・企業研究

自己分析で自身のアピールできるポイントを掴んだところで、次は会社のことについて知る必要があります。採用活動は応募側と採用側のマッチングですので、もちろん企業側が求めるような人材でなければ落とされてしまいます。逆に、自身が企業側になりを求めているかを決めていれば、自分の基準がどの企業にマッチしているかも知ることができます。 採用活動にあたって、企業側は求める人物像や、会社のビジョンなどを提示します。それを把握し、自身の自己分析の結果と照らし合わせて構成を考えることで、「何故この会社でなければいけないのか」という説得力が生まれます。 特に、東京のキー局ではなく地方局の採用試験を受ける場合は、「何故この地域なのか?」というより具体的な理由が必要となることがほとんどです。地方局のテレビは地域密着型なので、その地方に関心はないけどアナウンサーになりたい、という志望動機では済まないので、より綿密な研究が必要となるでしょう。

入社後に何をやりたいのか?将来のビジョンを明確にする

最後に重要なのは、入社後のビジョンを語れることです。アナウンサーとしてどういう風に仕事していきたいのか、将来的なビジョンを具体的に書くことは採用する側にとっても明確な意思を伝えることができます。自分がアナウンサーになった時に、どういうことをやっていきたいのかをイメージして、書き出してみましょう。内容が具体的になればなるほど相手に伝わりやすくなりますし、それに至る理由付けは自己分析で得られたことを参考にしていくと、おのずと自分の想いも乗せた志望動機になっていきます。

「自分らしい志望動機」になるように

色んなポイントを書いてきましたが、一番大切なのは「自分」のそのままの想いを乗せた文章となることです。何千通ものエントリーシートが届く中で目を留めてもらうには、テンプレートのような文章ではアピールとなりません。自分でしっかりと考えた自分だけにしか書けない志望動機がなければ勝ち残るのは難しいです。体裁だけ整えた文章はすぐに見抜かれてしまいますし、通ったところで面接で落とされてしまいます。上に書いたことをしっかりと行えば自分らしい志望動機は書けてきますので、アナウンサーという仕事に、真剣に向き合って考えていきましょう。

アナウンサーの志望動機の例文

アナウンサーの志望動機について、押さえるべきポイントをいくつかご紹介しましたが、イメージが出来ない、文章構成のやり方がわからないという方に向けて、いくつかのテレビ局におけるアナウンサーの志望動機の例文を紹介いたします。当然ながらこれをそのまま書いたところで企業側に見抜かれますし、それは自分の気持ちが乗った志望動機ではないので、勝ち残ることは出来ません。あくまで参考としてご覧ください。

アナウンサーの志望動機の書き方例文:テレビ朝日

テレビ朝日は質問項目に対し、結論を先に示して、理由を後から説明する構成の文章が好まれます。明確かつ簡潔に説明し、理由もより具体的かつ分かりやすい伝え方を心がけるとテレビ朝日の採用担当の目を引くことができるでしょう。

「私は、放送業界で働きたいと思ったのは世の中に安心と感動を与える番組制作をしたいと考えたからです。とりわけテレビ朝日に応募した理由は、私が作りたい目指したい番組があったからです。「世界の車窓から」や「題名のない音楽会」のような良質な番組は、スポンサーが番組を持つことにステイタスと感じ、また視聴者は安心して家族で見ることができるものです。そこに誰も見たことのない風景や、普段は聞くことのできない耳触りのよい良質な音楽などが流される番組作りがしたく、御社でなければできないと考えて応募しました」

アナウンサーの志望動機の書き方例文:日本テレビ

日本テレビの場合はしっかりと会社や社長、人事からのメッセージを受け取った書き方にするのがポイントでしょう。これらは企業サイトに掲載されているので、しっかりと企業研究をしていることが重要です。

私の夢は、まだ夢を持っていない人に夢を与えることです。 テレビの強みは、思いもよらない情報が手に入ることだと考えております。情報技術が発達し、情報の検索が一般的になりました。しかし検索では、引き出しの中身を増やすことはできても、引き出し自体を増やすことは難しいです。それを最も得意とするのがテレビという分野だと考えております。 私の友人はかねてより、新聞社を希望していました。しかし大学2年生のある日、彼女は突然コピーライターになりたいと言い始めました。理由を聞くと、テレビでコピーライターの特集をしており、コピーライターの仕事こそ自分が求めていたものだったと気付いたというのです。私はその時、本人が思いもよらない知識を提供できるテレビという媒体の強みに気付きました。 私は、テレビを通して人に夢を与えたいと考えています。私が特に伝えたいのは、すでに一般的になっている情報ではなく、あまり認知されていない、けれど魅力に満ちた様々な情報です。その夢に向かって挑戦ができる場だと考えるからこそ、私は御社を志望します。

アナウンサーの志望動機の書き方例文:日本放送協会(NHK)

NHKについては「自分がNHKに入社してどう貢献できるのか」「どうしてNHKでないといけないのか」という伝え方がポイントです。なので、企業研究をしっかりと行ったうえで、上記のポイントに自己分析の結果を組み込んでいくという書き方がNHKの志望動機としては効果的な書き方なのでしょう。

社会の中で弱者と言われている人々の声に耳を傾け、それを世の中に発信し共有したいという私の意志が、日本放送協会でならば実現できると思い志望しました。私は学生時代にアメリカに人種差別問題を学ぶために留学した経験があります。そこで感じたことは、社会的に弱い立場の意見というのは、なかなか世の中に発信されないということでした。 社会が抱える問題について、多くの人が知らないままでは問題の解決は全く進んでいかないということを痛感し、報道の重要性を改めて実感しました。広く「発信」できる環境がある日本放送協会では、人の見方を変えたり、問題に向き合うきっかけを作ることができる力があると考えて志望しました。

アナウンサーの志望動機の書き方例文:テレビ東京

テレビ東京における書き方のポイントは、過去の文例を研究して、論理立てた書き方が好印象を持たれます。冒頭に結論を示し、なぜテレビ東京なのかということを論理的に説明していきましょう。

「私はテレビ東京の番組が大好きです。緻密に練られた進行なのに、軽いノリで誰もが楽しめる番組作りがその理由です。他社の放送はことさら大きくショッキングに取り上げ、あたかも大ニュースのような伝え方が多いなか、御社は「こんな情報もありますよ」と言う感じで、その情報が必要なのかは視聴者が判断できるという姿勢が大好きです。各局がアクシデントの速報に切りかわっても、あえて放送内容を変えずに通す姿勢は簡単なようで難しいのでしょうが、スタンスを変えずに放送できるのはテレビ東京しかないとおもって、変わらない姿勢に憧れ御社を志望しました」

アナウンサーの志望動機の書き方例文:地方局

地方局の志望動機の一番のポイントは上でも挙げたように「なぜここで働きたいのか」という点です。その地方だからこそ出来ることを考え、書き出していきましょう。

私は、貴局の人気番組「□□□□」をよく見ています。生活情報番組として、これまでにないタイプの楽しい番組なので気に入っております。そのおかげで、以前は思いもしなかったことなのですが、テレビが○○県の生活文化を一変させるかもしれないと思うようになりました。と言うと、まるで何十年も昔のことのようですが、今またそんな時代が訪れたように思います。アナログではなくデジタルであることと、インターネットに接続したことによるのかもしれません。私は、新しい影響力を持ったテレビで社会貢献ができる人材になりたいと思い、貴局のアナウンサーを志望いたしました。

アナウンサーという仕事に本気で向き合おう

上に挙げた例文はあくまで参考です。何度も言っていますが、アナウンサーになることは何千人の中から勝ち残らなければならない非常に厳しい戦いです。生半可な気持ちで臨んでは、まずエントリーシートからはじかれてしまいます。最初の関門を突破するために大切なのは、アナウンサーの仕事について全力で向き合い、考えることができるかです。本気で考えることで、きっと素晴らしい志望動機も書けることでしょう。

志望動機が内定へのカギ

この応募者、スキルは高いが、志望動機が弱いからすぐに辞めそう」 転職時の採用担当者にとって志望動機は「採用するかしないか」の最後のひと押し。志望動機がしっかりしているかどうかで、合否が大きく変わってきます。 各企業の欲しい人材像に合わせて、自分の持っている動機を合わせるには、企業の文化や採用時の癖を知ることが重要です。そのようなネットでは手に入らない情報を持っているのが「転職エージェント」。転職エージェントは、志望動機や職務経歴書など、各企業へのアピールポイントを教えてくれます。 どの転職エージェントを使えばわからないという人は、Mayonezが口コミから調べた転職エージェントランキングをチェックしましょう!

関連タグ

アクセスランキング