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確定申告の代理は妻/家族/親の誰が可能?委任状は必要?

確定申告

確定申告を自分でしたいけれど、時間が無かったり、書くのが苦手だという人はいるでしょう。そんな時に代理で提出を依頼してもいいのか、誰かに頼んで書類を作成してもらってもいいのかという、確定申告における代理についてご紹介していきたいと思います。

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確定申告の代理は可能

基本的に確定申告書類の作成は本人、または税理士資格を持った人しかできません。しかし事情があれば代筆、および提出を本人や税理士以外がすることは可能です。 ここで注意が必要なのは、その代筆や提出が税理士法上の「税務代理」にあたる行為ではないことを明確にしておかなければならないことです。「税務代理にあたらない行為」というのは、簡単に言えば納税者本人の意思で代筆され、代理人によって提出されることです。

代筆、代理の提出についての注意

代筆や代理の提出が可能だと言っても、認識次第では確定申告が受理されないといったトラブルに発展することもあります。 確定申告における代筆や代理の提出で最も注意しなければいけないのは、代理人が納税者本人から頼まれて、納税者の意思で書類を作成して、納税者に代わって提出をしていることを理解してもらうことです。あくまで代筆や提出代行に過ぎないという認識が無ければ、納税者との関係を訊かれた時「確定申告を代理でしている」等の税務代理をしているような発言をしてしまう可能性もありえます。 あくまで代筆、あくまで提出代理ということを徹底的に理解させる必要があるのです。

確定申告の代理には家族が良い

確定申告書類の作成、提出は本人で出来れば良いのですが、忙しくあまり行く時間が取れずにいる人は多いようです。そのためか、家族が自分の分とまとめて提出するといったことも多いらしく、あまり珍しいことではありません。 ここで重要なのは、自分の意思で作成した確定申告をスムーズに、確実に提出してくれる人を選ぶことでしょう。自分の妻や両親、兄妹といった、比較的近しい人であれば頼みやすく、また確実に提出してくれるはずです。 確定申告における代理の条件は特にありませんが、上記の通り近しい人、妻や夫、家族といった人に頼むのが良いとされます。家族であれば代理の理由も得心がいきますが、これが友人となると税務署も違和感を覚えてしまいかねません。それに自分の収入等を家族以外の人に無闇に伝えるのは、あまりいいことではないでしょう。

確定申告における代理人を立てるメリット・デメリット

では次に確定申告を代理してもらうことでのメリットは何か、またデメリットはどういうものかをまとめていきます。

メリット

代理人に確定申告を依頼するメリットは、費用をかけずに済むことでしょう。 自分で確定申告書類を作成できるが、身体が不自由であったり、けがをしてしまって税務署に行けない人でも、家族が代わりに提出してくれれば、わざわざ税理士に頼むことはなくなりますね。 また、パソコンなどが得意でない人も、家族が代わりに自分の指示で確定申告を書いているという人もいるでしょう。そうしたことも代筆にあたる行為と言えますが、この程度は税理士に頼むようなことではないでしょう。 ただし、代理人に確定申告の内容や、方法を指導してもらうのは税理士法に定める「税務相談」になりかねないので、注意してください。

デメリット

確定申告の代理においてデメリットと言えるのは、税務署にチェックされる可能性が高くなるということです。 家族が代わりに持ってくるといったことは、前出の通り多いことなので税務署側もあまり気にしていないようですが、税理士や家族以外の人が代わりに提出しに来て、その理由が明瞭でないと税務署員が不審に感じて受理されない可能性もあります。「納税者本人の意思」でちゃんと作成されていても、提出する人がしっかりしていないと困った事態に陥るわけです。

確定申告の代理に対して委任状は必要ない

確定申告の提出代理において、委任状が不可欠だということはありません。しかし、よりスムーズに書類の受理が行われるように、代理人に委任状を渡しておいて、確定申告書類と共に税務署員に提出するというのも、一つの手でしょう。 必ず必要ではないけれど、心配な人は用意することをお勧めします。

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おわりに

確定申告は急いで提出というわけではないので、わざわざ代理人を立てるということはないでしょうが、それでも代理人を立てなくてはいけないという人もいるでしょう。 確定申告の代理は作成、提出がしっかりしていないと受理をされないので、今一度よく調べることを強くお勧めします。

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