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「勘弁」の意味と類語・敬語表現や例文・意思の伝え方

更新日:2017年08月25日

敬語

「今日という今日は勘弁しないぞ」「そろそろ勘弁してやってよ」なんていう台詞を聞いたことがある方は多いでしょう。様々なシーンで使われる「勘弁」という言葉ですが、実は「勘弁」はビジネスでもよく使う言葉です。今回はこの「勘弁」の使い方や意味について解説していきます。

社内の人間に対してなら、丁寧に謝罪すればすむことも多いものですが、大切な取引先や顧客に謝罪するときは、頭を下げればいいという訳ではありません。たとえ若手の新人のミスであっても、必ず責任ある立場の上司が謝罪をすることになります。 相手先を訪問して謝罪するときはお詫びの菓子折りなどを持って伺います。このとき、ミスを犯した本人が同行していても、言い訳や反論をしてはいけません。最初にお詫びの言葉を述べ、非を認めたうえで今度どう改善していくのか、相手に不愉快な思いをさせたことを謝罪します。口で「ご勘弁ください」と謝罪の言葉を言うのは簡単ですが、重く受け止めなければならない過失にたいして謝罪するときは、謝罪の言葉を口にするだけでは収まりません。責任者が謝罪し、真摯に受け止めていることを伝えてお詫びをします。

勘弁を使った例文

無理な値引きを要求する顧客に「勘弁」

商談では、値引き交渉がよく行われます。販売する側は高く売った方が儲かりますが、買う側は安く買ったほうが得です。お互いに交渉を重ねて合意に至るのが一般的なパターンですが、買う側が交渉上手で、どんどん値引きを求めてくるときには、「それ以上は無理」という意思表示をしなければなりません。そんなときは、 「ご勘弁願えませんでしょうか」、「これ以上はどうかご勘弁を」と、限度を超えた値引きをお断りします。面と向かって「ダメです」というと角が立ちますが、「ご勘弁ください」という断り方だと、婉曲な表現になります。

欠品のお詫びで「勘弁」

せっかく顧客から注文をいただいたのに、在庫がなくて納品できない、ということは、ビジネスの世界では時々起こります。このようなときは、先方に丁重にお詫びをし、今後もお取引いただけるよう丁寧にお願いをします。もしこの欠品で、「ないならいいよ、他社に注文するから」と思われてしまっては損失です。そこで、欠品のお詫び例文を下記に紹介します。 例文 この度はご注文いただき誠にありがとうございます。早速在庫を確認しましたところ、あいにくご注文の品はご好評をいただいており、工場での生産が間に合わなくなっております。〇〇様にはお待たせいたしまして誠に申し訳ございません。製品が届き次第、〇〇様にお届けいたしますので、しばしお待ちいただきますことをご勘弁くださいますようお願い申し上げます。

取引先からの招待に応じられないときの「勘弁」

取引のある会社とは、創立記念日や新製品発表会などの会社の行事に招待し合うことがあります。ご招待をいただいたら、今後の取引を考え、なるべく担当者が出席することが望ましいのですが、どうしても招待に応じられないこともあります。そんなときはお詫びしつつ、担当者の欠席を勘弁していただけるよう、丁寧な表現で代替えの出席者が伺うことをお知らせします。 例文 この度は創立100周年、誠におめでとうございます。株式会社〇〇様と弊社は創立当時からお付き合いいただきまして、心よりお礼とお祝いを申し上げます。さて、ご招待いただきました創立記念祝賀会についてですが、あいにく明日より海外出張の予定となっておりまして、当日は伺うことがかないません。代わりに同じく営業部二課課長の村山がお祝いに伺わせていただきます。このような事情でございますので、記念すべき祝賀会に欠席となってしまうことをご勘弁いただきますようお願い申し上げます。

謝罪の「勘弁」は間違いが許されない

ビジネスの世界では、謝罪のときには非常に気を遣うものです。一度離れてしまった顧客や取引先はそう簡単には戻ってくれません。謝罪の仕方次第で、お客様とのお取引が今後も続くか終わるかが決まるからです。そんななかで、「勘弁」という言葉は頻出です。この言葉を使うときは状況的に間違いが許されない場合が多くあります。許しを求める敬語表現では、間違えることがないよう、日ごろから正しく使えるように準備しておきましょう。

初回公開日:2017年05月30日

記載されている内容は2017年05月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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