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甲乙丙丁の意味と読み方|契約書での甲乙や「甲乙つけ難い」の使い方

更新日:2020年06月11日

言葉の読み方

「甲乙丙丁」という文字を知っていますか?契約書や昔の人の成績などで使われているので、見たことがある人は多いと思います。住所などでも、「甲乙丙丁」が使われていることがあります。「甲乙」まではほとんどの方が読めると思いますが、「丙丁」の読み方はご存知でしょうか?

甲乙丙丁の意味と読み方

読めますか?「甲乙丙丁」

「甲乙丙丁」という文字を知っていますか?よく契約書や昔の人の成績などで使われているので、見たことがある人は多いと思います。また、住所などでも、「甲乙丙丁」が使われていることがあります。「甲乙」まではほとんどの方が読めると思いますが、「丙丁」の読み方はご存知でしょうか? 「甲乙丙丁」は「こう・おつ・へい・てい」と読みます。昔の学校の成績は4段階で「甲、乙、丙、丁」と評価されていましたが、後に「秀、優、良、可」となり、現在のような5段階もしくは10段階の評価に変化してきました。「甲、乙、丙、丁」の成績の時代は「甲」が成績が良く、「丁」は下位の成績のことでした。「全甲」という言い方もあり、これは今でいう「オール5」の事でした。

「甲乙つけがたい」の使い方

「甲乙つけがたい」は優れている証

「甲乙つけがたい」とは、どちらも優れていて、どちらがより優れているか判断するのが難しいという意味です。この由来はさきほどの十干からきており、一番目の「甲(きのえ)」と二番目の「乙(きのと)」を決めるのが難しい、ということです。双方が優秀なときに使われる言葉で、どちらも不出来な場合にはこの言葉は使われません。もしも学校の先生や会社の上司から、他の誰かと比べられて「甲乙つけがたい」と言われたら、褒め言葉だと受け止めましょう。

甲乙つけがたいの例文

「甲乙つけがたい」を使う場面はいろいろあります。学校のスピーチコンテストで、「最終選考に残ったふたりは、どちらも素晴しいスピーチをしたので甲乙つけがたかった。」のように使うことがあります。コンテストで非常に優秀な人が同時に二人いた場合は、審査員特別賞を作ってどちらにも賞を与えることもあります。 また、海外旅行でビーチリゾートに行きたいと思っている人が旅行代理店を訪れて、さまざまなパンフレットを見ているうちに、「ハワイもバリも甲乙つけがたくて決められない」と迷うこともあるでしょう。このように二つのうちどちらも素晴しくて決められない、というときに「甲乙つけがたい」を使います。

「甲乙つけがたい」の類義語

「甲乙つけがたい」を別の言葉で言いかえると、「どちらとも言えない」「判断しかねる」「優劣つけがたい」などになります。しかし甲乙つけがたい、というのは、ふたつのうち、どちらかに決めるのが難しいという意味ですから、3つや4つからひとつを選ぶという意味ではありません。また、甲は一番目、乙は二番目の意味ですから、一番目と二番目を決めるときにいいます。五番目と六番目を決めるときには、甲乙つけがたい、というのは、本来の意味からすると間違いです。

「甲乙つけがたい」の反意語

優秀なのでどちらかに決められないのが「甲乙つけがたい」ですが、反対にどちらも平凡なので大差ない、というときは、「どんぐりの背比べ」といいます。また、「五十歩百歩」ともいいますね。「甲乙つけがたい」と言われるのは名誉なことですが、「どんぐりの背比べ」と言われたら、ちょっとガッカリしてしまいます。「今年の新入社員はどんぐりの背比べだね」などと言われないように、なにかひとつ特技を持てるようになりたいものです。

契約書における甲乙

契約書では頻出の甲乙

初回公開日:2017年05月29日

記載されている内容は2017年05月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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