IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

看護師転職の面接対策は?面接の流れ5つ・面接時の服装・聞かれる質問と自己紹介・退職理由

転職の面接

転職活動をして面接対策するのは、看護師に限った事ではありませんが、面接なマナーや流れは、転職を考える職業に合わせた対策を立てる事がとても重要になります。この記事では看護師転職に焦点を絞って、面接の際の服装や、よくされる質問対策に自己紹介・退職理由を紹介します。

更新日時:

人の心に触れて寄り添い力になる看護師

人の心に触れて寄り添い力になる看護師

保健師助産師看護師法に基づく助産師・保健師・看護師・准看護師のことを看護師といい、看護職の仕事は、科学的な知識や技術をもちいて人々の健康を守り、援助や介助も行う大切な仕事で、本人が望めば地域の生活に役立つ生涯の仕事になります。

看護師の面接の流れ

看護師の面接の流れ

一般企業への転職での面接は一次面接・二次面接~役員面接・社長面接というものがあり、面接の平均回数は2.2回で、2回が最も多く67%、次いで3回(25%)、1回(6%)、4回以上(2%)となっています。 一般的には複数回の面接を経て内定に至りますが、看護師の転職における面接はほとんど1回のみです。

看護師の面接の流れ1:受付で来意を伝える

面接当日は、訪問時の雰囲気や態度と面接での基本的なマナーも評価の対象でので、受付で問い合わせる段階から明るくはきはきとした口調で話すようにしましょう。 面接先の受付では「本日○時から面接をお願いしている○○と申します。どちらへお伺いすればよろしいですか?」と尋ねて、氏名と面接目的であることを伝えます。

看護師の面接の流れ2:担当者の指示に従って待機して面接の部屋へ入室

待機する部屋に案内された場合は、入り口に近い席に座って面接官を待ち、面接官の入室と同時に立ち上がって氏名を伝えましょう。案内を受けて面接官のいる部屋へ入る場合は、ドアを開けて氏名を伝えて「本日はよろしくお願いいたします」と挨拶しましょう。

看護師の面接の流れ3:担当者との面接

看護師の面接の流れ3:担当者との面接

逆質問を受けた場合は、できるだけ質問をしたほうが意欲は伝わります。 「入職までに勉強しておくことはありますか?」といった入職後をイメージした質問や、「コミュニケーションには自信がありますが、どのような職場の雰囲気ですか?」と、さりげなく協調性・長所をアピールする質問などをすると好印象が残ります。

看護師の面接の流れ4:面接室からの退室

「本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました」と挨拶をしてから、ドアの前でさらに一礼して退室します。 その後看護部長や副部長や秘書など、別の担当者が院内を案内してくれる場合もあります。足音や声のボリュームに注意しつつ、確認事項があればその場で確認します。

看護師の面接の流れ5:面接後の病院見学

実は病院見学が選考になっているケースもあるので、油断しないように。できるだけ積極的に質問つつ勤務中の看護師や患者さんの邪魔にならないよう気をつけましょう。 見学が終わったら面接の行程は終了です。担当者が最後に見送ってくれる場合は「本日はありがとうございました」と挨拶してから病院を後にするようにします。

看護師転職の面接対策5つ・志望動機と退職理由

看護師転職の面接対策5つ・志望動機と退職理由

書類選考を通過したら面接ですが、履歴書のみで書類選考を行うことが多い看護師の転職においては、これまでの経験や強みを直接面接担当者に伝えて、人間性を知ってもらえる面接は他者との差別化を図る絶好の機会になります。 面接の印象が合否を左右ことも多いので、面接で失敗しないためにできる事前準備をしておきましょう。

看護師転職の面接対策1:服装・身だしなみ

職場によっては命を預かることもあり、患者さんと接することが多い看護師という職業柄、髪型・髪色や服装などは清潔感があることが大切です。たとえ夜勤明けなどで急いでいても、髪はブラッシングして長ければ束ね、身支度を整えてから面接に向かいましょう。 企業や大学病院、総合病院であればスーツが基本で、そうでない場合でもできるだけフォーマルに近い服装や持ち物を心掛けましょう。

  • ヘアスタイル:髪型は髪が肩にかかる場合はひとつに束ねてきちんと顔が出るように
  • ヘアカラー :髪色は黒か抑えた茶色で、前髪は眉毛にかかる程度
  • メイク   :濃いチークや派手な口紅などは避けて勤務中と同様のナチュラルメイク
  • 服装    :白いブラウスやシャツに、紺や黒などの落ち着いた色のジャケットを着用
  • アクセサリー:ピアス・ブレスレットは控えて、ネックレスをする場合はシンプルないもの
  • バッグ   :スーツに合わせても違和感のない色や、形が派手でないもの
  • 靴     :飾りや柄のはいっていないスーツに合わせたシンプルな黒のパンプス

看護師転職の面接対策2:目を合わせて話ができているか

面接の基本は面接担当者と目を合わせて話すことで、目線をそらしたり、下を向いたりして話す人からは自信が伝わらず看護師の仕事ができるかどうか不安に思われます。 しっかり目を見て視線を合わせながら、凝視しない程度に適度に外して話すようにしましょう。面接官が複数人いる場合は、質問をくれた面接官に目線を向けて返答することが大切です。

  • お辞儀の際には背筋を伸ばして腰から上だけを曲げる
  • 椅子には背筋を伸ばして座り、手は重ねて膝の上にバッグは足元に置く
  • 相手をしっかり見て堂々とした態度で話す

看護師転職の面接対策3:受け応えがはっきりしているか

コミュニケーション能力を重視する病院は非常に多いので、緊張していてもしっかりと顔を上げて笑顔で対応し、面接官の役職にかかわらず敬意を表して、敬語で丁寧に話します。フレンドリーな口調は控えておきましょう。

  • 笑顔で快活な受け答えを心がける
  • だらだら長く話さずに簡潔に答える
  • 返事ははっきりと答える

看護師転職の面接対策4:志望動機

志望動機には履歴書に書いた内容を基盤に、経験してきた検査や多く見てきた疾患、技能などを盛り込んで話しましょう。大学病院から介護施設への転職というように業態を変える場合は、「以前からこの業態に興味があり、ここで培える能力を得るためにこれまでの仕事に携わってきた」という前向きなアピールを付け加えます。

  • 応募先の病院とそこで働く看護師などの特徴をしっかりと調べる
  • 応募先ではどのような看護師を求めているのかを理解する
  • 経験を交えて具体的に自分自身のの表現で述べる
  • 今までの経験で活かせることや今後心がけていくことを述べる
  • 自分の理想の看護とはどういったものなのかを自分の言葉で具体的に提示する

看護師転職の面接対策5:退職理由

志望動機と並んで必ず聞かれるのが退職理由で、両親の介護など、やむをえない理由の場合はそのまま伝えて構いませんが「人間関係のトラブル」や「働きに見合った給与が得られない」といったネガティブな個人都合で退職理由は、ポジティブな理由に言い換える必要があります。

  • 結婚を機に転職を決意
  • 自分の成長のために転職を決意
  • 配偶者の転勤のため転職を決意
  • 環境の変化などから自宅から通いやすい場所で働きたくて転職を決意
  • 他の医療施設・診療科目での仕事を経験したくて転職を決意

看護師転職の面接で必ずされる質問例と質問対策例5つ

既に転職活動を始めている方も、これからという方もいらっしゃる事でしょう。これから転職活動を始める方にとっては、看護師転職の面接で必ずされる質問がわからない場合も多いのではないでしょうか。 ここでは看護の職場で転職活動をする際に、よくされる質問例とその対策をご紹介させていただきます。

看護師転職の面接で必ずされる質問例・対策例1:どうして看護師になったのですか?

この質問では看護師としての意欲と、人間性・看護観を見られますので、自分がどんな看護師になりたいのかといった仕事をしていく上での目標をアピールできる質問ともいえます。 「なぜ当院(当施設)で働きたいのですか?」というような志望動機とも重なる質問です。 看護師を目指すようになったきっかけだけではなく、看護師として大事にしている事や気を付けている事などを、実行してきたエピソードとともに話せば説得力が増します。できるだけポジティブな言葉を使って、前向きな姿勢で話すように心がけましょう。

看護師転職の面接で必ずされる質問例・対策例2:看護師としての経験は何ですか?

今までの職務経験を聞かれるのは看護師だけではありませんが、資格や技術などどれくらいの能力を有しているかを知るための質問で、履歴書や職務経歴書で既に確認済みではあるものの、再確認の意味も込めて聞かれる可能性は高いです。 前もって回答用の文章を作成しておきましょう。文章が思い浮かばない場合は、看護師としての経験を思いついた事から箇条書きにしていき、情報を整理してから文章構成する事をお勧めします。年齢、場所、期間、何を学んで経験したか、次に学びたい事などを盛り込むと良いでしょう。

看護師転職の面接で必ずされる質問例・対策例3:入職したらどんな仕事をしたいですか?

この質問も看護師に限ったものではありませんが、あなたの希望や能力が仕事内容と合致しているかどうかを確認するための質問になります。聞かれることの多い質問ですので、求人内容の募集要項などに既に記載されている内容は網羅した回答が必要になってきます。 どうしてもここで働きたいという気持ちアピールする事が重要です。 前もって応募先の経営理念や仕事内容を徹底的に調べておきし、その情報をもとに自分の希望している仕事を明確に伝える事で、仕事内容を理解している・応募先の考えも受け入れているというアピールにもつながります。

看護師転職の面接で必ずされる質問例・対策例4:体力に問題はありませんか?

看護師はかなりハードで責任の重い仕事のため、精神的に打たれ強いか・体力があるかを確認するような質問が飛んできます。また面接官は、転職希望者の入職後の仕事に対する覚悟もを確認してている可能性もあります。 ただ単に「体力には自信があります」「やる気は人一倍あります」という返答だけだと説得力がありませんので、今までに勤めていた病院の経験から、自分の体力・やる気を証明できるような具体的エピソードを交えつつ、やる気・体力をアピールしましょう。

看護師転職の面接で必ずされる質問例・対策例5:印象に残っている患者様とのエピソードはありますか?

この質問では、患者様に対する考え方や、担当した患者様との接し方などが問われます。また、仕事をするうえで問題点に気付き改善することで、看護師として成長することができたというエピソードがあるかどうかも問われています。 患者さんと接する中で、勉強になったやりとりでも構いませんので、看護師としての考えに影響を与えたエピソードを一つ用意しましょう。そのエピソードを話す時には、自分の性格や価値観が伝わるような言葉を混ぜるとなお良いです。

看護師転職の面接で選考に落ちる失敗例

看護師転職の面接で選考に落ちる失敗例

転職活動で何度面接を受けても選考に落ちてしまう場合は、自分が気付いていないだけで大きなミスや間違った対応をしている可能性もあります。自分を客観的に見る事ができれば、面接が上手くいく大きな手掛かりを見つけられる可能性が高まります。

看護師転職の面接で選考に落ちる失敗例1:押しが強すぎるまたは弱すぎる

自己PRに力を入れ過ぎると「こんなに自己主張が強いと、うちのスタッフと上手く連携を取る事ができないんじゃないか」と受け取られる可能性があり、反対に自己PRが控えめすぎる場合は「患者さんやその家族に責任を持って向き合う事ができないんじゃないか」と思われます。

看護師転職の面接で選考に落ちる失敗例2:質問に対する答えをうまく言えなかった

予想していた質問とは全く違う質問をされた時、とっさに上手く答える事は難しいですし、用意していた答えでは言葉が足りず、理解されるのに時間がかかってしまう事もあります。何とか言いたい事を面接官が理解してくれたとしても、相手に言葉を上手く伝える能力が低いとみなされてしまいます。

看護師転職の面接で選考に落ちる失敗例3:応募先の人気が高くライバルが多い

希望する病院へ応募するのは当前の事ですが、応募先の人気が高く応募が集中している場合は、それに比例して採用倍率も高くなっていますので、面接で落ちる可能性もまた高くなります。 どうしてもその病院が良いという強い気持ちを持っていたりするのではないなら、転職希望先を少し考え直してみるのも良い可能性もあります。

看護師転職の面接で選考に落ちる失敗例4:労働条件ばかりしつこく確認する

転職先の労働条件が悪いと転職する意味がなく、失敗したくないという気持ちが先走って、労働条件を聞きすぎてしまうということはありませんか。 面接官側からするとあまり良い印象は持ちませんが、聞く事自体は問題ありませんので、譲れない条件は前もって調べたうえで、具体的な理由を添えるなど言い回しを工夫しましょう。

看護師転職の面接で選考に落ちる失敗例5:面接当日に風邪を引いてしまう

職業柄やはり、看護師が風邪を引いてしまうと病院側も大きな影響を受けてしまいますし、洗いうがいなど基本的な事をしていないのかと面接官に問われてしまうでしょう。 看護師という立場上、健康管理については厳しく問われますので、冬場はもちろんのこと夏場でも油断・辞退せずに体調管理はしっかり行うようにしましょう。

看護師転職の面接での自己紹介

看護師転職の面接での自己紹介

自己紹介は、既に面接官へと渡している履歴書や職務経歴書などに記入されていますが、改めて自分で話さなければなりませんので、内容を把握しておく事が大切です。 何を・どこまで・どのように話せばよいのか、自己紹介と自己PRの違いについて紹介します。

自己紹介と自己PRの違い

・自己紹介 自分の名前と年齢、学歴、経歴、得意分野などを簡潔にまとめて話します。 ・自己PR 自分が今までに経験した事や強みと言える部分(短所・長所)などを、仕事に絡めて話します。 自己紹介では、既に決まっている事実を中心として話すのに対し、自己PRは自分自身の経験や価値観という目に見えないものを中心に話す事が特徴です。

看護師のためのキャリアデザインBOOK―働き方を考えるためのデザインワークブック
看護師のためのキャリアデザインBOOK―働き方を考えるためのデザインワークブック

看護師転職では諦めないで自分に合った職場を探そう!

志望動機・退職理由・経験などから、なぜその病院がいいのか志望する内容と、自分の経験や目標にずれはないかといった点でも、質問に対する回答は丁寧に組み立てて、想定質問をいくつか用意して、受け答えの練習をしておくことが大切です。 看護師転職では納得いくまで練り直して自分の言葉で話せるようにしておきましょう。

関連タグ

アクセスランキング