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職務経歴書に活かせる経験の書き方と例文|活かせる経験の見つけ方

書類選考

転職活動中、履歴書と併せて提出を求められる職務経歴書の書き方に迷っている方もいるでしょう。今回は、職務経歴書に活かせる経験の書き方について、例文を用いて紹介します。職務履歴書にどのように活かせる経験を書き込めばいいか迷っている人はぜひ読んでみてください。

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職務経歴書に「活かせる経験」が必要な理由

転職活動中に、履歴書と併せて提出を求められるのが「職務経歴書」です。現在、職務経歴書は採用担当者にとって、応募者がどのような会社でどのような仕事をして、どのような成果を上げてきたかなど、実務能力を知る大切な書類です。加えて、応募者のプレゼンテーション能力や書類作成能力を見極めるツールとしても利用されています たかが書類と軽い気持ちで職務経歴書を書いたら書類選考すら通過しない、幸運にして書類選考を通過しても面接の席で自己分析の甘さを露呈してしまったというケースも少なくありません。応募先の企業で活かせる経験を印象づけ、他の応募者に差を付ける職務経歴書を作成することが、転職活動成功の大きな鍵になっています。それでは「活かせる経験」をどのように職務経歴書に盛り込むか、順を追って見直してみましょう。

職務経歴書を書く前に 活かせる経験の見つけ方

職歴を振り返ると活かせる経験も見える

いきなり職務経歴書を書き始めるのではなく、材料集めから始めましょう。紙ベースで作業しても、パソコンで作業をしても、やりやすい方法でかまいません。ただ、その後の転職活動に活用できる材料が詰まったものになりますので、見返しやすい形で保存しておける形態にまとめておくと良いでしょう。 なお、職務経歴書に清書するまでは、文章に仕立てる必要はありません。基本的には自分のみが見るものですので箇条書きで十分です。まず、職歴の振り返りから取り組みます。過去のものから順に、時系列でまとめましょう。面倒な作業に思えますが、それぞれの職場での経験や実績も思い出しやすくなります。その為、経歴やアピールポイントの落ちなどのミスを未然に防止できます。さらに自分の経歴を体系的に振り返ることで、この後洗い出していく「応募先の企業に対してできること」や「自分が得意とすること」も見出しやすくなります。

効率的なまとめかた

この段階でまとめるのは、勤務先や入社・昇進・異動・退職の時期、職務内容、部下の人数や実績等、職歴の概要です。勤務先は業務内容や所在地、従業員数や年商を確認し、誤りがないように記載します。情報確認には公式ホームページや企業パンフレットを利用すると良いでしょう。職務内容は「営業」というように概要だけをまとめるのではなく、詳細を書き出します。どのような顧客を対象にどのような働きかけをしたか、マネジメント経験もあれば合わせて書き留めておきましょう。 実績も職務内容同様、詳細を書き出します。どの程度その業務に貢献したか、顧客満足度はどの程度上がったか、売上高はどうかなど、守秘義務を犯さない範囲で詳しく書き出すのが重要です。詳細を書くことで、それぞれの職歴を「活かせる経験」として職務経歴書に詳しく盛り込むか否か、ふるい分けがしやすくなります。これらの内容は、用紙の左側にまとめて書いて、右側に空白を開けておくと良いでしょう。 空いた部分に次の段階で洗い出していく「受賞歴」や「特別な経験」を書き入れれば、今までの経験を一目で見られる年表として活用できるからです。パソコンの扱いに慣れている場合は、エクセルなどの表計算ソフトを使うと書き込みやすいでしょう。手書き派ならば最初から用紙を半分に折って使えば手間がかかりません。ここまで作業して、改めて数字を書き出したら大きな実績を上げていた案件があった、どこへ異動しても縁の下の力持ち的な役割を果たしていたなど、自分の貴重な体験や強みに気づけたら大きな成果です。その気づきも書き添えておけば、より「活かせる経験」のふるい分けがしやすくなります。

職務経歴書に書いておきたい2つのこと

「受賞歴」や部署の立ち上げ、規模の大きなイベント運営等の「特別な経験」は、必ず洗い出しておきましょう。特に大きな賞の受賞歴や事務所の立ち上げ等の経験など、限られた人のみができる経験はそれだけで大きなアピールポイントです。 さらにその経験から応募先の企業が求める経験やスキル、強みと共通する要素を見つけられれば「活かせる経験」として職務経歴書に盛り込めます。受賞歴は、社内のみの報奨制度や業界の中でもマイナーな賞の場合は賞の概要や、受賞の難易度はどの程度だったかも書いておくと良いでしょう。 一般的に認知度の高いものや業界でよく知られている賞は概要や難易度を詳しく書く必要はありません。ただし、どのような点に注力して受賞に至ったか、具体的にどのような取り組みをしたかは書き出しておきましょう。職務経歴書でアピールすべき内容か否かのふるい分けがしやすくなります。

職務経歴書に活かせる経験で特別なものとは

特別な経験は部署の立ち上げやイベント運営のほか、IPO(株式公開業務)、大きな業務改善に携わった経験なども含まれます。在籍した企業にとっての新しいチャレンジと思われること、事業拡大と思われること、一大イベントは書き出してみましょう。 振り返ってみた段階で、それほど大きくはなかったと思えば職務経歴書に記載しなければ良いでしょう。上に挙げた他にも人気の出たサービスや新商品の開発に携わった経験もあれば、書いておくと良いでしょう。なお、失敗をリカバリーした経験や、失敗から教訓を得た話も貴重な経験として書き出すと良いという声もありますが、他者の目から見た時に好意的に受け取られない場合もあるので諸刃の剣になりかねません。 転職エージェントなどのプロに相談できる環境がある場合は、よく相談して盛り込むか否かを検討すると良いでしょう。なお職務経歴書に盛り込まない場合でも、面接対策として割り出しておくのは悪いことではありません。余裕があればやっておきましょう。

活かせる経験とやりたいことを洗い出す

ここまで来たら、「活かせる経験」をまとめればいいのではと思われるかもしれません。しかし、その「活かせる経験」を持って、応募した企業で何をしたいのかが明確になっていたほうが、自己アピールしやすくなります。 例えば「成長企業である御社で自分を試したい」という文章と「前職で営業を経験し年商200万円アップに貢献した経験を生かして、成長企業である御社で営業職として活躍したい」という文章を比較してみましょう。「活かせる経験」を踏まえた後者のほうが、より個性的で熱意が伝わりやすい文章になっています。数多くの応募者に差をつけて採用担当者に印象深いアピールをするためにも、この作業は重要なプロセスです。 なお、面接時に職務経歴書を元に質問や確認をされることもあるため、後々のためにも自分の気持ちや動機に正直な答えを出すことが重要です。ここまでの作業をもとに、今までとは別の用紙やシートを使って、どのような体験を生かして何をしたいかを書き出していきます。

職務経歴書に活かせる経験を書き出す

用紙やシートは3分割して使うと、簡単に効率良くまとめられます。1番左側に志望動機を1つ記入します。その隣に、その志望動機とリンクする経験を記入しましょう。今までにまとめてきた職歴や受賞歴、特別な経験からピックアップすればいいでしょう。 1番右には、その2つをリンクさせた志望動機を記入します。ここで文章として完成させる必要はありません。箇条書きで結構です。やりづらければ、志望動機と経験を書き入れる順番を入れ替えてもかまいません。例えば志望動機が、商品開発に力を入れている企業で、商品開発グループの一員として活躍したいというものだったとします。ここに自分はアグレッシブでどのような人とでも親しくなれるという特徴を入れても、志望動機とはリンクしません。 むしろ「営業に行っては」と言われることもあるかもしれません。しかし、前職で新サービスの開発を任され、年商100万円アップに貢献した経験を活かしたいという「経験」がリンクしたら、印象はどう変わるでしょうか。どのような思考やプロセスをもって年商アップを実現したのか掘り下げて聞いてみたい、興味を惹かれやすい内容になっているはずです。このように志望動機と経験を結び付けることで「活かせる経験」をより強烈な自己アピールのツールに仕立てられます。

活かせる経験とできることを洗い出す

できることは2つの視点で洗い出します。先にも少し出てきた通り、1つめは「自分の経験を活かして応募先の企業のためにできること」、2つめは「自分が得意とすること」です。応募先企業のためにできることを洗い出すのは、自分ができることをどれだけ上手にアピールできても、その能力が企業のニーズに合っていると判断されなければ採用に繋がらないからです。まずは企業のホームページや求人票を熟読して、企業のニーズを把握しましょう。 その上で職歴や受賞歴、特別な活かせる経験、やりたいことの中から企業のニーズに合致するものを抜き出します。再度、今までとは別の用紙やシートを用意して企業のニーズを左側に、合致する経験やスキルを右側に記入しましょう。活かせる経験やスキルは、1つ前のプロセスと同様に、今まで洗い出してきた中からピックアップします。 続いて、自分が得意とすることを洗い出します。作業手順は応募先の企業にできること、と同じです。やりたいことと重なる部分も出てくるかもしれませんが、まずは思いつく限り書き出してみます。難しく感じた場合は、どんな仕事ならば興味をもって意欲的に取り組めるかや交渉力やマネジメント力など、どんな職場でも使える能力を培ったうえでの活かせる経験がないか、探してみましょう。

活かせる経験のふるい分け

今までに洗い出してきた全ての内容を職務経歴書に詰め込んでも、良い職務経歴書になるとは限りません。むしろアピールポイントがぼんやりしてしまい、採用担当者に職務経歴書を最後まで読んでもらえないで終わることすら起こります。 どの経験をメインに据えるかをふるい分けて、自分が企業のニーズに合った熱意ある人材であることをアピールできる職務経歴書を仕上げなければなりません。改めて「やりたいこと」の作業結果と「できること」の作業結果を振り返ります。 応募企業のニーズとよりマッチしている項目はどれでしょうか。よりマッチしている順に番号を振ってみましょう。上位3つから5つをアピールポイントや志望動機、自己PRとして使えます。3つ以下だと採用担当者に自分自身の強みを理解していない、あるいはやる気がないと受け取られません。逆に多すぎても自己分析が足りない、プレゼン能力がないと受け取られかねないので、数は絞っておきましょう。ここで採用しなかったものも職歴をまとめる際に、職務の内容として簡単に盛り込むことは可能です。

職務経歴書を見やすくまとめる方法1 書式

ここまで準備できたら、職務経歴書を作成する段階します。最近では採用担当者や現場担当者など複数の人間で共有しやすい、Web上で保管しやすいなどの理由からパソコンで作った職務経歴書が好まれる傾向にあります。活かせる経験を上手にのせていくにはどうしたらいいでしょうか。

職務経歴書書式にもいろいろある

書式は大きく分けて3つあります。時系列に職歴をまとめる「編年体系式」、経験した職務ごとに内容をまとめる「キャリア形式」、以上の2つを組み合わせた「自由形式」の3つです。一般的に1つの企業で長くキャリア形成してきた人には「編年体形式」が、転職経験の多い人や専門技術職には「キャリア形式」が書きやすいといわれています。 ただ、キャリア形式だと時系列は把握しづらいためプロジェクトの横に時間経過を表記するなど、編年体形式と併用して分かりやすく書くことが望まれます。1番スタンダードな形式は「編年体形式」のため、迷ったら編年体形式で書けば良いでしょう。 なお、直近の職歴を強く印象付けたい場合や、年齢が40代以上で職歴が長い場合は「逆編年体形式」も利用できます。編年体形式が時系列の古いものから順に書くのに対し、直近のものから古い年代へ遡って書いていく方式です。自由形式は編年体系式とキャリア形式を組み合わせたもの。厳密にいえば先に挙げた、プロジェクトの横に時間経過を表記する方法は自由形式になります。 

職務経歴書を見やすくまとめる方法2 内容

書式が決まったら、職務経歴書に書く内容や記入する順序を決めます。「職務要約」「職務経歴」「取得資格や活かせる経験、知識」「自己PR」「志望動機」この5つの要素は必ず網羅しましょう。記入もこの順番に行うと系統立てて行いやすいため、以下それぞれの項目の書き方はこの順序でご紹介します。 「職務要約」は、職務経歴の要点をまとめたものです。一般的には前職での職務内容を200~300文字にまとめます。一説では採用担当者が職務要約を見るのは1枚につき5秒程度といわれていますので、簡潔に分かりやすく書くのがポイントです。具体的な成績や数字を入れながら、応募先の企業で活かせる経験を強調して書くことで採用担当者の目を引きやすくなります。 内容は、ここまでの作業で3つから5つに絞ったアピールポイントの中から1つ、志望動機と関連の深いものを選んで書きましょう。最後を「この経験を生かして、御社では~をしたいと考えております」といった具合にまとめれば、志望動機にも繋げやすく、何をしたいから応募したのかが明確になります。やむを得ない事情で転職回数が多く、上記のようなまとめ方ができない場合も、中身がありかつ簡潔な職務要約を書くことは可能です。 まず、今までの職歴やその中での実績を簡単にまとめたうえで、全ての経験から学んだ「活かせる経験」を書き加えます。職務要約の書き方例は「10,活かせる経験の書き方サンプル」でご紹介します。 次に記入するのが職務経歴です。7の段階で選択した「編年体系式」か「キャリア形式」、あるいは「自由形式」は主にこの部分で使うことになります。編年体形式の場合は用紙の1番左に年月日を記入し、その隣に所属した会社や部署、さらにその隣に業務内容を書いていきます。表にしても良いでしょう。 キャリア形式の場合も表にして、1番左側の列にプロジェクトの時期を入れると簡潔にまとめられます。隣の列にはプロジェクトの職務内容、実績、評価を書き込みましょう。その隣には、受賞歴を記入します。IT関連業務の場合にはOSや使用言語も記入すると職歴が分かりやすくなります。。1番右端には職位や役割を記入しましょう。 いずれの形式においても、長文にすると用紙の枚数を取るだけでなく、読みづらくなります。箇条書きや、活かせる経験としては「~を提案」といった体言止めを活用して簡潔にまとめるのが重要です。取得資格や活かせる経験も、箇条書きで3~5つに絞って書きましょう。持っている資格は何でも書くのではなく、ここでも企業のニーズを踏まえてアピールしたい資格を書きます。 なお、資格は面倒でも免許証や資格証、公式ホームページを確認して正式名称を記入しましょう。間違った名称で書くと、応募先の信頼を損ねることにも繋がりかねません。 資格以外には「年間〇つ以上のプロジェクトに参加して培った企画力」、「大手企業との連携で磨いた交渉力」など、活かせる経験を通じて育ててきた能力を記入します。資格だけでは語り切れない自らの強みを「活かせる経験」と合わせて加味できます。 自己PRと志望動機はどちらかだけに絞ってもかまいません。ただし自己PRは自分自身の「活かせる経験」を最も売り込める部分であり、志望動機は自分にとってなぜこの企業でなければいけないのかをアピールする部分です。職務要約や履歴書の記載内容と被らないように注意しながら両方書くことが推奨されます。 自己PRは「取得資格や活かせる経験、知識」とそれらを得たプロセスや職歴、受賞歴を盛り込みながら書く、志望動機はなぜこの企業を志望しているのかを、職務要約の内容と絡めながら書くと覚えておけば書きやすいでしょう。それぞれの書き方も、「10,活かせる経験の書き方サンプル」でご紹介します。

職務経歴書を見やすくまとめる方法3 強調のテクニック

職務経歴書を見やすい文書に仕上げることで書類作成能力やプレゼンテーション能力のアピールが可能になります。内容だけでなく体裁やレイアウトにもこだわりましょう。 簡単に使えるテクニックが「強調」です。「職務要約」、「職歴」などの大見出しだけ太字やゴシック体に変えます。これだけでも、どこまでが見出しか見分けやすく、読みやすい文書が作れます。太字やゴシック体の代わりに下線を引く、見出しだけ文字の大きさを変えるのも良い方法です。

活かせる経験の書き方例

職務要約の書き方例 転職体験が少ない場合

私は大学卒業後A物産において7年間、販売職に携わりました。2014年からは本店における販売リーダーとして4人の部下を育成しながら売り上げ増に取り組んできました。2014年12月に新商品である〇〇が開発された際には、商品開発部や広告宣伝部との連携を密にしてより効果的な販売戦略を展開し、2015年度上半期には280万円の売り上げ増に貢献しました。この経験を活かし、他部署との連携を得意とする広告宣伝部員として御社の発展に貢献したいと考えております。 (223文字)

職務要約の書き方例 転職回数が多い場合

専門学校卒業後、正社員として大手エステティック会社とホテルにてエステティシャン業務を経験しました。その後アルバイト店員としてデパート内のテナントにおける美容アドバイザーと、化粧品の訪問販売員を経験しています。私は人の美を引き出す仕事に魅力を感じており、今まで携わってきたどの職場においても担当顧客数は支店内でトップ5以内を記録してきました。それぞれの職場において培ってきた美のノウハウと実績を生かし、御社の「1人1人の美を引き出す」エステティック業務に携わりたいと考えております。 (241文字)

取得資格や活かせる経験、知識」を盛り込んだ自己PR例

・想定志望:進学塾の講師への転職志望  ・想定取得資格:高等学校教員一種免許証(数学科)、中学校教員一種免許証(数学科)  ・想定経験:大学在学時より6年間、家庭教師として中学生を個別指導。8割の生徒が志望校合格。      大学在学時は毎年、夏休み子どもキャンプに参加、主に小学生と接する 大学在学時より6年間、家庭教師として中学生の個別指導に携わってきました。数学が1番苦手と訴える生徒が9割を占める中で、重要視してきたことがあります。基礎的な内容の振り返りと定着から始めて生徒自身が小さな成功体験を積み、数学が好きになるよう工夫することです。 このような発想が生まれたのは大学在学時に毎年、夏休み子どもキャンプにボランティアとして参加して多くの小学生と接してきたからだと自負しています。 子どもたちが普段の生活の中で経験できない体験をし、成功体験を積むことで3日間という短い期間でも大きく成長する様子を目の当たりにしてきたからこそ、成功体験の積み重ねを常に重要視しています。その結果、担当した8割の生徒が志望校に合格しました。難関高校であるE高校にも全体の2割の生徒が合格しています。 単なる受験テクニックではなく数学を自分の好きな教科、得意教科に変えられることが私の得意とするところです。この強みを生かして御社においても数学の好きな子どもを増やし、志望校への進学率を高める業務にまい進する所存です。

職務要約の内容を絡めた志望動機例

想定職務要約:看護大学卒業後、H病院にて整形外科外来の看護師として7年間勤務しました。骨折後に認知症を発症する患者様に多く接し、人間性が失われていく患者様に対し何もできないことに歯がゆさを覚えるようになりました。そこで独学やセミナー参加によって学びを重ね、患者様が安心して診療を受けられるケアを実践して参りました。 その結果、直属の上司の推薦を受けて院内接遇向上委員の職を賜り、特に認知症患者様への接遇向上に2期2年間、取り組むことができたと自負しております。この活かせる経験を活かしつつ、認知症の専門的なケアのパイオニアである貴院において「人間の尊厳を保つケア」を担う一員として活躍したいと考えております。 H病院在籍中は「責めない、怒らない、察する」を基本に、患者様が安心して診療できるケアと雰囲気づくりに力を入れてきました。その取り組みの傍ら、他にもできることを模索して学ぶうちに、2016年10月の「ふれあいセミナー」にて貴院のM先生の講義を拝聴する機会に恵まれました。「症状の進行を少しでも遅らせ、尊厳を守るためにできる手段を徹底的に講じる」という理念と、具体的なノウハウを持ち合わせている貴院で、ぜひ学びを深めて認知症ケアに携わりたく、転職を決意しました。 認知症ケアを専門とする看護師としてはまだ経験の浅い私ではありますが、興味を持ったことを深く学ぶ向学心と、学んだことを活かせる経験として実務に反映させていく実行力はあると自負しております。ぜひとも面接の機会を頂ければと思います。よろしくお願い申し上げます。

「他者の目」で職務経歴書を磨く

書き終えたら必ず、見直しをしましょう。誤字脱字のチェックや経歴に抜けがないかの確認は最低限するべきことです。そのうえで採用担当者の立場で読み返すことも忘れずに行いましょう。客観的に読み返してみると、思わぬ改善点や自分では気付かなかった活かせる経験が見えることもあり得ます。 可能ならば職歴のある家族や、転職エージェントに読んでもらって添削を受けるのも良い職務経歴書を書く良い方法です。自分では職歴に少し記載しただけのことが、他者の目で見た時には貴重な「活かせる体験」と映ることもあるからです。良い転職をするために他者の目の力を借りて、より「活かせる体験」を盛り込んだ中身の濃い職務経歴書を書きましょう。

印象の良い職務経歴書の送り方

どれだけ内容の濃い職務経歴書を書いても、「活かせる経験」をアピールしても、封筒や送り状に不備があ れば先方からのイメージダウンに繋がりかねません。以下の要点をチェックして印象の良い送り方を心が けましょう。

①履歴書のチェック

職務経歴書と同封して送付する、履歴書も読み返しが必要です。誤字脱字、経歴に抜けがないかのチェ ックを再度行いましょう。写真が貼付されているか、押印や署名を行ったかも改めてチェックします。 全てのチェックを終えたら面接準備に備えて、コピーを取っておくと良いでしょう。同様に職務経歴書 もコピーを取って保管します。

②封筒の書き方

送付先の住所は都道府県から記入します。会社名も略称を用いず、正式名称で記入しましょう。(株)などの一般的な略称も使用を避けます。株式会社と記入しましょう。宛名は、会社または部署に宛てる場合は「御中」、採用担当者などの個人に宛てる場合は「様」となります。間違っても、「I会社総務部御中 T山様」と併用してはいけません。表面左下には赤字で「応募書類在中」と記入し、切手を真っすぐに貼りましょう。なお、裏面に記入する自分の住所も、都道府県名から記入しましょう。

③送付書類の扱い

応募書類は後々、様々な人の手にわたります。汚れが付かないようクリアファイルに入れてから封筒に入れると良いでしょう。若干重みがありますので、送付前に郵便局やコンビニエンスストアで重さと大きさを測ってもらい、送付料金に不足が出ないよう配慮します。

④添え状を同封する

添え状は、先方へのご挨拶だけが役割ではありません。ここにも職務経歴書に記載した内容を盛り込むことで、職務経歴書に興味を持ってもらいやすくなります。 時候の挨拶、応募職種を記入した後、簡単な自己PRを添えます。「私はこれまで販売の業務を経験して参りました。ここで培った折衝力を生かし、貴社の業務発展に力を尽くしたいと存じます」のように、手短な文章で十分です。あまりくどくどと書きすぎず、詳しくは職務経歴書を読んでもらえる程度に留めましょう。あくまで職務経歴書を読んでもらうための紹介文です。

⑤メールで応募書類を送付する場合

メールで応募書類を受け付けている場合はどのような閲覧環境でも快適に見られるよう、pdfファイルを利用すると良いでしょう。ファイル名は「(氏名)職務経歴書」と分かりやすく付けます。

「活かせる経験」を書いた職務経歴書は後々まで役立つ

 ①面接対策

前の項でも少し出てきた通り、職務経歴書は履歴書と並んで面接対策に役立つ書類です。職務経歴書に記載した内容を掘り下げた質問が出た際、詳細な説明ができないようでは困るでしょう。書いて送付したらしまい込んでおくのではなく、何度も読み返して何を聞かれても答えられるよう、準備を固めておきましょう。綿密な下準備をして作成した、「活かせる経験」を書いた職務経歴書があれば、それほど困難なプロセスではないはずです。

面接対策の総括

まず、自分が特にアピールしたい経験と、ここは採用担当者から質問を受ける可能性があると思われる経験と活かせる経験をふるい分けましょう。 続いて、それぞれに想定される質問と回答を書き出します。可能であればこの結果をもとに、模擬面接を受けると良いでしょう。自分のアピールポイントや活かせる経験がより明確になりますし、面接への自信が深まります。転職エージェントの中には応募書類の添削のみならず模擬面接に力を入れているエージェントもあるため、利用してみるのも一案です。

②業務上での「強み」を自覚できる

晴れて転職活動が成功した後にも、「活かせる経験」を書いた職務経歴書は活用できます。例えば、社内で新しいプロジェクトが始動したとしましょう。興味があるけれどできるだろうかと迷うのであれば、職務経歴書の出番です。 職務経歴書に記載した「活かせる経験」と新しいプロジェクトにかかわりがあるか検討してみましょう。かかわりが強ければ「活かせる経験」を携えて活躍できる大きなチャンスといえます。転職の目的を達成するという意味でも、積極的に取り組んでみてはいかがでしょ うか。

活かせる経験を上手に使おう

これほど大きい場面でなくても職務経歴書の「活かせる経験」を実際に生かす機会は、日々の業務の中に転がっています。例えば新しい職場での同僚が、パソコンの扱いに苦戦しているとしましょう。自分が前職でパソコンを多く扱う業務をしていたら、自然と手を差し伸べて助けるのではないでしょうか。自分はこの分野に強い、この業務に関しては「活かせる経験」を持っていると自覚できてさえいれば、日々の業務の中で自分を活かすことはいくらでもできます。 そのためには時間をかけて、じっくりと職務経歴書を作り、その過程の中で「活かせる経験」を自覚することが重要です。転職先での充実した日々を実現するためにも、「活かせる経験」を盛り込んだ職務経歴書を作成しましょう。

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