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指示待ち人間と自発的な人の違いとは?自発的/自主的/主体的の違い

初回公開日:2017年05月31日

更新日:2017年08月18日

記載されている内容は2017年05月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

マネジメント

会社やチームなどで求められるのが「自発的な態度」です。ついつい指示を待ってしまっているような方も多いのではないでしょうか。この記事では自発的な人の特徴や考え方、心理について紹介します。自発的に動けるようになりたいという人はぜひ読んでみてください。

自発的、自主的、主体的の違い

自発的、自主的、主体的の違い
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「自分から動く」という点で共通している

広辞苑によれば、 「自発的」とは、自分から進んでするさま。 「自主的」は、他からの干渉などを受けないで、自分で決定して事を行うさま。 「主体的」は、ある活動や思考などをなす時、その主体となって働きかけるさま、他のものによって導かれるのでなく、自己の純粋な立場において行うさま。 これらを読むと、いずれも自分から動こう、というニュアンスがありますが、独立した状態か、働きかけるという要素があるか、などにより微妙な違いがあることが分かります。使用する際には、注意しましょう。

「自分から動く」という点で共通している
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自発的になる方法

自発的になる方法
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前向きに考える

自発的に動くためには、なるべくポジティブに物事を考える癖をつけるとよいです。なぜなら、前向きに考えることに対して、人は行動を起こすような心理になるからです。ネガティブ思考で考えていること、たとえば取り組むのが面倒だと考えていることに対して、人は行動を起こしづらいからです。 さらに、前向きに考えるためには、日々の環境を快適にすることを意識するとよいでしょう。常に空腹や不眠などを感じずになるべく快適な状態であるようにする、健康な肉体と頭脳でいられるようにする、などの工夫ができます。 人は日頃から幸せを感じていないと、なかなか前向きに考えづらいです。日常の快適、小さな幸せ、そういった幸せ一つ一つを感じ、生きていく喜びを感じていくことで前向きに考えられるようになります。 おいしい、嬉しい、楽しい、といったプラスの感情は、頭脳にプラスの成分として蓄積されます。その積み重ねによって、前向きな思考でいられ、日々前向きに考えられる状態を作ることができるのです。

行動することのメリットを明確にする

人は自分自身が大事です。世のため人のため、会社のためと行動する人もいますが、やはり自分にとって、自分の存在は一番です。したがって、自分にとってプラスになることであれば人間の本能が求めて行動に移せますが、もしこれから行おうとしていることが、自分にとって何のメリットもないことであれば、多くの人は気乗りしないでしょう。これは人間の本能であり、人間は自分のために生きるゆえです。 そこで、自発的に動くには、自分自身が行動するに値するメリットを定めておく必要があります。それをもとに、目標を決めます。目標は、何か行動する際に、常に意識することで達成への意欲をかきたてるものでなくてはなりません。メリットがあれば、他人が何を言おうと自分の意思で行動を起こそうと思い続けることができます。モチベーションが低下したり、トラブルや困難な状況が発生しようと、目標を意識して自分の意思で動き続けることができるのです。

小さなことの積み重ねを大切にする

自発的な人は、小さな努力を欠かしません。たとえ少しのことでも、継続して行動を起こすことを重視します。多くの人は、大きな夢を描きます。職業的な夢や、億万長者になるという夢かもしれません。しかし、多くの人はその夢までの距離の遠さゆえに、永続して小さな努力を積み重ねることをしません。 それどころか、何もないところから、土台を作らずにとても高い次元に行こうとしているのです。このような気持ちがあるゆえに、多くの人はやる気を失います。短期的な目線で物を見がちだということです。人は、永続してこつこつとした地道な努力をすることよりも、一時的で目先の得に飛びつきがちです。 本当の得とは、永続してプラスを獲得し続けることなのですが、この意識がなくては目の前の結果に一喜一憂して、感情の起伏が激しくなります。これは人間のやる気にも影響します。感情の頻繁なアップダウンは、自分から行動するという意思を奪います。本当に長期的に物事を見据えられ、日々を大切に努力を重ねる人は、結果に一喜一憂せず、長期的な視点での成功を目指しています。 感情の起伏がなく、永続的に物事に対して高いモチベーションを持ち、取り組めるということです。自分の部屋の机の上が散らかっていれば、快適になるために片付けてみる。そのような小さな行動一つ一つを、できるところからやってみようという地道さが、重要なのです。なぜならそのような気持ちを持ち、意識的に行動し続けられた人が、しだいに行動することが自然となり継続できる、自発性のある人間になるからです。

他人事にしない

自発的に行動するには、物事を他人事にしないことが重要です。自分が抜けている点をカバーし、物事をなるべく完全にするのだ、という意識が必要です。完全を目指すには、課題を自ら設定して、行動を起こさねばなりません。必要な情報等を自分で調べたり、段取りを考えながら行動することができます。 自分が少しくらい手を抜いても、誰かがなんとかしてくれる、言われたとおりにすればうまく機能するという意識を皆が持っていると、抜けや漏れをカバーする人は誰もいません。完全な状態から見て、逆算やシミュレーションを通して足りない点を見つけ、よりよい体制に向けカバーする、そんな意識が必要です。

やるべきことを明確にする

自発的に行動しない人の特徴として、何をすればよいのか分からない、という点があります。このような人は、分からないことをそのままにしがちです。物事の判断に必要な知識やノウハウが不足している場合に、このようなことは起こります。新たな職場で勝手が分からない時などが、この例に当たります。 解決策として、まず分からないことがあれば、言葉に出して誰かに伝えることです。直接上司や、判断ができそうな人の耳に入るようにすることが望ましいですが、気が引ける場合、より身近な人に対してでもよいです。 例えば、新たな職場の上司になんらかの事情で聞きづらい場合、近くに座っている先輩や同僚に対して思っていることを口に出してみる。そこから何か判断を得られたり、その内容がわからないということに対し、共感、反応を得られたりします。こうすることで、聞いた先輩が上司に対して話をしてくれたりといったことも期待できます。 つまり、自分の疑問点を言葉に出してみる、ということは非常に重要なことと言えます。疑問の解消によりやるべき点を明確にすることができ、行動を起こすことができるからです。何も分からずに右往左往していたり、いつまでも限定された知識で自分の頭で考え続けることは、時間の無駄であるのみならず、人から材料を与えられることを期待している姿勢である点で、非常に受動的です。 さらには、疑問点のみならず、気づいた点などを、適宜自分の言葉に出すということが重要です。この行動により、よりよい状況に向け自分が意思を持って発言したことになり、自発的な行動とみなされるのです。

指示待ち人間と自発的な人間の違い

指示待ち人間と自発的な人間の違い
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根本的な違いは、意識の差

指示待ち人間は、あらゆることに対して考え方から消極的です。対して、自発的な人間は、物事を積極的に捉えます。この意識の差は、行動につながっていきます。それらの差を具体的に見ていきます。

責任感のあるなし

自発的な人は、仕事に対して十分な責任感があります。そのため、大まかな仕事の到達目標と途中過程の説明を受けるのみで、たとえ細かい点を指示されなくても、責任を持って仕事をやりとげようという意思を持ちます。そして、必要なことを適宜判断して実行に移します。 しかし、指示待ち人間には、これができないのです。彼らが前述のような大まかな指示を受けて、仕事を実行しても、細かな点に関して必要なことは実行しません。最終的なゴールを達成する責務を感じてないからです。それゆえに仕事で失敗を犯しても、指示待ち人間は自分に責任はないというスタンスでいます。 彼らの言い訳としては、「言われてないのでやってません」です。彼らは、言われたことのみを実行すればそれでよいと思っているのです。

自分の頭で考えようとするか

自発的な人間は、自分の頭で考えようとしますが、指示待ち人間は考えようとしません。状況に応じた判断の有無に関して、指示待ち人間と自発的な人間の間には大きな差があります。自発的な人間は、分からないことがあれば質問をしたり、急な事態があれば状況に応じて臨機応変に対応しようとします。 しかし、指示待ち人間は、分からないことがあれば放置しがちです。何か質問する時でも、自発的な人は、自分なりに考えて意見を形成した上で、自分はどう思うということを前提にして質問をしますが、指示待ち人間は、何も考えずに、ただどうすればよいか、どう思うかという質問をします。決定過程や理由などを考慮に入れて質問できる人と、そうしない人の仕事の質には、雲泥の差が生まれます。何かをする理由、自分が行う仕事やそれに関連する事項の決定過程を知った上で意見を述べること。 それは意思を持って自分からよりよい形を求めて行動するために必要不可欠です。

決断力を持っているか

自発的な人は、物事を迅速に判断します。選択肢、判断材料を自分で用意して解決することを自分の意思で進められるからです。対して、指示待ち人間は、優柔不断であることが多いです。彼らは他人により用意された選択肢の中から自分の意思をもとに決断することが苦手です。 様々なことを考えようとはしますが、決定に時間がかかります。決定まで周囲が待ってくれればよいのですが、そうでない場合も多く、彼らはしばしば、どうすればよいかという指示を求めます。自分では判断できないから、というのが理由です。そこで、周囲の人々は呆れながらも指示を行い、聞いた当人はそれに至る理由や過程に意識を向けることなく、指示されたことを行います。 当然、何かトラブルが起きても、自分のせいだと考えません。誰にこう言われてやりましたと、まるで他人ごとのような意識でいるのです。

仕事に対する認識の温度差

指示待ち人間と主体的な人間では、仕事に向かい合う姿勢において、大きな温度差があります。仕事に対する意識の差、と言ってもいいでしょう。主体的な人は、職場で必要な業務を行い、賃金に相当する成果を出すことができるように、貢献しようと考えています。 たとえばアルバイトでは、最初は分からないことも多く、他人に教わる時間をもらったり、失敗をして迷惑をかけたり、仕事の効率が悪いことで、賃金に相当する働きができない状態にあります。しかし、徐々に成長し、仕事ができるようになってくると賃金に相当する働きができるようになります。 この状態になると、これまでの穴を埋めるべくお店にお返しをするためにできることを模索することが自然です。これが自発的な行動につながります。職場において必要に応じて気配りをしたり、与えられたこと以上に付加価値を生み出そうとするのです。しかし、指示待ち人間は、仕事とは与えられたこと、言われたことを行うことだと捉えています。 職場に相応の成果を出して釣り合いをとるという意識もなく、自分の目線で、自分に都合の良い理由をつけて職場について愚痴を言ったりします。このように、仕事そのものに対しての認識や温度差が、指示待ち人間と自発的な人では圧倒的に異なります。

仕事にやりがいや楽しさを求めるか

これも温度差と関係することですが、自発的な人は、仕事に対し、自分なりのこだわり、楽しみ、工夫する点を持っています。最低限のハードルは理解した上で、より高次な付加価値を生み出す、その過程を楽しもうとするのです。 たとえば飲食店においては、それなりの料理を出し、妥当な料金とサービスであれば最低限のハードルはクリアしていることになります。しかし、よりやりがいを見出す人は、お客さん一人一人に会わせた接客を行う、料理にこだわるなど、一手間を加え、さらなる付加価値を生み出そうとします。その一手間を楽しむのです。 そして、その工夫がやがて売り上げの向上やお店への好評価へとつながり、お店や自分にとってもプラスになることを理解しています。それに対して、指示待ち人間は仕事にやりがいや楽しさを見出していない人が多いです。彼らは最低限のハードルを淡々とこなす作業と認識し、それ以上を求めません。より高次な付加価値を生み出す楽しさなど意識の範疇にないのです。

自発的な人間は得である

自発的な人間はその行動により恩恵を得る

本記事では、自発的、自主的、主体的の意味の違い、自発的になる方法、指示待ち人間と自発的な人間の違いについて見てきました。意味の違いについては、自発的、自主的、主体的はいずれも自分から動く点で同様ですが、微妙な違いがあることを述べました。 自発的になる方法としては、メリットを明確にする、ポジティブ思考でいる、他人任せにしない、やるべきことを明確にし、こつこつとした積み重ねを大事にするということが必要であることなどがあります。指示待ち人間と自発的な人間の違いについては、決断力や責任感の有無、仕事に対しての認識や温度差の有無、自分の頭で考えようとするかしないか、等の点で違いがあります。指示待ち人間より自発的な人間の方が得をし、より豊かさを得る人生となることは明らかです。 典型的な指示待ち人間でなくとも、指示待ち人間に該当する要素があれば改善し、より自発的な人間になる努力をすることが求められます。その方が自分にとってもプラスです。

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