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自衛隊の現実(仕事内容・資格・平均年収)|自自衛隊の転職先について

初回公開日:2017年08月31日

更新日:2020年08月14日

記載されている内容は2017年08月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

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職種研究

国民の生命と財産を守る要であるのが自衛隊ですが、今回は陸・海・空の自衛隊の仕事内容や資格、平均年収から自衛隊を辞める理由~転職するのに必要なことまでをご紹介します。入隊から退職・転職まで自衛隊に入って辞めるまで、辞める理由などご紹介します。

自衛隊にはいるには?

未曽有の震災を経験しその活躍ぶりを目にする機会も多くなった自衛隊ですが、ひたむきで献身的な仕事ぶりに憧れを抱く人も多い仕事です。 災害時の活躍で目覚ましい成果を上げている日本の自衛隊は海外派遣も含め海外からも、とりわけ激甚災害に見舞われた国々からは災害救助派遣時の自衛隊の仕事ぶりに賞賛の声が高まっています。 国家公務員として安定した職でもある自衛隊は高校卒業の満18歳から入隊できます。入隊にあたり気になるシステムを詳しく紹介します。

任期制と曹候補生

自衛隊に入り自衛官になるには任期制か一般曹候補生での入隊になります。任期制とは陸上自衛官が2年で1期、海上・航空自衛官は3年を1任期(2任期目以降は2年)として勤務する就労制度です。長くて3期まで契約社員的立場で自衛隊で働くことができます。 1期目で任期満了となると陸上自衛官は特例退職金約54万円がもらえます。海上・航空自衛官は1期満了で特例退職金は約90万円です。2期任期満了で陸上自衛官は約138万円、海上・航空自衛官は143万円です。任期制度は3期満了です。累計退職金は陸上自衛官で約192万円、海上・航空自衛官で約233万円となっています。任期制自衛官は18~27歳の日本国籍を持つ人ならだれでも受けることが出来ます。

自衛官になるには任期制度の他にも一般曹候補生というものがあり、これは任期制の時に昇級試験(正社員採用)として受けるものもあれば一般曹候補生試験というものを受けて曹になる人もいます。 任期制(契約社員)→昇級試験→曹候補生(正社員) 一般曹候補生試験→曹候補生(正社員) これら二通りのパターンが存在します。一般曹候補生試験を合格し曹候補生になった人は任期満了にともなう退職金はもらえません。

職業軍人?自衛隊における正社員的階級

自衛隊では任期制自衛官を「士」と呼び士の階級はいわゆる契約社員となっています。基本的に退職までいる正社員的階級は陸・海・空ともに「曹」と呼ばれ3曹からが正社員の扱いとなります。 任期制自衛官は曹候補生試験に受からないと自動的に退職となります。

国家的エリートである自衛隊幹部になるには

自衛隊には任期制と一般曹候補生による入隊パターンがあるとご紹介しましたが、実は第三のパターンもあります。それが自衛隊幹部候補生です。応募資格は22~26歳未満の者に限られていますがとても難易度の高い狭き門です。 幹部候補生は採用されるとすぐに曹長に任命されます。幹部教育を受けると3尉に任命されます。 自衛隊は「士」→「曹」→「尉」の階級純です。任期制から入隊し3尉までたたき上げで出世できる人はいるにはいるそうですが数が少ないのが現実です。ですのでいきなり自分より年上で経験豊富な部下ができることも多々あります。

自衛隊の現実

自衛隊は所属によって仕事の内容が変わります。陸・海・空は自衛官になる際の試験で選べるのでよく仕事内容を確認したうえで試験を受けましょう。

海上自衛隊の仕事内容

陸上自衛隊の前身は昭和25年に創立された警察予備隊から始まりその後、保安庁保安隊、防衛庁陸上自衛隊、防衛省陸上自衛隊と名前をかえて現在に至ります。陸上自衛隊の活動内容は主に災害派遣・国際平和協力活動・防衛協力・教育訓練、そして国土国家防衛です。職種は多岐に分かれています。 2017年現在 ・普通 ・機甲 ・特科(野戦) ・特科(高射) ・情報 ・航空 ・施設 ・通信 ・武器 ・需品 ・輸送 ・化学 ・警務 ・会計 ・衛生 ・音楽 上記15の科に分かれています。 自衛隊の中でも陸上自衛隊は災害派遣の仕事が多く、普通科連隊は人海戦術で被災者救助などを行います。また東日本大震災では放射能汚染地域や避難区域住民の輸送などで装甲防御力を有する機甲科が活躍しました。 需品科は特に災害派遣が多く糧食や被服のサポートですが災害被災地などでは被災者に入浴施設などを提供しています。施設科は落ちた橋を架けなおしたりPKO派遣などの仕事も多い職場です。陸上自衛隊の中でも需品科と施設科は被災民と関わることが多いためか広報動画においても身近に感じやすい印象です。特に施設科は「ウチのカレーはおいしいです!」と自己申告があるほど他部隊や一般市民へのサポートを隅々まで徹底しています。

航空自衛隊の仕事内容

航空自衛隊の主な仕事は大規模災害等各種対応と安全保障環境の構築、そして防空です。戦時における航空優勢の中心的な役割を担う航空自衛隊は日本防衛のカギとして他自衛隊と連携し仕事をします。防空圏を侵犯した航空機にスクランブル発信はもちろん政府航空機の管理運用や災害派遣時には人員や物資輸送など重要な役割を担っています。 航空自衛隊は航空総隊、航空支援集団、航空教育集団、航空開発実験集団、補給本部、その他に分かれており各集団と連携をとって仕事をします。 航空自衛隊の職種 ・航空業務 ・航空管制 ・警戒管制 ・気象 ・高射操作 ・武器弾薬 ・無線レーダー整備 ・電算機処理 ・補給 ・施設 ・輸送 ・警備 ・衛生 ・音楽 上記14の職種に分かれています。 航空自衛隊は入隊3カ月頃に航空に必要な専門知識を学びます。部隊に配属されると担当する部署のエキスパートとして仕事をしていきます。

自衛隊にいるうえで必要な資格はあるのか

厳しい訓練を日夜続けている自衛隊ですが技術職も多い組織です。各自衛隊に所属するうえで必要な資格や取得できる資格をご紹介します。 一般的には任期制度でもご紹介しましたが自衛隊に入るには18~27歳の日本国籍を持つ者、身体検査と基本的な基礎学力を持つ者という間口の広い応募資格となっています。ですが幹部や職種によっては必要な資格は変わってきます。例えば医科・歯科幹部になるには医師・歯科医師の免許取得者資格が必要です。 自衛隊に入りたいけど生涯の仕事としては考えていない、民間でも仕事がしたいという人は確認しておくとその後の転職にも有利にはたらきます。

陸上自衛隊に必要な資格・取得できる資格

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