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【日勤・準夜勤・深夜勤】看護師の勤務形態|海外の看護師との比較

更新日:2022年08月18日

職種研究

俗に「白衣の天使」と呼ばれ、病院で患者のケアに当たる看護師。基本的に看護師の勤務ぶりは激務とされていますが、それは勤務時間の長さゆえでしょうか?あるいはそれ以外の要因もあるのか?今回は、看護師の勤務時間がどのようなものかを一緒に見ていきましょう。

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「白衣の天使」といわれる看護師の勤務時間はどんなもの?

病院で入院している患者や、また病院に通院する患者のケアに当たるのが看護師です。俗に「白衣の天使」と呼ばれ、子供がなりたい職業でも上位の常連ともいうべき職業ですが、その激務ぶりはよく話題になります。激務と聞くと、やることや覚えることが多い、仕事中の勤務時間が長い、看護師であれば患者から対応すべき事柄が多種多様、といったところでしょう。今回は、この看護師の「激務」ぶりを、勤務時間の面から見ていきます。

看護師の勤務形態とは?

基本的に看護師の勤務形態は2交代制と3交代制がとられています。いずれも1日を2つもしくは3つの勤務時間帯に分ける仕組みで、2交代制であれば12時間勤務、3交代制であれば8時間勤務になるのが基本的な勤務時間です。全国にある病院(入院施設のあるところ)の7割が3交代制、3割が2交代制を導入しています。 さらに、3交代制では勤務形態は日勤、準夜勤、深夜勤というものです。日勤は文字通り朝8時から16時半まで入るもので、準夜勤が16時半から深夜0時ごろまで入るもの、そして深夜勤は深夜0時ごろから朝8時まで入るという形態です。また、2交代制の場合であれば日勤と夜勤とに分かれ、日勤が8時半から17時、夜勤が16時半から朝9時までというものです。このほか夜勤と同じような時間帯に緊急時に備えて待機する当直勤務というシフトもあります。

夜勤のない勤務形態もある

看護師の中には夜勤帯がなく日勤のみのケースもあります。ベッドのない診療所や外来患者のみに対応するクリニック(詳しくは後述)、デイサービスや訪問看護などがその例として挙げられます。また、看護師でも看護師長などの管理職は基本的に日勤のため、この部類に入るといえるでしょう。 ほかにも日本赤十字社が運営する献血ルームに勤務する看護師や、保育園に務める看護師(保育園看護師)、小学校以上の教育機関の看護師、そして企業内の産業看護師もこのパターンに該当します。さらには、非正規雇用の看護師も大概は日勤勤務です。

看護師の平均的な勤務時間とは?

看護師の勤務形態について理解したところで、次は看護師の平均的な勤務時間を見てみましょう。一般には病院勤務の看護師の月労働時間の平均は160~170時間といわれています。普通に週5日勤務、週休2日で単純計算すると、1日平均で8時間から8時間半ということになります。 しかし、これはあくまでも平均であるため、人によっては10時間以上勤務することも少なくありません(16時間勤務するケースもあります)。そのうえ、多くの場合、病院勤務の看護師は3交代制であれば日勤や準夜勤、深夜勤(2交代制ならば日勤と夜勤)、当直などのシフトを組み合わせて勤務に当たっています。

加えて、シフトによっては休む暇なく勉強会(看護研究の発表会など)や研修、委員会業務に参加するといったこともあり、その場合の負担も決して小さくありません。そうなると、普通の人のような朝から夕方まで働き、夜はきちんと体を休めるといった生活パターンになりづらいものです。このうえ、場合によっては休日出勤すら発生するため、休日に落ち着いてのんびりすることすら難しいこともあります。

このため、病院勤務の看護師の中にはあまりの勤務時間の長さやそれに伴う負担の大きさによって辞めていく人も多く、それが看護の現場での慢性的な看護師不足の一因となっています。 余談ですが、2008年に日本看護協会が行った労働実態調査によると、全国で活躍する看護師のうち約2万人が過労死につながりかねないほどの長時間労働のもとにあるという結果が明らかになりました。なお、この調査は同じ年に看護師2人が過労死認定されたことを受けて行われたものです。このことからも上記の平均勤務時間の数字以上に、病院勤務の看護師の置かれている勤務時間の状況や彼女たちを取り巻く労働環境は非常に深刻といえます。

「夜勤72時間ルール」とは?

看護師の世界には「夜勤72時間ルール」というものがあります。 これは2006年の診療報酬改定から登場したもので、看護師の夜勤の勤務時間を月72時間以内に抑えるというルールです。このルールの目的は、看護師の夜勤の勤務時間を制限することで、看護師の健康状態を守ることにあります。 しかし、実際の看護師の勤務時間の状態は地域や病院によって異なるものです。昼間並みに看護師の配置が必要な場合は適用されないこともあります。また、適用はしていても規制を緩和する勤務時間の計算法を用いるところもあるため、現時点では結果として全国一律できちんと適用されているとは言い難い状況です。

クリニック勤務の看護師の勤務時間は?

では一方で、クリニックに勤務する看護師の平均の勤務時間はどのようなものなのでしょうか?基本的にクリニックそのものは診療時間が朝から夕方までと、いわば看護師の日勤帯に当たる時間だけ稼働しています。このため、クリニックで働く看護師の勤務時間もそれに準拠したものになることがほとんどです。 このため、1日で7時間程度、週でも35時間程度の勤務時間で、病院勤務に比べれば比較的規則正しく勤務できる環境となっています。このため、普通の休暇や有給休暇も病院勤務に比べてとりやすく、肝心の健康状態も良好に保ちやすいといえます。

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初回公開日:2017年05月29日

記載されている内容は2017年05月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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