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宮城県の最低賃金はいくら?深夜の最低賃金割増・日給の場合

年収・給与

この記事では厚生労働省にて定められた宮城県の最低賃金、及びこれまでの推移や深夜時間帯の割増額と最低賃金などについてご紹介いたします。月給や日給も時給換算すれば最低賃金を割ることもあるかもしれませんので、宮城県で働かれている方はしっかりと確認していきましょう。

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宮城県最低賃金の現状

宮城県で就労されている人で、自分の給料が国で保証されている最低賃金を満たしているか知らない方も多いでしょう。実は、最低賃金は年々増加傾向にあります。その為、以前は最低賃金を満たしていたが、今は最低賃金を下回っていることもあるかもしれませんので、しっかりと確認しましょう。 また、日給や月給の支払で就労されている方も、時給換算してみると、最低賃金を下回っていることもあるかもしれません。 この記事では、 「宮城県の最低賃金」 「最低賃金の計算方法」 「最低賃金の計算に含まれないもの」 「宮城県の産業別最低賃金について」 「日給・月給の場合」 「深夜時間帯での割増計算方法」 「宮城県の最低賃金の推移状況」 などについてご紹介いたします。 ぜひ、自分の労働環境を省みる機会にしてください。

2017年5月現在の宮城県の最低賃金額

2017年5月(現在)の宮城県の最低賃金額は以下の通りです。 ・時間額748円(効力発生日:2016年10月5日) この最低賃金額は、正社員、臨時雇い、パートタイマー、アルバイト等、雇用形態に関わらず、宮城県内の事業場で働くすべての労働者に適用されます。また、余談ですが宮城県の高卒初任給は、1時間あたり927円です。 なお、最低賃金とは国が定めた賃金の最低ラインです。最低賃金額以下で働かせることは「法律違反」となりますので、あなたの給与が最低賃金を下回っている場合はその差額を請求することができます。不当な扱いを受けていないか、しっかりと確認しましょう。 以下は日本労働組合総連合会(連合)から発行されている、宮城県の最低賃金についてのパンプレットです。こちらも合わせて確認しましょう。

最低賃金計算に含まれないもの

以下の項目は最低賃金計算に含まれません。 「これらの手当を含めて最低賃金要件を満たしている」と事業所に言われた場合、不当だと訴えることができますので、手当も含めしっかりと確認する必要があります。

注2.次に掲げる賃金は、最低賃金の計算には含まれません。  (1)精皆勤手当  (2)通勤手当  (3)家族手当  (4)賞与等  (5)時間外・休日・深夜手当

日給・月給の場合は?

次に日給・月給の場合について見ていきましょう。日給・月給の場合は、以下のように規定されています。

注3.日給者・月給者・歩合給者等の賃金については、1時間あたりの賃金額が、最低賃金の時間額を下回ってはいけません。

時間給だけでなく、日給・月給での就労の場合も、最低賃金がしっかりと保証されております。 事項では日給での最低賃金がいくらなのか、例を挙げてご紹介します。

日給だといくら?

労働基準法第34条では、労働時間が6時間以上8時間以下の場合は少なくとも45分、8時間を超える場合は少なくとも1時間の休憩を与えなければならない、と定めています。 以下に勤務時間の例を挙げますので、自分の状況と照らし合わせてみてください。 11:00〜17:00(労働6時間、休憩なし)の場合 →748×6時間= 4,488円 9:00〜17:00(労働7時間、休憩1時間)の場合 →748×7時間= 5,236円 8:00〜17:00(労働8時間、休憩1時間)の場合 →748×8時間= 5,984円

自分の賃金が最低賃金を満たしているか計算してみよう

それでは、自分の賃金が宮城県の最低賃金を満たしているか計算してみましょう。

日給からの逆算

日給から逆算する場合、以下の計算式で求められます。 ・日給額(手当等を引いたもの)÷1日の所定労働時間数 (日によって所定労働時間数が異なる場合には、1週間における1日平均所定労働時間数で計算します。前項で示したように、休憩時間は含まれませんのでご注意ください。) 例) 6,000円÷8時間=750円

月給からの逆算

次に月給の場合を見ていきましょう。 月給から逆算する場合、以下の計算式で求められます。 ・月給額(手当等を引いたもの)÷(1ヶ月の勤務日数×1日の勤務時間数) 例) 132,000円÷(22日×8時間)=750円 職場によっては月毎に勤務日数や一日の勤務時間数が異なる場合もあります。その場合は、下記のように1年間の平均を使って計算をします。 月給額(手当等を引いたもの)÷(1日の労働時間数×年間労働日数÷12) 例) 153,600円÷(8時間×288日÷12ヶ月)=800円

産業別最低賃金

また、下記の3つの産業においては、宮城県最低賃金とは別に、産業毎の最低賃金が設定されています。 (1)鉄鋼業→時間額:847円 (2)電子部品・デバイス・電子回路、電気機械器具、情報通信機械器具製造業→時間額:798円 (3)自動車小売業→時間額:815円 自分が働いている産業が、上記の産業に当てはまるか確認し、今一度最低賃金を割り込んでいないか確認しましょう。

宮城県産業別最低賃金の例外

ただし、以下に当てはまる方は、産業別最低賃金ではなく、宮城県最低賃金(1時間あたり748円)が適用されますのでご注意ください。 (1)18歳未満または65歳以上の者 (2)雇入れ後3ヵ月未満の者であって、技能習得中のもの (3)清掃または片付けその他これらに準ずる軽易な業務に主として従事する者 (3)に属する業務例は以下の通りです。 ・手作業による包装、袋詰め、箱詰め業務 ・運搬の業務 ・目視による検査の業務 など 以上のような業務が当てはまりますので、ご注意ください。

深夜の最低賃金

上記では日中帯の最低賃金についてご紹介いたしました。ここでは深夜帯の最低賃金についてご紹介いたします。 午後10時〜午前5時は深夜帯となり、賃金に対して深夜割増をすることが定められています。深夜割増は日中の賃金に対して25%増加となります。したがって深夜時間帯につきましては、935円が最低賃金となります。 また、それに伴い産業別最低賃金がある産業では、以下の通りの時間給になります。 (1)鉄鋼業→時間額:1058.75円 (2)電子部品・デバイス・電子回路、電気機械器具、情報通信機械器具製造業→時間額:997.5円 (3)自動車小売業→時間額:1018.75円 以上のようになりますので、ご注意ください。

宮城県最低賃金の推移

宮城県の最低賃金は、以下のように推移しております。 平成14年10月2日:617円 平成16年10月1日:619円 平成17年10月1日:623円 平成18年10月1日:628円 平成19年10月20日:639円 平成20年10月24日:653円 平成21年10月24日:662円 平成22年10月24日:674円 平成23年10月29日:675円 平成24年10月19日:685円 平成25年10月31日:696円 平成26年10月16日:710円 平成27年10月3日:726円 平成28年10月5日:748円

上記のように、平成17年から毎年約20円前後の幅で、上昇傾向にあります。 常に最新の情報を調査し、ご自身の賃金が最低賃金を割り込んでいないか注意しましょう。 特に、直近の変化を再掲いたします。 ・時間額:726円(2015年10月3日〜)   ↓ ・時間額:748円(2016年10月5日〜) また、産業別最低賃金がある産業についても記載いたします。 (1)鉄鋼業 ・時間額:827円(2015年12月13日〜)   ↓ ・時間額:847円(2016年12月15日〜) (2)電子部品・デバイス・電子回路、電気機械器具、情報通信機械器具製造業 ・時間額:783円(2015年12月18日〜)   ↓ ・時間額:798円(2016年12月15日〜) (3)自動車小売業 ・時間額:795円(2015年12月25日〜)   ↓ ・時間額:815円(2016年12月15日〜) 前述のとおり増加傾向にありますので、直近の変化に注意し、自分の賃金を今一度確認しましょう。

自分が働いている地域の最低賃金を知ろう

いかがでしたでしょうか。 今回は、宮城県の最低賃金について紹介しました。自分がもらっている賃金について、一度確認してみましょう。もし、自分の給料が最低賃金を下回っていて、不利益を受けていた場合、労働基準監督署へ相談しましょう。

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