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【業界研究】鉄道業界の現状・課題・今後の動向・将来性を学ぼう

業界・企業研究

今回は、鉄道の運営・運行を行っている鉄道業界にスポットを当てて、業界の現状や動向、将来性などをご紹介していきます。就職活動や業界研究の一環として、ぜひお役立て下さい。

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鉄道業界研究:現状

始めに、鉄道業界が今、どのような状況なのかをご紹介していきます。基本情報や業界シェアを通して、業界の現状を把握しましょう。

鉄道業界の現状:基本情報

以下は、平成25年~平成26年の、鉄道業界の各データをまとめたものです。 ・市場規模:14兆1353憶円 ・労働者:156326人 ・平均年齢:42.5歳 ・平均勤続年数:15.9年 ・平均年収:545万円 引用元:「業界動向.SEARCH.COM(※1)」 鉄道業界の基本情報で特に目立つ点は、市場規模の大きさと労働者の多さです。この2点は、他の業界と比較しても、1桁分大きな数字となっています。線路が続く限り、日本各地に存在している駅。やはり、日本全国を入る列車を安定して走らせ、乗客の安全を守っていく為には、たくさんの労働力が必要になるのかもしれませんね。 平均年収に関しては、標準的~やや高めと言ったところ。ちなみに、業界や役職に関係なく統計された、2015年の労働者の平均年収は、440万円(※2)。この金額を標準金額と考えた場合、鉄道業界の平均年収545万円という金額は、標準を100万円前後上回っていることになります。

鉄道業界の現状:業界シェア

続いて、鉄道業界の業界シェアをご紹介していきます。巨大な市場を持つ鉄道業界ですが、その内訳はどのようになっているのでしょうか?以下は、平成25年~平成26年の各企業の売上高を元にしたランキングです。 ・業界シェア1位:JR東日本 ・業界シェア2位:JR東海 ・業界シェア3位:JR西日本 引用元:「業界動向.SEARCH.COM(※1)」 業界シェア1位は、JR東日本。シェア率は19.1%、売上高は2兆7092憶円でした。巨大な市場を持つ鉄道業界ですが、その市場の約2割を占めるJR東日本の業績は、大変高いものです。業界を牽引していく存在であることは、間違いないでしょう。 業界シェア2位は、シェア率11.7%、売上高1兆6525憶円のJR西日本。1位ではありませんが、業界全体の市場のうちの1割以上を占める売上高は、好業績と言えるでしょう。 業界シェア率9.4%、売上高1兆3310憶円で、JR西日本が3位に入りました。1位・2位の業界シェア率が2桁台であることを考えると、シェア率がやや低い印象を受けますが、こちらも市場の1割近くを占める、高い業績となっています。

鉄道業界研究:動向

続いて見ていくのは、鉄道業界の動向。今、鉄道業界ではどのような変化が起こっているのでしょうか?刻々と変わりゆく鉄道業界の動向を、課題や業界規模の推移などから追っていきます。また、それらの情報を元に、鉄道業界の将来性について考察していきましょう。

鉄道業界の課題1:利便性の改善 近年、電車の利用マナーなどに関する意識がユーザーの間でも高まっており、そういった内容に関する利用者からの苦情や提案が増えているそうです。鉄道業界企業は、利用者から寄せられた意見やアイディアを積極的に反映していく姿勢を見せていく必要がありそうです。また、ホームドアの設置やバリアフリー設備の強化なども進めていく必要があり、設備面・マナー面共に向上させ、利便性を高めていくことが重要視されています。(※3) 鉄道業界の課題2:コスト削減 鉄道業界の課題は多数あげられますが、その中の1つとしてコスト削減があります。特に、過疎化が進んでいる地方の鉄道は、従来の方法やダイヤにこだわっていては、コスト削減は難しいとされています。今後は、いかに効率が良く、コストの削減が図れるかに注目し、新たな経営スタイルやビジネスモデルなどを考案していく必要があるとされています。(※3) 鉄道業界の課題3:地域への貢献 鉄道業界は地域と密着した駅も多く、今後は更に地域に貢献する姿勢を示していく必要があると見られています。都市部と地方では、利用者や地域が鉄道業界へ求めるニーズは異なるので、地域の需要に合った貢献をしていくことが大切です。また、鉄道業界としての観点でだけでなく、公共施設としても貢献できる方法を模索していく必要があるともされています。(※3)

鉄道業界の現状:市場動向

続いて、鉄道業界の市場動向を追っていきましょう。近年の業界規模の推移を細かく見ていき、将来性について考察していきます。 鉄道業界の市場動向:業界規模の推移 以下は、鉄道業界の平成17年~平成25年までの、業界規模の推移をあらわしている資料です。

引用元:「業界動向.SEARCH.COM(※1)」 平成17年~平成19年にかけて、鉄道業界の業界規模は増加していますが、この時点で既に頭打ちのような印象を受けます。平成20年になると、わずかですが減少し、平成22年までその流れは続きます。 減少~横ばい傾向であった平成23年以降は、鉄道業界の業界規模は回復傾向に転じ、緩やかではありますが順調に回復。平成25年には、減少傾向に転じる前の水準にまで戻りました。 鉄道業界の現状:将来性 これまでご紹介した鉄道業界の現状や動向、業界規模の推移を元に、将来性について考えていきましょう。 鉄道は、地域によっては人々の足となる存在でもある為か、景気の影響を受けにくい業界である印象を受けます。不景気になると、消費者は節約傾向へと走り、消費を控えるようになりますが、通勤や通学などの移動手段として必要な鉄道の利用を控えることはできません。その為、比較的景気の影響を受けることなく、安定した業界規模を保つことができる業界でもあると考えられます。 しかし、現在の日本は少子化傾向が進んでいます。鉄道業界としては、人口の減少は収益の減少に繋がります。長期的な目で見た場合、従来の収益モデルにこだわらない、新たなビジネスモデルを検討していく必要があると言えるでしょう。

鉄道業界研究:業界研究本

最後に、鉄道業界の研究におすすめの書籍をご紹介していきます。

1.図解入門業界研究最新鉄道業界の動向とカラクリがよ~くわかる本[第3版]

鉄道業界の仕組みやシステムなどを把握できる書籍。業界研究本の定番と言われているシリーズということもあり、大変分かりやすくまとめられています。

2.鉄道業界就職ガイドブック 2017

鉄道業界への就職を目指すのであれば、ぜひ目を通しておきたい1冊。鉄道業界で活躍する職種や、鉄道業界が求めている人材の特徴など、就職活動にスポットを当てた情報が多数掲載されています。

3.鉄道ビジネス学

鉄道業界はどのようにして収益を発生させているのか、派生ビジネスにはどのようなものがあるのかなど、ビジネスという観点から鉄道業界を見ることができる書籍です。

終わりに

鉄道業界は、多くの人の足となる存在。また、運輸業という面から見ても、物流には欠かせない存在です。そんな鉄道業界に就職して働くことは、たくさんの人の暮らしを支えていくことと等しいと言えるでしょう。現在、鉄道業界への就職を検討している方は、誇りを持って就職活動に取り組んで下さいね! 業界の動向・課題と合わせて、各企業のランキングから、優先順位を付けて、それぞれの企業の研究を行っていきましょう。こちらの記事がおすすめです。

リース取引がよ~くわかる本

新しくリース取引を始めたい方にはぜひ読んでいただきたいです!! 民法改正後の新しいリース取引を徹底解説!! わかりやすくて皆さんに勧めしたい本です!!

鉄道業界を知るならこれ!

新卒入社、転職活動で鉄道業界を目指すなら 鉄道業界の動向を知る必要があります。 この本は鉄道業界の動向が詳しく書かれているので もし、あなたが鉄道業界への就職を 検討しているなら大変おすすめな一冊です!

[参考資料・引用元]

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