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落語家の年収と仕事内容|落語家の名前の由来や付け方・有名な名人

更新日:2020年08月14日

職種研究

皆さんは「落語家」のことはご存じでしょうか。実は座布団を取り合うのは「大喜利」であって「落語」ではありません。座布団に座って噺を語る、落語家さんについてお付き合いください。この記事では「落語家」の職業に関して詳しく説明しています。

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落語家について

「落語」のことはご存じでしょうか。座布団を取り合うのは「大喜利」であって「落語」ではありません。座布団に座って噺を語る、落語家さんについてお付き合いください。落語家さんは「噺家」ともいいます。「はなしか」です。以下では「落語家」としています。

落語家の年収の内訳

落語家さんの数は、ずいぶんと増えまして今や東西併せて800人と言われています。800人もいますと、当然ですがその収入もピンキリです。落語を聴く場所といいますと、都内に5軒、大阪に1軒、名古屋に1軒ある「寄席」というものがあります。寄席の高座を務めるのは、落語家さんの日々の大事な仕事なのですが、寄席は入場料も安く、高座を務める落語家さんの数も多く、数をこなしても収入としては知れたものです。 寄席は修業の場であり、収入を他に必要としているのが落語家さんの実態です。落語家さんのメインの収入は、落語会の開催によるものです。一般的なホール落語は、高いもので6,000円、安いものでも2,000円くらいの入場料を徴収します。

ホール落語の収入

その落語会による収入、高いほうでは、「笑点」メンバーが有名です。座布団利権は落語界で大変な価値があるのです。笑点のギャランティー、これ自体は決して高くはないそうです。ですが、笑点メンバーになればたちまち全国区、全国から落語会に呼んでもらえ、このギャラと回数が馬鹿になりません。 笑点のメンバーは、毎週TVに出ている人であって、必ずしも落語が上手いとは限りません。ですが、者だけあってギャラが一ランク上がります。笑点メンバーまで行かなくても、本業でのある落語家さんは、地方からそこそこ高額で呼んでもらえます。

売れていない落語家さんの収入

一方ではお呼びが掛からない落語家さんもたくさんいるわけです。こういう落語家さんの中には、日常の仕事の場である寄席にもなかなか呼んでもらえず、副業がメインになっているという人もいるようです。ただ、800人いる落語家さん、かつてはともかく、落語会の数が増えたため、意外とみなさん落語だけで食べていけるようになっているようです。真打になっていない若手(東京では「二ツ目」という身分です)も、落語ブームのおかげで潤っています。 なお、落語家の最初の身分は「前座」です。4~5年程度務める前座に関しては、お小遣いをもらえるだけで、まともな「収入」というものはありません。ですが、前座の間はご飯を食べさせてもらえたり、臨時のお小遣いがもらえたりするので、食べるのに困ることはありません。二ツ目に昇進しますと、自由と引き換えに、ご飯を無料で食べることができなくなってしまいます。

落語家さんと祝儀

また、落語家さんはひいき筋からの「ご祝儀」が馬鹿になりません。ご馳走になることもしばしばあります。自分で稼いで自分で使う一般の世界とは、「収入」に関する捉え方がいささか異なるのが落語の世界です。

落語家の名前の疑問

落語家さんの名字には、やたらと「桂」が多いなと思っていらっしゃる方も多いでしょう。正確には名字ではなく「亭号」と言います。「桂」に関しては、東西にある亭号で、もとは同一のものが枝分かれしました。 大阪の落語は、戦後滅びかけたのを復興した立役者「上方落語四天王」のうち三人が「桂」の亭号であったため、多数派となりました。ですが、「桂米朝一門」「桂文枝一門」「桂春團治一門」と、それぞれ別の所帯です。もうひとつの大きな一門は「笑福亭松鶴一門」です。「仁鶴」「鶴光」「鶴瓶」といった師匠はご存じでしょう。 東京で多い亭号は「柳家」です。永谷園でおなじみ、丸い顔の先代柳家小さんが大変多くの弟子を育てましたので、一大勢力となりました。「柳亭」(りゅうてい)という亭号も、そのほとんどを「柳家」の落語家さんが名乗っています。落語協会の現会長である「柳亭市馬」師匠も、先代柳家小さんの弟子です。 「三遊亭」という亭号も、大変よく目にするものです。明治の偉大な噺家「三遊亭圓朝」をはじめ、多くの名人を輩出した由緒ある亭号です。「橘家」という亭号も、もともと「三遊亭」のサブブランドでしたが、現在はあまり関係がなくなっています。 「三遊亭」も大きく枝分かれしていますので、笑点メンバーでいうと「三遊亭円楽」「三遊亭好楽」の両師匠と、「三遊亭小遊三」師匠とでは、同じ「三遊亭」を名乗っていても、所属協会も違い、だいぶ縁が薄くなっています。

落語家さんの名前の由来

落語家さんの名前には、シャレ由来のものが多いです。 「三笑亭可楽」という、落語の開祖というべき大変大きな名前が現代に引き継がれています。 これは「山椒は小粒でもヒリリと辛い」から来ているシャレの名前です。 前述の「柳家小さん」も大きな名前ですが、これは芸者由来の名前です。落語をする男性が、芸者のような名前を名乗っているのがシャレなわけです。

落語家さんの名前の付け方

落語家さんは、師匠に入門しますと名前をもらえます。前座のときから「古今亭菊之丞」などという立派な名前をもらっている人もいますが、前座の名前は結構適当なものが多いです。修業中は一人前ではないのだからと、あえて適当な名前を付ける師匠もいます。TVでおなじみの桂米助師匠(ヨネスケ)は、野球好きのため弟子に「桂デッドボール」などという名前を付けました。その弟子は今、「桂米多朗」というまともな名前の真打になっています。 笑点の「三遊亭小遊三」師匠も弟子に「いるか」「おまえ」「あん太」「おたく」などの名前を付けていました。みな、ちゃんとした名前で真打になっています。最近でも、今二ツ目の「柳家さん光」さんは、前座のときに「柳家おじさん」という名前を付けられました。変わった名前は、楽屋で覚えてもらいやすいメリットがあります。 多数派なのは、「前座用の名前を付ける」「師匠から一字取って新たにつける」というものです。 前者の例は「古今亭朝太」。古今亭志ん朝も名乗った、由緒ある前座名です。後者は、今大の師匠「春風亭一之輔」など、例がたくさんあります。一之輔師の師匠が「一朝」だから、一字貰っているわけです。こうした名前を付けておきますと、名前を見ただけで誰の弟子かわかりやすいということがいえ、楽屋でも認識してもらいやすくなります。ちなみに、「一朝」師の師匠は「柳朝」です。

有名な落語家の名人

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初回公開日:2017年05月18日

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