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証券会社の仕事は激務?激務と言われる理由と職種別の激務度

職種研究

よく、証券会社は激務だと言われますが、本当にその仕事は激務なのでしょうか?また、その理由は何なのでしょうか?証券会社でも営業や一般職など職種がいくつかありますが、忙しさは違うのでしょうか?証券会社の仕事内容等についてまとめましたので、ご参照ください。

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証券会社の仕事は本当に激務なのか?

就職活動をしているときに、証券会社は激務だ、と聞くことが多いでしょう。また、激務ランキングなどでは必ず上位に位置します。では、本当に証券会社は激務なのでしょうか?証券会社の仕事内容をみていきます。

証券会社は激務なのか?-証券会社の営業マンの仕事内容

証券会社の営業としては、法人営業とリテール営業(個人相手の営業)があります。それぞれ仕事内容が異なりますが、今回は特にリテール営業についてみていきます。

証券会社の仕事内容-アポイントメントを取る

まず、証券会社の営業マンは、アポイントを取らなければなりません。このアポイントメントの取り方については、各会社毎にマニュアルがあり、大抵の証券会社では、以下の方法でアポイントメントをとります。 1.テレアポ、突撃お宅訪問 各会社の営業マニュアルに添って、電話帳や各会社にある名簿などを頼りに電話します。または、アポなしで、直接お宅訪問をします。このやり方の場合は、ほとんどの方から軽くあしらわれたり、嫌がられることが多いでしょう。ただし、その人の力量にも依りますが、粘り強く続けてかなり多数の方に電話したり、訪問することで数件のアポイントメントが取れることもあるかもしれません。   2.様々な会合へ出席し、後日アポイントメントを取り付ける。 証券会社の営業マンで上級者の場合は、こちらのパターンでアポイントメントを取り付けることが多いかもしれません。多分野のオフ会へ出席したりして、名刺をゲットして、後日アポイントメントを申し込むというパターンです。起業家のパーティーや医者のパーティー、大企業中心のパーティーなど、お金持ちで尚且つ忙しい人が集まる場所にできるだけ出席します。ただし、この手の会合は、18:00以降に開催されることが多いため、おのずと参加しているだけで激務になるのかもしれません。 3.友人・知人にアポイントメントを取り付ける。 最もアポイントメントが取りやすい手法ですが、友人が減ること間違いなしです。実績を出す証券会社の営業マンは、知り合いには頼らずに、自らの力で顧客開拓をしています。 4.その他 とにかく見込み客にアプローチできるのであれば、犯罪等に関わらないようにするなら、どんなことでも大丈夫です。

証券会社の仕事-投信などの商品紹介

上記の方法を駆使して、なんとかアポイントメントを取り付けた場合でも、その後更なる試練が待っています。アポイントメントが取れた場合に、まずやらなければならないことが、金融商品の紹介です。ここでも各会社毎の営業マニュアルに添って行えばいいのですが、それだけでは顧客獲得は難しいのが現実です。ここでは、営業力が試されます。証券会社の営業に限らず、どんな業界であっても、営業には答えがありません。営業は、結果を出す者が偉いのです。

証券会社の仕事-契約を取る

上記のアポイントメントをとって、商品説明をすることをひたすら契約が取れるまで繰り返します。契約を取れるようになってきて慣れてしまえば仕事自体は別に辛いということなくなるでしょうが、それまでの道のりが長く、また長時間を要します。

証券会社の仕事-客単価を上げる

うまく新規のお客様と契約することができたら、営業マンとして一歩前進です。とりあえず、既存顧客にしつこく営業して、契約を取り付けて客単価を上げる努力をしましょう。これらの仕事に加えて、各会社毎に、朝7時までには出社とか、18時以降だったとしても必ず報告会に出席するとか、月締め日までにノルマ未達成の場合には、反省会やペナルティがあるなど、会社毎に細かな規律が存在します。

証券会社の仕事が激務と言われる理由

証券会社の仕事内容を見てきましたが、ではなぜ証券会社の仕事が激務と言われるのでしょうか?その理由をみていきます。

証券会社が激務と言われる理由-アポイントメントがなかなか取れない

証券会社の営業マンは、アポイントメントをとることから仕事が始まります。しかし、そもそもこのアポイントメントがなかなか取れないのです。たとえ、毎日訪問したり、電話を多数かけたとしても誰も相手にしてくれないことがほとんどです。体は疲れ、精神的にも追い詰められます。

証券会社の仕事が激務と言われる理由-支店の営業部門のノルマがキツイ

証券会社の支店では、主として個人のお客様を対象とした、リテール営業を中心にしますが、このリテール営業に対するノルマが非常に厳しいことが、激務となる理由の一つです。 訪問販売に関する規制強化などによって、夜討ち朝駆けといった無茶な営業を要求されることこそなくなりましたが、ノルマそのものが従前より緩和されたわけではありません。そのため、成績の悪い社員は、休憩時間もなく飛び込み営業を行ったり、営業電話をたくさんしなければなりません。 また、証券会社が特に重点的に開拓しなければならない個人が資産家であるということも激務に拍車をかけます。なぜなら、そういった資産家の個人は多方面から多くのアプローチをかけられて営業慣れしている上、既に特定の証券会社と取引を行っている場合が多いからです。そのため、攻略するのは容易ではありません。 また、ノルマが達成できない場合には、会社からのプレッシャーはもちろん、給料面でも不都合が出てくるかもしれません。そのため、労働時間を更に長くして激務となっていくのです。

証券会社の仕事が激務と言われる理由-顧客に損害を与えるかもしれない精神的ストレス

証券会社の主な収入源は、お客が株を売買することによって発生する手数料です。ところが、株売買には、買い時と売り時といったタイミングが関係してきます。そのタイミングによって、お客様に不利益が生じる可能性があります。しかし、お客様がじっと売買を控えていては証券会社の利益は生まれません。そこで、証券マンはお客様の利益と相反するようなタイミングでも、株の売買を勧めなければならなくなります。その結果、お客に損をさせる可能性もあります。 株の売買の場合は、下手をすれば家を手放さなければならなくなったり、自己破産する悲劇的なケースさえあります。もちろん、株売買は本人責任で、その説明等は行っていますが、しかし、こちらが勧めたことでその人の人生を狂わしてしまうという危険があるために、証券会社の仕事には常に強い精神的プレッシャーが掛かってきます。

証券会社の仕事が激務と言われる理由-金融商品を多数学ばなければならない

証券会社が激務と言われる理由として、その取り扱う金融商品が多数あり、常に学ばなければならないこととその商品の性質上、細かな取り決めがあることが挙げられます。 証券会社が取り扱う金融商品は、一つ数値を間違えばお客様にも証券会社にも、下手をすれば市場全体にも多大な迷惑や損失を与える恐れがある商品です。その取り扱いには厳しい規制や様々なルールが存在します。そのため、一般的な小売商品の取り扱いと比較した場合に、どうしても手続きや事務作業が煩雑になりがちです。しかも、それらの煩雑な作業にはかなり注意深く取り組まなければなりませんし、それが激務に繋がっているともいえます。 さらに、証券会社が取り扱う金融商品は、次から次へと開発され、その都度にその商品をその背景や今後の展望を踏まえて説明できるように、また数値的なものも踏まえて納得いただけるように、多忙な中で時間を見つけて勉強しなければなりません。こうした状況も、証券会社が激務と言われる理由の一つでしょう。

証券会社の職種別激務度

では、証券会社は全て一律に激務と言えるのでしょうか。証券会社といえども、営業であるのか一般職であるのかによっても、その仕事量やノルマは変わってきます。 上記にあるように、営業の場合は、アポを取るために外回りをしなければならないので、体力的な面でもかなり消耗する部分があるかもしれません。対して、一般職の場合は、社内勤務が多いでしょうから、体力面では営業よりも多少楽な面はあるのではないかと思います。ただし、そうは言っても、残業は避けられないでしょう。その企業により違うかもしれませんが、月40~100時間程度の残業は、営業であろうが一般職であろうが、しなければならないと覚悟が必要です。 また、証券会社では女性か男性かによる差別は全くない世界なので、たとえ一般職であったとしても、バリバリ働きたい(出産や結婚はしなくても、出世目指して)という方であれば、男女差別ない面もかえってメリットとなりますが、そうでもない方にはなかなかキツイ勤務となることは覚悟した方が良いでしょう。 とにかく、成果を出せる人には、給料も良いし、出世もできるから良いけど、そうでない人にはかなりキツイということはどの職種でも変わりません。

外資系証券会社の激務

外資系証券会社は、どうなのでしょうか。外資系は、日本の証券会社より、更に過酷な激務を覚悟した方が良いかもしれません。外資系の場合は、「インターンであっても3徹させられるほどに酷使させる所もある」や、「インターン中に過労死した」なんてところもあります。 また、外資系は、日本の証券会社より更に成果主義です。稼げない証券マンは、短期間でクビになるでしょう。ただし、成果主義ですので、成績の良い人にとっては、日本の証券会社の数倍、もしかしたら数十倍の給料を貰える可能性があります。激務に耐えられる体力や精神力があり、またそれだけの素養もあり、自信がある方は、挑戦してみるのも良いかもしれませんが、いつクビになるか不安があるという方は日本企業を目指した方が良いかもしれません。

証券会社は激務だけど、成果を上げれば高収入が期待できる

いかがでしたか。証券会社の営業マンが激務と言われる理由を理解していただけたでしょうか。証券マンは、優秀であればあるほど収入が上がっていくので、自信があって実力もあり成果を上げられる人にとっては、良い職業ですが、体力に自信がない人や成果があげられない人にはかなり辛い職業だといえます。 今回ご紹介したことを踏まえて、「自分には証券会社があっているな」と思ったら、積極的に就職、転職しましょう。今回の記事が読者の皆様のお役に少しでも立てれば幸いです。

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