
更新日:2020年08月14日
よく、証券会社は激務だと言われますが、本当にその仕事は激務なのでしょうか?また、その理由は何なのでしょうか?証券会社でも営業や一般職など職種がいくつかありますが、忙しさは違うのでしょうか?証券会社の仕事内容等についてまとめましたので、ご参照ください。
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就職活動をしているときに、証券会社は激務だ、と聞くことが多いでしょう。また、激務などでは必ず上位に位置します。では、本当に証券会社は激務なのでしょうか?証券会社の仕事内容をみていきます。
証券会社の営業としては、法人営業とリテール営業(個人相手の営業)があります。それぞれ仕事内容が異なりますが、今回は特にリテール営業についてみていきます。
まず、証券会社の営業マンは、アポイントを取らなければなりません。このアポイントメントの取り方については、各会社毎にマニュアルがあり、大抵の証券会社では、以下の方法でアポイントメントをとります。 1.テレアポ、突撃お宅訪問 各会社の営業マニュアルに添って、電話帳や各会社にある名簿などを頼りに電話します。または、アポなしで、直接お宅訪問をします。このやり方の場合は、ほとんどの方から軽くあしらわれたり、嫌がられることが多いでしょう。ただし、その人の力量にも依りますが、粘り強く続けてかなり多数の方に電話したり、訪問することで数件のアポイントメントが取れることもあるかもしれません。 2.様々な会合へ出席し、後日アポイントメントを取り付ける。 証券会社の営業マンで上級者の場合は、こちらのパターンでアポイントメントを取り付けることが多いかもしれません。多分野のオフ会へ出席したりして、名刺をゲットして、後日アポイントメントを申し込むというパターンです。起業家のパーティーや医者のパーティー、大企業中心のパーティーなど、お金持ちで尚且つ忙しい人が集まる場所にできるだけ出席します。ただし、この手の会合は、18:00以降に開催されることが多いため、おのずと参加しているだけで激務になるのかもしれません。 3.友人・知人にアポイントメントを取り付ける。 最もアポイントメントが取りやすい手法ですが、友人が減ること間違いなしです。実績を出す証券会社の営業マンは、知り合いには頼らずに、自らの力で顧客開拓をしています。 4.その他 とにかく見込み客にアプローチできるのであれば、犯罪等に関わらないようにするなら、どんなことでも大丈夫です。
上記の方法を駆使して、なんとかアポイントメントを取り付けた場合でも、その後更なる試練が待っています。アポイントメントが取れた場合に、まずやらなければならないことが、金融商品の紹介です。ここでも各会社毎の営業マニュアルに添って行えばいいのですが、それだけでは顧客獲得は難しいのが現実です。ここでは、営業力が試されます。証券会社の営業に限らず、どんな業界であっても、営業には答えがありません。営業は、結果を出す者が偉いのです。
上記のアポイントメントをとって、商品説明をすることをひたすら契約が取れるまで繰り返します。契約を取れるようになってきて慣れてしまえば仕事自体は別に辛いということなくなるでしょうが、それまでの道のりが長く、また長時間を要します。
うまく新規のお客様と契約することができたら、営業マンとして一歩前進です。とりあえず、既存顧客にしつこく営業して、契約を取り付けて客単価を上げる努力をしましょう。これらの仕事に加えて、各会社毎に、朝7時までには出社とか、18時以降だったとしても必ず報告会に出席するとか、月締め日までにノルマ未達成の場合には、反省会やペナルティがあるなど、会社毎に細かな規律が存在します。
証券会社の仕事内容を見てきましたが、ではなぜ証券会社の仕事が激務と言われるのでしょうか?その理由をみていきます。
証券会社の営業マンは、アポイントメントをとることから仕事が始まります。しかし、そもそもこのアポイントメントがなかなか取れないのです。たとえ、毎日訪問したり、電話を多数かけたとしても誰も相手にしてくれないことがほとんどです。体は疲れ、精神的にも追い詰められます。
記載されている内容は2017年05月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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