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警視庁の志望動機の書き方と例文|他県の警視庁の仕事に応募する場合

書類選考・ES

警視庁の警察官採用試験にスポットをあてながら、警察官試験の具体的な内容と対策とともに、エントリーシートの志望動機蘭の書き方、面接カードの記入方法と例、面接での志望動機や注意点などについてまとめています。スムーズな採用を勝ち取るには、志望動機も大切です。

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警視庁の採用試験とは?

警視庁とは

警察組織は、都道府県単位で運営されています。県であれば県警、府であれば府警というように、管轄はそれぞれの道府県全域になります。 警視庁は、東京都の本部で東京都下を管轄する、他道府県と異なる組織・運営体系になります。職員数約43,000人の日本で最大規模の警察組織であるため、業務内容も多岐に渡り、他の警察組織には見られないSPなどの専門部署も存在します。 また、上位階級を国家公務員、いわゆるキャリア組が占める割合が、他の警察組織と比較して、最も多い事のも特徴のひとつです。 警視庁の警察官採用試験の志望動機を考える際には、こういった点を考慮すると他の警察組織と差別化して、考えやすくなるでしょう。

警視庁の警察官採用試験の内容とは

警視庁の警察官採用試験とは公務員試験のひとつで、例年夏~秋にかけて実施されています。平成29年度分採用は、1年で3回実施されています。 内容は、筆記試験(40~50問/90~120分)、面接試験、論文試験、体力試験で構成されます。

警視庁の警察官採用試験の区分

試験区分は、大卒程度のⅠ類、短大・専門卒程度のⅡ類、高卒程度のⅢ類に分類されています。東京都では、上位階級の採用枠受験者は、国家公務員試験を受験、合格後にまずは警察庁に入庁します。その後、警視庁へ出向という形になりますので、試験制度そのものも他道府県と異なります。 ちなみに、警視庁の試験倍率は、Ⅰ類が6倍程度、Ⅱ類が5倍程度、Ⅲ類が6倍程度で推移しています。例年多少の変動はありますが、特に不況など景気の波に影響を受ける事が多く、不況の年は受験者の安定志向で公務員人気が高まり、受験者が増加する傾向がみられます。

警視庁採用試験の内容

警視庁の採用試験の筆記試験では、まず教養試験と呼ばれる、文章理解、判断推理、数的処理、資料解釈、図形判断、人文科学、社会科学、自然科学、一般科目(国語、英語、数学)があります。これらは、警察官として必要な一般教養や政治、社会、法律、経済等の知識を見極めるためのものです。 公務員試験特有の科目である、判断推理や数的推理などの一般知能分野問題は、解法を知らなければ難しいものになっています。 この対策として、専門学校などが主催する講座のスクーリングが有効です。一般知能分野に特化したものや、社会人・学生向けの夜間講座など様々なものがあるので、自分のライフスタイルに合わせて選ぶ事ができます。

論作文、体力試験もある

他には、論文試験もあります。この試験では、主に時事問題がテーマとして取り上げられます。日ごろから、新聞やニュースをチェックしておくのが大切です。 さらに、警視庁に限らず、警察官採用試験では体力試験が行われるのが特徴のひとつです。これは、あくまでも基礎体力を見るものですが、事前に体力作りを行うなどの準備は必須になってきます。 そして一般的な採用試験と同じように、面接もあります。そこでは、志望動機と様々な質問を想定した事前のシュミレーションが重要になってきます。 面接対策に関して事前に知っておきたいという方は、就活のプロでもあるキャリアアドバイザーから在籍するエージェントをおすすめします。エージェントを活用すれば、面接対策はもちろんのこと、履歴書の添削などさまざまなサポートを受けることができます。

警視庁の志望動機の書き方

警視庁の志望動機の書き方

試験対策は参考書やスクーリングで対策ができますが、志望動機は自分自身で考えて書かなければいけません。警視庁の志望動機は、自分の考えをしっかりと固めたものをつくると、採用試験を通して精神的な安心にもつながります。

志望動機は無難な方が好まれる?

一般的に、警察機関の採用試験においては、保守的で安定した動機が好まれる傾向があります。他人と差別化を図りたいがために、奇をてらった志望動機を考える必要はありません。 これは、警察組織自体が保守的で閉鎖的な環境であることに起因しています。さらに、就職後は、地方公務員法など他の公務員よりも、よりいっそう法律を意識する必要があり、法令コンプライアンスの倫理観が求められることも関係があります。

警視庁の志望動機のポイントは?

先に述べたような理由から、警視庁の採用試験では、最初から「ある程度完成した人間性である事」が求められます。その中で、協調性や積極性を問われる事も多いため、それらを自然な形で志望動機の中に織り込む事は有効でしょう。また、一般企業の志望動機と同様、実体験を盛り込む事でイメージが湧きやすく説得力のあるものが生まれます。 なぜその地域なのか、自分のスキルや経験を通して、どんな社会貢献ができるかも大切です。

警視庁受験時に好まれる志望動機の具体的な例

好まれる志望動機の例として、「日本の首都東京の安全基盤を支える仕事にやりがいを感じる」や「都民のために自分のできる事をやりたい」などが挙げられます。 警視庁を志望する場合は、その規模や特徴、他の警察本部と異なる職種に魅力を感じた、という事をアピールするのも、警視庁の職員の志望動機になり説得力が増します。

警視庁の志望動機例文:エントリーシート

警視庁の志望動機例文:エントリーシート

「幼少の頃より、自宅が交番が近かった事もあり、地元地域の警察官の方と挨拶などを交わし、触れ合う機会が多くありました。地元の警察官は、地域の人たちからも愛され身近な存在でした。また、学校への登下校時の見守りなど、いつも守られているという安心感を与えてもらいました。元々、私自身が正義感が強かった事も重なり、警察官という職業に憧れを抱くようになりました。 体力面では、小学校からサッカーを続けており、基礎的な体力をつけることができました。また、高校では部活のキャプテンを務めており、そこで統率力や協調性、何事も率先・垂範する事の大切さを学びました。 高校卒業時に自分自身の進路を考えた際に、自分がこれまでに経験してきた事や体力を活かし、地域の人達の安全基盤の構築に寄与したい、と自然に考えるようになっていました。 また、その中で警視庁は、首都:東京を管轄する日本最大の警察組織であり、業務も多岐に渡っています。それぞれの専門性の高い職務を経験する事で、自分自身が人間としても警察官としても成長できる環境が、警視庁にしかないと考えて志望しました。」

職種別の警視庁の志望動機の例文

機動隊の場合

「最初は憧れもありましたが、自分の一生の仕事を考えた時に、社会に貢献できる仕事がしたいという強い気持ちがあるのに、気がつきました。父が長年、教師をしている姿に影響を受けたのです。社会貢献できる仕事にはいろいろあると思いますが、その中でも警察官は、国家と国民の安全を守る魅力とやりがいのある仕事であると考え、志望しました。 東京都では、都民が楽しめるイベントや祭りも多いですが、その際のマナーの乱れや事故が少なくありません。それらの安全やスムーズな進行を機動隊としてサポートできれば、人がより社会生活を楽しめるのではないかと考えます。 また、幼少期から続けている剣道で培った精神力や体力でも貢献できると思います。自分の特技を生かしながら、成長した地域に社会貢献できるのは、人間としても大きな喜びになりますし、警察官としてもやりがいがあると思い志望しました。」

事務の場合

「私が警察行政職員の事務を志望する理由は、人々が安全に暮らせるサポートをする警察庁の仕事をしたいと考えたからです。 警察官として現場で職務を遂行することも魅力的ではありますが、部活動で部長として活動したり、アルバイトで培ったコミュニケーションのスキルをより活かすには、警察行政職のほうがあっていると考えます。 困っている方が来署された時や電話の対応において、丁寧かつ迅速に対応したり、問題解決するために各部署と連携す方が、私の能力で社会貢献ができると思います。ですから、育った地域で、安心して暮らせる環境を提供できる、警察行政職員の事務を志望しました。」

警視庁採用試験の面接カードの志望動機の書き方

警視庁採用試験の面接カードの志望動機の書き方

志望動機の内容は、無難なものが好まれるのが警視庁の特徴ですが、面接時も志望動機は重要です。

面接カード記入時の注意点

面接カード用の志望動機記入欄は、エントリーシートなどと比較すると、記入欄が小さくなるため要点をまとめる必要があります。 感情や熱意をそのままに書くのでは無く、具体的な内容を端的にまとめて書くといいでしょう。また、より端的な言葉で表現できるようにするためには、ある程度の語彙力も必須です。 日ごろから新聞に目を通したり、意識して読書することで、語彙力を高めておきましょう。

面接カード用志望動機例

幼少の頃より正義感が強く、警察官に強く憧れがあり進路を考えた際に、地域の治安維持に寄与できる警察官になりたいと考えるようになりました。首都東京で、また日本最大の警察組織である警視庁の警察官の一員となる事で、人間的にも成長でき、警察官として幅広く社会に貢献できる環境があると考え、警視庁を志望しました。

面接時の志望動機の注意点

面接時の志望動機の注意点

面接で聞かれる志望動機は、エントリーシートの内容をベースにしましょう。 ただし、公務員試験の面接時には、ある程度の堅い印象のほうが好まれます。言葉遣いや声のトーンにも気をつけましょう。 これは、公務員としてだけでなく、警視庁の警察官としての人物適正の見極めのひとつでもあります。倫理観、職業観などを重点的に見られますので、堅い言い回しや型にはまった表現の方が好まれます。 面接官がどんなところを見ているのかなど、面接対策に必要な知識を身に付けたい方は転職エージェントを活用するといいでしょう。プロのキャリアアドバイザーから、的確なアドバイスをもらうことができます。

他県の警察職員に応募する場合の志望動機

他県の警察職員に応募する場合の志望動機

警察機関は、都道府県別で運営されています。警視庁は東京都下のみですから、他県を希望する場合は、その自治体の採用試験を受験する必要があります。 他道府県においては、その地元出身者が有利とされます。これは「生まれ育った地域に奉仕したい」という誰もが納得する理由が、志望動機の最大の武器となるためです。 しかし、他県出身者であっても、その自治体でなければならない理由をアピールできれば問題はありません。例えば、親戚が居住しているなどを志望理由に付け加える事が有効です。また、地域の特性や目指す方向性に、警察官として自分の知識やスキルで貢献できるなら、それを強くアピールしましょう。

他県の警察職員の志望動機例文

大学4年のとき、地元に帰って働きたいという思いがあり、同時に生まれ育った土地で社会貢献ができるという、他にない警察官という仕事に魅力を感じたのがきっかけでした。地域の交通、治安などあらゆる面で県民の安全を守り、安心して生活してもらえることに、自分のエネルギーとスキルを注げる仕事は、警察官しかないと思い志望しました。 小学生から大学までサッカーを続けており、そこで培った基礎的な体力やチームワークを大切にするスポーツマンシップで、少しでも自分が育った土地に恩返しができればと考えています。

しっかり作り上げた志望動機で準備完璧!

しっかり作り上げた志望動機で準備完璧!

警視庁の採用試験の受験倍率は、平均して5~7倍と高水準となっています。一般的な筆記試験では、勉強すればいい結果に結びつきます。しかし、面接において最重要視されるのは人物評価と志望動機です。あと一歩の面接まできたところでは、志望動機の説得力が重要になる局面もあります。しっかりした志望動機を作るには、0から作るのでは無く、自分の体験をベースにして練り上げていく事が重要です。 ここで紹介したポイントを抑えつつ、例文に自分の体験や思いをのせていけば、採用を勝ち取ることができます。

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