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ゲーム業界研究|「現状」「今後の動向・将来性」を知ろう

業界・企業研究

今回は、ゲーム業界にスポットを当てて、業界研究をしていきます。業界の現状や動向、将来性などをご紹介していくので、ぜひ参考にしてみて下さいね。

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ゲーム業界研究:現状

まずは、基本情報や業界シェアを通して、ゲーム業界が今、どのような状況なのかを見ていきます。データや数字からゲーム業界と向き合っていくことで、新たな気付きがあるかもしれませんよ。

ゲーム業界の現状:基本情報

以下は、平成25年~平成26年までの、ゲーム業界のデータを元にした情報です。 市場規模:2兆9800憶円 労働者数:24579人 平均年齢:34.9歳 平均勤続年数:6.0年 平均年収:628万円 引用元:「業界動向SEARCH.com(※1)」 ゲームというと、娯楽の1種というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?しかし、その市場規模は2兆9800憶円とかなり大きく、日本経済にとって重要な産業の1つになっています。 注目すべきは、平均年齢の若さ。他の業界と比較すると、平均年齢が低い傾向があります。やはり、ゲームが日常的な存在だと感じられる世代が多い為でしょうか?また、子供の心に響く作品を生み出し、世に送り出していく為に、フレッシュな感性が求められる業界なのかもしれませんね。 平均年収に関しては、標準より高めと言えそうです。ちなみに、2015年の国内の一般的な平均年収は、440万円でした。(※2)この金額と比較すると、628万円というゲーム業界の平均年収は、充分高額なものです。

ゲーム業界の現状:業界シェア

続いてご紹介していくのは、ゲーム業界における業界シェア。以下は、平成25年~平成26年の各企業の売上高を元にしたランキングです。 業界シェア1位:ソニー(ゲーム事業) 業界シェア2位:任天堂 業界シェア3位:バンダイナムコHD(コンテンツ事業) 引用元:「業界動向SEARCH.com(※1)」 ゲーム業界シェア1位に輝いたのは、売上高9792憶円のソニー(ゲーム事業)。最先端の電子機器などが有名なソニーですが、その技術力をいかして開発した家庭用ゲーム機は、画質の良さなどが大人にも人気です。 2位にランクインしたのは、ゲーム業界の老舗的存在とも言える、任天堂。「ゲーム」と聞くと、こちらの企業の社名を思い浮かべる方も、多いのではないでしょうか?最早ブランドのようにもなっているキャラクターやタイトルが多数あり、子供からの人気が非常に高い印象を受けます。売上高は、5717憶円でした。 3位は、バンダイナムコHD(コンテンツ事業)でした。売上高は、2615憶円。1位・2位が、家庭用の据え置き型ゲーム機や携帯ゲーム機などの所謂「ハード」を自社で開発しているのに対して、バンダイナムコHD(コンテンツ事業)を含む3位以下の企業は、そのようなものを展開していません。ハードの開発をしていないゲーム業界企業の中では、断トツの業績となっています。

ゲーム業界研究:動向

続いてご紹介するのは、ゲーム業界の動向です。近年、スマートフォンが普及したことで、ゲーム業界には大きな変化が訪れました。ゲーム業界が抱えている課題や、市場規模の推移を通して、ゲーム業界がどのように変化しつつあるのかを見ていきましょう。

ゲーム業界の現状:課題

まずは、現在のゲーム業界が抱えている課題や問題点を見ていきます。ご紹介する課題や問題をいかに解決いていくかによって、ゲーム業界の今後の明暗が分かれてくるかもしれません。 ゲーム業界の課題1:海外との嗜好の違い 日本のゲームの中には、海外でも高い人気を誇っているものがあります。しかし、近年のゲーム業界は、海外への輸出に苦戦している模様。その原因として、日本と海外での嗜好の違いが挙げられます。日本で人気のあるゲームは、所謂「アクションゲーム」や「RPG」と呼ばれるジャンルです。これらは、独創性のある世界観やキャラクターを楽しむ要素が強いもの。一方で、海外で好まれているのは、リアルな画質や設定が強みの、「FPS」というジャンルです。日本のゲームがつまらないというよりは、日本で好まれるゲームのジャンルや傾向が、海外とは異なる為、輸出に苦戦しているようです。嗜好が異なる日本と海外で、いかにしてどちらにも好まれるゲームを開発できるかが、海外輸出成功への鍵と言えるでしょう。(※3) ゲーム業界の課題2:少子化対策 今でこそ、大人もゲームを楽しむ時代となりましたが、ゲーム業界の本来のターゲットは、子供です。現在も、子供をターゲットにしたゲームは数多く開発されており、ゲーム業界の市場を支える重要な存在とされています。しかし、近年の日本は、少子化傾向。また、今後もその傾向は加速していくと考えられています。その為、将来的には、ゲーム業界の市場規模は、減少し続けると考えられているのです。子供の人口が減っていく中、いかに大人を取り込み、現在の市場規模を維持していくか考えることは、ゲーム業界最大の課題とも言えるでしょう。(※4) ゲーム業界の課題3:ソーシャルゲームの将来性 現在、日本で展開されているゲームは、大きく2種類に分類することができます。「コンシューマーゲーム」と「ソーシャルゲーム」です。前者は、ソニーや任天堂が開発しているような、ハードと呼ばれるゲーム機にソフトを入れて遊ぶタイプ。後者は、スマートフォンの普及によって最近になって成長しているタイプで、基本的には無料、一部コンテンツは課金をして遊ぶというものです。ソーシャルゲームは、課金によって収益を得るビジネスモデルで、一部のタイトルはこの仕組みによって、従来からのコンシューマーゲームの売上を追い抜く勢いすらあります。しかし、ユーザーが課金をしなければ利益を得られず、更にユーザーが離れていく可能性も否めません。課金による収益が満足に得られないと、コンテンツそのものが打ち切りになってしまうこともあります。その為、現在のゲーム業界を牽引していこう存在としては、将来性に欠けると見られています。(※5)

ゲーム業界の現状:市場動向

続いて、ゲーム業界の市場規模の推移を見ていきます。また、業界規模の推移から、将来性について考察していきます。 ゲーム業界の市場動向:業界規模の推移 以下は、平成17年~平成25年までの、ゲーム業界の業界規模の推移をあらわしたグラフです。

引用元:「業界動向SEARCH.com(※1)」 平成17年~平成19年までは、大幅に市場規模を成長させていったゲーム業界ですが、平成20年にほぼ横ばいになります。この一連の流れには、任天堂が開発した据え置き機や携帯ゲーム機のヒットと、それらの普及が影響していると考えられ増す。 しかし、翌年の平成21年になると、大幅に減少し、以降は減少傾向が続いていきます。ゲーム機の普及が進み、需要が落ち着いたことが原因だと言えそうです。 平成23年には、市場規模が増加する以前の平成18年と同じくらいまで、市場規模が縮小しますが、平成24年になってわずかに上昇傾向に転じました。この頃から、スマートフォンアプリなどのソーシャルゲームが、産業として大きく成長していきます。そして、平成25年に入って、ようやく増加傾向に転じています。

ゲーム業界の現状:将来性

上記の業界規模の推移や、ゲーム業界の現状などから、将来性について考察していきます。 日本のゲーム業界はここ数年、迷走を続けています。嗜好や文化の違いによる海外輸出の苦戦や、少子化による業界全体の市場の減少など、課題や問題点も多く、決して先行きが明るいわけではありません。 しかし、ゲーム業界特有の流れとして、数年単位で発表される新たなハードの発表があります。ソニーのプレイステーションや、任天堂のWiiU、3DSなどがそれにあたり、近いうちに新たなハードが開発される周期が訪れるという見方もあります。業界規模の推移では、平成19年~平成20年頃に最も高い数値を記録していましたが、この辺りは丁度、任天堂が新たに発表されたハードが話題になり、大ヒットを記録した時期です。今後、プレイステーション4やWiiUに代わる新たなゲーム機が開発され、それらがヒットすれば、低迷していた業界規模が一気に回復する可能性も大いにあり得ます。 また、ソーシャルゲームも、次々に新たなタイトルが発表され、ヒットを記録しています。こちらも、従来の課金システム以外の新たなビジネスモデルを編み出し、将来性のあるコンテンツを作成していくことで、コンシューマーゲームと肩を並べる大きな産業へと成長していくことが期待できます。

ゲーム業界研究:業界研究本

最後に、より深くゲーム業界について学びたいという方に向けて、おすすめの業界研究本をご紹介していきます。

図解入門業界研究最新ゲーム業界の動向とカラクリがよ~くわかる本[第2版]

ゲーム業界の成長の歴史や、業界全体の仕組みなどについて学べます。業界研究の定番とも言えるシリーズで、大変分かりやすくまとめられています。

ゲーム産業で何が起こったか?

ヒットしたゲーム機やソフトを分析していくことで、ゲーム業界の歴史や変化を追っていきます。ゲーム業界への就職を考えているなら、読んでおいて損はないでしょう。

デジタルゲームの教科書 知っておくべきゲーム業界最新トレンド

ゲーム業界の最新の動向や情報がチェックできます。こちらも、ゲーム業界を目指すなら、ぜひ目を通しておきたい1冊です。

ゲーム業界に転職するなら

変化の激しい現代社会の中でも、変動を続けている、ゲーム業界です。これからも変動を続けていくためには、新しいものを生み出すフレッシュな感性や斬新なアイディアが必要です。ゲーム業界の明日を変えていくのは、皆さんなのではないでしょうか。 ゲーム業界を変えたい。ゲーム業界への転職を考えている方は「リクルートエージェント」を活用しましょう。リクルートエージェントの求人件数は業界トップクラスです。 また、その中の75パーセントが非公開求人です。非公開求人の中にはゲーム業界のマニュアックな企業や戦略上非公開となる求人が多数あるため、アドバイザーに自分の希望の条件を伝えると経験豊富なアドバイザーが15万件近くある求人の中からあなたに合った企業を紹介してくれます。 大好きなゲームに携わりながら仕事が出来たら毎日が充実するでしょう。ゲーム業界の明日を変えるのは貴方です。転職で不安な点は全てリクルートエージェントのアドバイザーに相談しましょう。まずは無料相談から。

【参考】 ゲーム業界のランキング、現状を研究-業界動向サーチ 平均年収ランキング2016(平均年収/生涯賃金) |転職ならDODA(デューダ) 日本のゲーム業界が陥る負のスパイラル、日本と欧米のゲーム産業の成り立ちの違いから原因を解説…みずほ銀行の産業調査 – Damonge ゲーム業界.com ソーシャルゲーム業界の課題と将来展望|Gozalメディア

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