履歴書の「趣味特技」欄で採用担当者の心を掴めないかと考えている方もいるのではないでしょうか。ここでは履歴書の人事の...
更新日:2024年09月07日
「目的意識」とは、一定の目標を達成しようという意欲・意識を意味します。著名な辞典である大辞林(第三版)によりますと、「自己の行為の目的についての明確な自覚」という定義です。目的意識は、仕事や勉強その他の「目的」を達成するためにはやはり重要なものとなります。
このようにして、仕事で目的意識を持つことで、仕事の生産性や利益は向上していくことになります。ただ、注意すべき点として、目的意識は労働者の方で共有してもらうことが必要ということです。 職場で目的意識を一部の人間だけが持っていると、その人がいわゆる「浮いている」状態になってしまいます。営業職や講師業など個人プレーが重要になる仕事であれば問題はあまりありませんが、チームで仕事をする業種などでは目的意識の共有がないと、目的意識がある人がかえって疎外されてしまう空気ができてしまうというおそれがあります。 その結果、目的意識を持たないことがその場の空気にあった「正しいこと」という空気が、職場を支配してしまうことになります。こうなると生産性は下がる一方です。仕事の意味を理解してもらうこと、人格を肯定することは可能な限り、労働者の方全員で共有することが望ましいと言えます。
仕事における目的意識について、仕事の意味を説明したり、人柄を認めるなどしても、なお目的意識を持つことができない人もいます。いわゆる8:2の法則というものがありますが、仕事では必ず、効率を上げることができない人がいます。このような人は目的意識を持つこともできないことが多いのが特徴です。
目的意識は「植え付ける」などということはできませんので、どうしても目的意識がない人については、改善よりも他に迷惑がかからないように対処することが重要です。可能な限り、他の人と関わらないで済む仕事に配置することが良いと言えます。また、上司などが直接監督できる場所で業務にあたらせ、意識に関係なく仕事をせざるを得ない状況にするということもひとつの方法です。
仕事で目的意識を持ってもらうことは、仕事の意味や目的をしっかりと伝えて理解してもらうことでそれほど難しいことではありません。特に、日本人は勤勉な気質ですので、仕事の意味を理解すれば真面目に取り組みやすいと言えます。 ただ、目的意識が共有されなければ、「浮いた」存在という異物がいることになってしまい、かえって排除されがちです。日本人の場の空気に合わせるという習慣・考え方が悪い方向に働くときです。そのため、仕事では個々人が目的意識を持つというより、全員で共有するということがなにより重要です。
記載されている内容は2017年05月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
履歴書の「趣味特技」欄で採用担当者の心を掴めないかと考えている方もいるのではないでしょうか。ここでは履歴書の人事の...
いまいち難しくてなかなか正しい意味を調べることのない「ご健勝」「ご多幸」という言葉。使いづらそうだと思われがちです...
「ご査収ください/ご査収願いします/ご査収くださいますよう」と、ビジネスで使用される「ご査収」という言葉ですが、何...
選考で要求される履歴書。しかし、どんな風に書いたら良いのか分からない、という方も多いのではないかと思います。そんな...
通勤経路とは何でしょうか。通勤経路の届け出を提出したことがある人は多いと思います。通勤経路の書き方が良く分からない...