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「一翼を担う」の意味と使い方とは?|履歴書/志望動機/例文など

更新日:2020年03月08日

言葉・雑学・歴史

「一翼を担う」と言う言葉を聞いたことがありますか?日常会話で使うことの少ない単語ですが、ビジネスシーンでよく使う言葉です。今回は、「一翼を担う」の意味と使い方について解説していきます。使い方に不安のある方は、ぜひ読んでみてください。

ビジネスシーンにおける「一翼を担う」の意味と読み方

ビジネスの現場での「一翼を担う」の意味

ビジネスシーンでよく使われる表現の中に、一翼を担うという言葉がありますが聞いたことはあるでしょうか。普段の日常会話の中でこの言葉を使う機会はそう多くありませんが、ビジネス用語としてはすっかり定着している言葉です。 まずこの言葉は、「一つの持ち場、部署を、自分の役割として引き受ける」ことを意味しています。一翼を担う自体は、必ずしも仕事の現場においてのみ使われる表現ではありませんが、ビジネスシーンで一翼を担うという言葉が多く使用されるのは、「一翼」が、社内やプロジェクトでの、部署や責任を伴う持ち場を意味しているからです。普通、一つの生命体に翼は二つ。そのうちの一つが欠けては大変です。一翼を担うというフレーズには、大事な役割をしっかりと受け持つという、責任ややる気といったイメージが伴うのです。

「一翼を担う」の読み方

次に、読み方ですが、「いちよくをになう」と読みます。「翼」を「つばさ」と読むことは知っていても、「よく」と発音する機会は少ないでしう。しかし、ニュースなどでアナウンサーが、飛行機の部位の「水平尾翼(すいへいびよく)」を読み上げるシーンなどを、聞いたことのある方もいるのではないでしょうか。

ビジネスの場面での「一翼を担う」の使い方

「一翼を担う」が、対人に関して使われる具体例

それでは実際に、一翼を担うという言葉がビジネスの現場で使用される具体的な例を挙げていきましょう。ビジネスシーンにおいてこの言葉を使う場合には、「本プロジェクトの一翼を担ってくれた田中君を紹介しましょう」の様に、上司が皆の前で、部下を褒め称えながら紹介する場面があります。 また、「田中君も本営業部の一翼を担う人物へと、もう立派に成長したね」などのように、部下に対して、直接に労うシーンで使われるといったケースもあります。この言葉は、前向きで、プラスのイメージを持っているために、褒めたり、モチベーションを引き出したり、自分のやる気をアピールしたりといったシーンで活用されます。明るいイメージを発信できる便利なフレーズなので、企業がアルバイトの広告を掲載する場合にも活用されます。 「新プロジェクト進行中。一翼を担ってくれる人財を、積極採用中!」といった具合です。これまでこういった企業広告を目にしてきながらも、読めずに何となく文字の全体だけを目で追ってきた方もいるかもしれませんね。

「一翼を担う」を自分に対して使う場合の使い方

次に、社内での自分の立場にもよりますが、この一翼を担うを自分自身に関連した場面で使用する際の使い方です。具体例として、既にいるメンバーに加わる際にこの言葉を使用する場面を想像してみましょう。 例えば、人事異動や転職の際に、その職場、あるいは部署のメンバーが揃った朝礼などで、初日に挨拶を求められることがあります。その時に、「一日も早く本広報部で一翼を担えますよう、精いっぱい頑張りますので宜しくお願いします」と使うこともできます。

一翼を担うと一端を担うの違い

「一端を担う」とはどう違う?

一翼を担うという言葉によく似た言葉として、一端を担うという表現があります。読み方は「いったんをになう」です。さて、一端を担うという言葉の意味ですが、まず、「一端」の意味が「一部分」です。つまり、一端を担うとは、「ものごとの一部分となる」という意味です。一翼に比べると、持ち場や部署といった分担した仕事への責任感が強く漂うことはありません。

ビジネスシーンで的確な言葉を選択できるセンスが生む可能性

一翼を担うと、一端を担う。これら二つの言葉は混同されがちで、確かに意味も似ているのですが、言葉が持つ微妙な意味の違いを理解しておくことは、ビジネスの場面でも生きてくるでしょう。ビジネスシーンにおいて、普段から鋭く的確な言葉の使い方をしていると、周囲の人は聞いていないようであっても実は聞いているものです。言葉の選択のセンスやフレーズの解釈を正しく理解していることは、一見は地味なことのようであって、長いビジネスライフにおいては、正当な評価を受ける際に強力な武器になると心得ておいて間違いはありません。

「一端を担う」の例文

「一端を担う」の使い方

初回公開日:2017年05月31日

記載されている内容は2017年05月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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