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更新日:2024年07月02日
「ご指導ご鞭撻」という言葉の使い方をご存じでしょうか。この記事では「ご指導ご鞭撻」の正しい使い方や言い換え表現、注意点を紹介しています。「ご指導ご鞭撻」という言葉を活用していきたい、正しい言葉遣いを知りたいという方は是非チェックしてみてください。
目次
「ご教示」は教え示すという意味がある「教示」に尊敬語の「ご」を付けた「教えてもらう」というニュアンスの表現です。 「ご指導ご鞭撻」のように継続した指導ではなく、一度で解決する指導に使用されます。
「ご指南」は武術や芸事を教え導くという意味がある「指南」に尊敬語の「ご」を付けた表現です。 この場合は指導の対象が限られるため、使用できる相手は武術や芸事の指導者のみになります。
「ご教授」とは学問や技能を教えるという意味の「教授」に尊敬語の「ご」を付けた表現です。 簡単に習得できるものではない場合に使用される表現のため、一度で解決する「ご教示」とは違い、継続的な指導をしてもらう際に使用されます。 同音異義語の「ご享受」とは全く意味が異なるため、漢字間違いや変換ミスをしないように気を付けましょう。
「ご指導ご鞭撻」の「ご鞭撻」には励ましを込めて厳しく教えるという意味があるため「励まし」に言い換えることができます。 「ご鞭撻」よりカジュアルな表現のため、日常会話でも使用することができます。
手助けを意味する「力添え」に尊敬語の「お」を付けた表現です。 「お力添え」の「お」は謙譲語の役割もはたしているため、相手からの手助けのみならず、自分が目上の人に対して手助けをする場合にも使用できます。
「ご助力」とは手助けを意味する「助力」に尊敬語の「ご」を付けた表現です。 意味は「お力添え」とほぼ同じですが、尊敬語のため主語が自分になる場合は使用できず、相手からの手助けに対してのみ使用できます。
「激励」とは励まして奮起させることです。 「激励」の後に「賜る」や「いただく」などの謙譲語を付けることで目上の人に使用することができます。
案内するや指導するという意味を持つ「導き」に尊敬語の「お」を付けた表現です。 「ご鞭撻」のように厳しく指導するというニュアンスではないので「ご指導ご鞭撻」をやわらかく表現したいときに使用しましょう。 「お導き」の「お」は謙譲語にもなるため「お導きいたします」というように自分が主語の場合も使用することができます。
「ご指導」の英語表現は「guidance」で「ご鞭撻」の英語表現は「encouragement」です。 そのため「ご指導ご鞭撻」は「guidance and encouragement」というように表現されます。
記載されている内容は2017年05月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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