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更新日:2024年09月28日
みなさんは人生において、「ターニングポイント」の経験はありますか?人生を変えるきっかけとなったそんなターニングポイントを、就活などの面接機会ではどのように伝えればよいのでしょうか。ここでは、就活におけるターニングポイントの上手な伝え方について、ご紹介します。
目次
採用担当者から問い掛けられた部活、アルバイト経験の回答を行う時に大切なポイントしては、起承転結を持って話をするということです。 起:どういった部活、アルバイト経験があるのかを具体的に話をします。 承:部活やアルバイトの中で直面した問題点を話します。 転:直面した問題点にどのような対処を行ったかを話します。 結:問題点を乗り越えたことで得られた成功体験を話します。 そして「転」で採用担当者が重視しているターニングポイント体験の説明を行い「結」で得られた成功体験と志望している企業の理念をリンクさせることで単純な部活、アルバイトのエピソードに留まらず志望動機にまで繋がり採用担当者への魅力アピールとしても有効な手立てとなっています。
私は大学生時代に居酒屋でのアルバイトを3年間続けてきました。2年目にはホールをまとめるチーフとして後輩の育成に携わっていますがお客様をおもてなしをすることの大切さを後輩に理解してもらうということは大変な労力が必要でした。 時には、お客様へ失礼な態度で接してしまうこともあったため飲食店は食事を提供する以外にもお客様にリラックスしていただきながら食事ができる場を作るという目に見えないサービスも提供する必要があることを1人1人に伝えていきました。すると、お客様へのほんの少しの気遣いにより感謝の言葉を頂戴し継続的にお店に通っていただけるお客様が徐々に増えてきました。この小さな成功体験を積み重ね後輩と共有することでお店が活気付きリピーターのお客様がご新規のお客様を連れてきていただけるようになりました。
アルバイト経験を話す中で、3つのアピールができています。 ①3年間アルバイトを続けることができたという継続性。 ②後輩の育成に携わったというマネジメント力。 ③お客様を大切にし無形の価値を提供することの重要性の理解。 飲食店でのアルバイト経験を語ることは、汎用性を持ちどの業界にも転用可能な自己PRに繋げることができます。
長い人生の中で、就職活動は1つの過程に過ぎません。本来の就活は「自分がどういう生き方をしたいか」ということを見つめながら自分が働く先を選択するということです。この生き方の道標を見つけるためにも、過去のターニングポイントの中に眠る本当の自分の声に耳を傾ける必要があります。日々、刻々と変わりゆく時代の潮流に適応するあたり必要な、確固たるアイデンティティーを保ち就職活動を終えた後に迎えている理想の自分像への到達を目指す準備として下さい。
記載されている内容は2017年05月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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