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直行直帰のメリット・デメリット|直行直帰の際の労働時間の扱い

更新日:2020年08月14日

仕事

会社で他の取引先などへ訪問したときに、自分の会社に戻らず直接家に帰ることを「直行直帰」と言います。みなさんも直接帰ってよいのか、迷ったことがある人もいるのではないでしょうか。ここでは、直行直帰のメリット・デメリット、労働時間の取り扱いなどをご紹介します。

直行直帰とは

直行直帰とはどのようなことを意味しているのでしょうか。直行直帰の内容を説明する前に、まずは一般的な勤務体系と直行直帰の体系とを比較してみます。

一般的な勤務体系とはどのようなものであるか

一般的な勤務体系といえば、生業とする企業の本社や支店、事業所といった指定の場所で仕事をし、帰宅をするという体系です。つまり、自身の所属部署のある拠点のある場所へ赴く必要があります。

直行直帰の体系とは

一方、直行直帰とは、その自身の所属部署にある拠点へ行かずに、お客様のところへ移動して仕事をし、そのまま自宅に戻る体系を指します。例えば、自宅から企業の取引先のお客様の元へ赴いて打ち合わせ、商談といった仕事をし、また次のお客様の元へ移動し、ということを繰りかえり、最終的にはお客様のもとの場所から帰宅するということになります。 また、もう1つの直行直帰の例としては、出張の場合です。1日かかる移動を伴う出張においては、本拠地に行かずにお客様の元へ直接行き、自宅に帰るようなケースになるような出張の場合には、直行直帰となります。

直行直帰のメリットについて

直行直帰のデメリットについて

直行直帰の場合のデメリットについて、考えてみますと、主に2つあります。1つ目のデメリットは、成果やプロセスが見えにくいことです。例えば、事業主や上司の立場からいうと、企業がその生業で事業を進めて行くためには、当然社員の仕事に対する成果が求められます。成果が出ていれば問題ないのですが、直行直帰の場合では、その仕事ぶりを日々確認できない可能性があります。 もちろん、上司とともに直行直帰を繰り返している場合には、その仕事ぶりをみて、評価をすることはできます。ただ、通常は上司が常に見ていることはないですし、1人で直行直帰をする場合が多くなると、評価を判断するタイミングが少なくなります。もう1つのデメリットは、直行直帰へのイメージが悪いことです。もちろん仕事をして、成果を出しているのであれば問題ありませんが、一般的には、直行直帰は仕事ぶりが見えないこともあり、余暇時間が多いと思われがちです。 その一例として、途中の空き時間を利用して自由に過ごしているように見受けられる、サラリーマン風の方を見かけることがあります。例えば、昼休みの時間を過ぎての喫茶店やゲームセンター、パチンコ店でスーツ姿でネクタイをした会社員を見かけます。このような光景を見かけてしまいますと、ついつい直行直帰で仕事をサボっているという悪いイメージを持ってしまいがちです。喫茶店の場合は、商談をするお客様を待っている可能性がありますので、一概にサボっているとは言えませんが、パチンコ店やゲームセンターに昼休みが終わった13時、あるいは14時になっても、居座っている姿を見ると、疑問に思うこともあるかもしれません。このように、直行直帰で仕事をされている方の場合、悪いイメージを想像してしまいます。

営業における直行直帰

直行直帰がよく使われる業種について紹介しますと、多い業種はやはり、営業における直行直帰です。では、なぜ営業における直行直帰が多いのでしょうか。理由についていくつか分析をしてみます。

営業職はお客様の元へ赴き、お話をしながら、お客様に対してサービスを提供していくことが重要なポイントとなります。一般的に、お客様の元へ行かない営業職がいることを聞いいたことはありません。さらに、もしそのような営業職でいらっしゃるとすれば、お客様視点で見た場合には不要です。さらに、お客様の印象としては、何もしてくれない営業職として捉えられてしまいます。 営業職は、お客様と話をし、お客様の信頼を積み重ねていくことによって成果が現れてくるものです。また、お客様をたくさん抱えている営業職の方であれば、毎日のように足繁く通うこともありますので、必然的に直行直帰の体系が多くなります。

直行直帰が多い仕事

では、直行直帰が多い仕事について、2つ紹介します。それは飲食業界と保険業界です。

飲料業界

飲料業界は飲食業との結びつきが強い傾向があります。例えば、取引先の飲食店周りは飲料業界においては重要な仕事です。これは、常に取引先の仕入れの状況や飲食店にこられるお客様のニーズを把握する場合、さらに新たな仕入れの契約や新製品の紹介をしていくことが多いため、直行直帰が多いとされています。 特に、飲料業界の中でもビール業界は、飲食店の取り込みのために、毎日のようにお客様の元へ足を運ぶことが大変重要になります。いかに飲食店のサポートをするかがお客様との信頼を勝ち取ることにつながるため、1日中お客様の店舗周りをするためには直行直帰が多いとされています。

保険業界

保険業界は企業や個人のお客様まで幅広い分野で生業をしています。特に、最近では保険業界もライフプランナーの仕事をメインに、個人のお客様を取り込む方向に進んでいます。個人のお客様の場合には、お客様と直接話をする機会も多くなりますので、自宅への訪問や自宅近くへの訪問といったことも多くなります。さらにお客様がいらっしゃるエリアも幅広くなりますので、必然的に直行直帰が多くなります。

直行直帰の際の労働時間の扱いについて

初回公開日:2017年05月14日

記載されている内容は2017年05月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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