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海上保安官になるには|海上保安官の試験・年収・転勤

職種研究

海上保安官の主な仕事内容を知っていますか?海上保安官という職業を聞いたことのある人は多いでしょう。しかし、具体的な仕事内容や、海上保安官になる方法はなかなか知らないのではないでしょうか?今回は、海上保安官について解説していきます。

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海上保安官になるには?

そもそも海上保安官とは

海上保安庁の職員の中でも、刑事訴訟法上の特別司法警察職員に指定されているのが海上保安官になります。主な職務としてあるのが、日本の領海、排他的経済水域内、或いは広義での海上での治安維持や法令の執行、加えて捜索救難、海洋汚染の防止、海上交通の安全確保等などになっています。海の警察官と呼ばれていることもあります。

海上保安官になるルートはいくつかあります。海上保安官になるには、まず学生採用試験を受ける必要があります。そして、海上保安大学校、或いは海上保安学校へ入学を目指すことになります。そこで海上保安官として必要な知識を得ていくことになります。 海上保安大学校なのですが4年制の大学とほぼ変らないです。非常に厳しい学校ではありますが、このルートですと幹部職員として海上保安官になることができます。海上保安学校は一般職員となるルートになります。海上保安庁がやっている教育機関であり、このふたつのルートははっきりいって相当に違うことになりますから注意しましょう。 幹部になるのかどうか、というのがここでほぼ決まることになります。当然、海上保安大学校のほうが競争率が高く、また高い能力を求められることになりますから、覚悟しておくことです。

海上保安官の年収・給料

どのくらい稼ぐことができるのか

海上保安官は公安職、つまりは国家公務員になりますから、給料は俸給表によって決まることになります。海上保安官の平均年収は650万円程度、平均給与月額としては36万円程度、ボーナスは180万円程度です。実は10%程度、他の事務職系国家公務員職よりも高くなっています。 初任給は、海上保安学校卒であれば20万円弱程度に加えて諸手当になります。海上保安大学校卒であれば24万円弱に諸手当になります。実働系の仕事になりますから、手当てが付くことが多く、それが給料の高さにある程度は反映されていると考えて問題ないでしょう。ちなみに海上保安大学校か海上保安学校に入学するとその段階で公務員扱いになります。 これは自衛隊学校などでもそうのですが、学校といっても働くことが決定されているわけですし、あくまで国家公務員として学校に通っていますから、給料が支給されることになっています。毎月14万円程度が支給されます。 ちなみに寮住まい、全寮制の学校ですから住まいやご飯に関しては心配無用です。むしろ、非常に厳しい規則で鍛え上げられて行くことになりますから、覚悟しておきましょう。

海上保安官の階級

階級について

海上保安庁も組織ですから、キチンとした階級があります。最上位が海上保安庁長官になります。次が次長、そして警備救難監です。警視庁の階級と似たようなものになっています。そしてそこからは一等海上保安監、二等海上保安監、三等海上保安監となります。 海上保安正としては 「一等海上保安正、二等海上保安正、三等海上保安正」です。 海上保安士、これが現場にでる階級になりますが 「一等海上保安士、二等海上保安士、三等海上保安士」となります。

ルートの選択で進路が変わる

二つのルートを前述しましたがここで露骨にルートが違ってきます。海上保安大学校を卒業後、三等海上保安正に任官することになります。海上保安学校を卒業しますと一番下の階級である三等海上保安士となって任官することになります。階級としてはこのようになりますが人によってやはりどこに配属されるのか、というのは違うことになります。 航海士なり機関士なり通信士なり、役柄が違ってくることになりますから、そこである程度ルートが決まってしまうこともあります。もちろん、その人の能力次第である、ということも強く出てきますから頑張り次第です。 しかし、やはり大学校出かどうかで出世ルートが相当に違ってくることになるのはよく理解しておきましょう。将来、海上保安官としてバリバリ出世していきたいのであれば大学校のほうを目指すようにしましょう。

試験と採用

年齢制限

基本的に海上保安官になるためには学校にいくための試験に合格して生徒採用される必要があります。これには年齢制限があります。 「海上保安大学校」は入学する年の4月1日の段階で21歳未満、 「海上保安学校」のほうは入学する年の4月1日の段階で24歳未満となっています。 さらには、 ・男子で身長が157cmに満たない者、体重48kgに満たない者 ・女子で身長がに満たない者、体重41kgに満たない者 加えて視力とか難聴などではない、という条件もあります。

試験内容

まず、海上保安学校の採用試験内容ですが、4つの課程があり、どこにいくのかによって受ける試験の内容が違うことになります。その4つとは、船舶運航システム課程、航空課程、情報システム課程、海洋科学課程になります。それぞれ、一次試験で共通しているのは公務員として必要な基礎的な能力(知能及び知識)についての筆記試験、というのがあることです。 課程によって細かい違いがありますが数学、物理、英語などの試験内容になっています。二次試験は身体検査、身体測定、体力測定などがあります。三次試験は面接をすることになります。採用倍率ですが3倍弱から7倍です。航空課程が最も人気になることが多く、大体は6倍以上になっています。 海上保安大学校の試験は基礎能力試験に加えて、学科試験(英語数学など)、作文などがあります。二次試験では人物試験(個別面接)、身体検査、身体測定、体力検査などがあります。 倍率は年によってかなり違いますが6倍から10倍弱程度が多いです。

転勤

働く土地は?

海上保安官には転職があります。そもそも公務員というのは同じ部署にずっと、ということをしないようにしている人事システムになっています。それは海上保安官にもいえることであり、大体2年〜3年程度で部署替えをすることになります。場合によつては転居をしないといけないレベルのところに変更となることもあります。 肝心の全国転勤ですが大学校卒の場合は有り得ることになっています。海上保安官の海上保安大学校卒というのは幹部候補生ですから全国的な転勤があるのです。では、海上保安学校はどうなのか、といいますと管区内では転勤がありますが全国的な転勤は殆どないです。但し、航空課程と海洋科学課程においては全国転勤があることになっています。この点は覚悟して課程を選ぶようにしましょう。

女性の海上保安官

女性のウエイト

海上保安官には女性はいるのか、或いは割合はどうなのか、といいますとまず、僅かですがいます。大体、海上保安官全体で1万数千円程度いるのですが、その中で500人が女性海上保安官になっています。これを多いとみるか少ないとみるかは考え方次第でしょう。 極めて体力が必要になる職種ですし、また厳しい職場でもあります。そうした意味で女性が僅かでもいるわけですから、これは評価するべきでしょう。圧倒的に女性が少ないのですが最近では多少、採用人数の女性のウエイトが増加していますから、これから増えていく可能性は高いといえるでしょう。

目指す為にまずは学校へ行こう!

海上保安官は国家公務員になります。しかし、採用試験はかなり変っており、学校に入学するための試験となります。正確にはその学校に入ることができた時点で国家公務員扱いになりますから、その入学試験が採用試験となるわけです。まず目指す時にはその試験内容を把握して対策、勉強をすることにしましょう。海上保安官はまさに海の警察官です。海の犯罪は海上保安官の領分になります。海の治安を守り、船の航行なども監視しています。 国家公務員ですから、給料もよいですし何より解雇が原則的にないです。そのような意味でもお勧めできる良い職であるといえるでしょう。公益のために働くことができる、という点は国家公務員であればみな一様であるといえるのですが海は特に問題があれば人の命に直結するようなことになりますから、極めてやりがいを強く感じることでしょう。

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