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破天荒の意味・類語|破天荒な人の特徴や性格・破天荒な人生とは

初回公開日:2017年05月31日

更新日:2020年08月14日

記載されている内容は2017年05月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

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言葉・雑学・歴史

破天荒という言葉の意味を本当に理解しているか不安だという方も多いのではないでしょうか。この記事では破天荒な人の特徴や性格、破天荒についての本当の意味について紹介します。破天荒について知りたいという方は、ぜひ読んでみて下さい。

破天荒の意味

正しい意味

言葉は原則的に正しい意味こそ、求められることになります。正しい使い方をしているからこそ、相手に伝わることになりますし、また恥を掻くこともなくなります。しかし、世の中には間違った意味のほうが何と浸透している、ということはよくあるのです。

そうした言葉に『破天荒』というのがあります。まず、この意味なのですが今まで誰もなし得なかったことを初めて行うこと、前代未聞の境地にたどり着くこと、などが正しい意味になります。意外と多くの人が、めちゃくちゃな人、という意味合い、或いは多少良いとしても常識にとらわれない人、大胆な人という意味合いで使っていることがあります。 しかし、正しくは非常にポジティブな言葉であり、また人に使う場合は尊敬の意味を込めて使うような言葉といえるのです。それが破天荒の正しい意味になります。なかなか誤用されていること、誤解されていることが多い言葉になりますから、正しく破天荒という言葉を使えるようにしておきましょう。

故事

この破天荒という文言ですが故事成句になります。昔にそうしたことがあったから、このような言葉が生まれた、というタイプの文字になります。中国由来の言葉であり、中国・宋代の説話集である北夢瑣言が出典になります。

中国の唐代には科挙という基本的に誰でも受けることができる官僚登用制度があったのですが、王朝成立から100年以上経過しても荊州、現在の湖北省周辺から一人として、官僚が出なかった、科挙に合格する人が出なかったことから、世間の人たちが荊州は天が荒れた土地にしたのであろう、天が人士の不毛な土地にしたのだ、と言い合い、この土地を「天荒」と侮蔑するようになりました。しかし、劉蛻(りゅうぜい)という人物が荊州から初めて科挙に合格しますと、世間の人々はまさに天が作った荒れた土地を破った、天荒を破った逸材、と称えて破天荒と呼ぶようになったのです。このことからもわかるように今までの常識や悪い慣習、イメージを一気に払拭するような逸材こそ、破天荒と呼ぶに相応しい人物といえるのです。

破天荒な人の特徴や性格

どんな特徴があるのか

変った人が多いのが破天荒な人の特徴であるといえるでしょう。そもそも今まで常識であったことを破るわけですから、「あの人は可笑しい」「なにをやっているのか意味がわからん」といわれるような人であることが多いです。

注意しておくべきことは、破天荒と後に称されるような人はその時に一般的ではない行動をして、まさに奇人とも呼ばれるようなこともありますが、奇人が即ち破天荒というわけではありませんから、これは勘違いしないようにしましょう。ここが本当に多くの人が勘違いする部分になりますし、また自称する人に陥りがちな部分でもあります。そもそも破天荒とは自称するようなものではなく、あくまで人から言われることになります。 また、破天荒とは性格ではありませんから注意しましょう。その人の成し遂げたことが破天荒といわれる所以になります。しかし、型破り的なことに躊躇がない性格の人がそう呼ばれやすいのは確かでしょう。

類語

似たような言葉

破天荒の類語としてあるのが、型破りとか常識破りとか異色、異彩などがあります。或いは英語でいえばパイオニアなどが類語としてあげることができます。型破りというのは、まさに破天荒とかなり近しい意味合いで使えることになるでしょう。破天荒がやや乱暴な意味合いと使われることもありますが、型破りはかなり好意的に解釈されていることが多いです。常識にとらわれることなく、画期的なことをした人が型破りと称されることが多いですから、まさに尊称ともいえるような呼び方でしょう。本来、破天荒も相当によい意味合いで使う言葉であるのです。

破天荒な人生とは

正しくは

破天荒な人生といえば、まずは何か新しいことに挑戦をして、そしてそれを成し遂げられた人生、といえるでしょう。多くの場合、勘違いするのが『波乱万丈な人生』との誤用になります。波乱万丈とは上がったり下がったりと物凄くめまぐるしい人生となるわけです。破天荒とは似ているようでまったく違うことになります。 そもそも破天荒な人生というのは別に下がることが必須ではないからです。コツコツと積み上げていき、前代未聞のことを成し遂げる、ということもあるわけです。もちろん、苦しい時代もあり、成功した時もあり、その上で前人未到の境地にたどり着いたということも破天荒な人生とはいえます。しかし、波乱万丈な人生とは破天荒な人生ほどプラス的な意味合い、好意的な解釈がされるような言葉ではありませんから間違えて使わないようにしましょう。そもそも故事となった科挙に合格する、というのはエリートコース確定のような試験であり、それこそ凄いことを成し遂げたからこそ、『破天荒』となったわけです。まさに破天荒な人生とはそれほどまでに偉大な人生に対して使われる言葉であるといえるでしょう。

間違いがちな破天荒の意味

よくある誤用

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