IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

投資ファンドへ転職する方法|仕事内容・職種・年収・未経験の場合

更新日:2020年08月14日

職種研究

この記事では、投資ファンドについて取り上げていきます。投資ファンドに転職したときの、仕事内容や、職種、気になる平均年収などについても紹介していきます。また、未経験者が投資ファンドに転職する方法や、未経験者求人のある転職サイトについても紹介します。

投資ファンドについて知ろう!

投資ファンドというものをご存知でしょうか。最近よく耳にするようになった投資ファンドという言葉ですが、投資ファンドの実態についてよく知っている方があまり多くないのではないでしょうか。 そんな方のためにこの記事では、投資ファンドとは一体何なのか、投資ファンドで働くとはどのようなことなのか、投資ファンドに転職したときの仕事内容・職種・平均年収、未経験者でも転職できる投資ファンドへの転職サイトについて取り上げていきます。

投資ファンドとは

もともとファンドとは、資本や基金という意味ですが、現代のファンドは機関投資家のことを指したり、一般市民から集めた資金を運用する投資の専門家、プロフェッショナルたちのことを表しています。 つまり投資ファンドとは金融機関や年金基金などの機関投資家のことを指します。個人から集めたお金を企業やデリバティブなどの金融商品に投資して利益を上げる団体です。

投資ファンドの種類

投資ファンドには主にPEファンドや、ヘッジファンドがあります。「(PEファンド)プライベート・エクイティー・ファンド」とは、企業に投資をすることによって経営に参画し、リストラなどを進めて企業の価値を高めることによって株価を押し上げ、保有しているその会社の株式を最終的に売却することによって利益を得ます。一方「ヘッジファンド」とは、デリバティブ取引によって、相場が上昇していても、下落していても利益をあげることを狙っています。 投資ファンドにはさまざまな種類が存在します。株式などへ分散して投資することで安定した資金運用を行なう投資ファンドもあれば、映画「ウォール街」に描かれたように、不良債権を買い漁ることで一時的に株価を高騰させ売り逃げする投資ファンドや、会社を解体して売りに出す「ハゲタカ・ファンド」という投資ファンドもあり、近年では、ベンチャー企業に投資する「ベンチャーキャピタル」という投資ファンドもあります。

投資ファンドの仕事内容

投資ファンドの仕事内容としては、大きく分けて以下の6つの仕事があります。 ①ファンドを作る 投資する対象を選んで投資家から出資金を募り、営業や書類仕事などをこなしてより多額の資金が集まるようにします。 ②投資案件の開拓 投資する業界を選ぶ、投資テーマを考察する、投資する対象企業の簡易的な評価をして投資全体の見直しをすることなどです。 ③投資先の評価 投資する事業計画を分析し、その企業の将来を予測します。そして投資ストラクチャーも作成します。 ④買収の実行 実際に買収をするためには、投資銀行・弁護士事務所・監査法人など他の組織を連携しながら買収します。 ⑤バリューアップ・モニタリング 投資ファンドの役員が買収先の企業の役員を務めたり、投資先の取締役会への出席もします。 ⑥EXIT 投資先の企業の価値を高め、投資した資金を回収するためにその企業の売却先を探すなど、投資の好循環を図ります。

投資ファンドの職種

投資ファンドにはファンドマネージャーという役職があり、機関投資家の運用担当者のことを指します。この仕事では実際に資金を運用し、利益を最大化することを目指します。 また、投資ファンドのランクは主に四つに分けられ、MD(マネージングディレクター)、ディレクター、VP(ヴァイスプレジデント)、アソシエイトがあります。MDは投資ファンド全体のパフォーマンスに責任を持つ仕事です。ディレクターは各案件の責任者として、投資先と交渉したり、内容を詰めたりします。VP(ヴァイスプレジデント)は案件の段階ごとの実行責任者として、アソシエイトに指示を出したりします。アソシエイトは、段階ごとにメインで活動する人々のことを指します。

投資ファンドの年収

投資ファンドにおいてインヴェストメントバンカーとして働いている場合、年収は平均1000万円程度のようです。新卒から数年の間は1000万円を超えないこともあるようですが、経験を重ねて実績を出していくことで1000万円を大きく超えることも可能になってきます。 中には金融業界大手のモルガン・スタンレーのように、年収1億円を超える投資ファンドもあります。投資ファンドというと、やはり外資系ファンドが強いイメージがあります。しかしどの業界の投資ファンドでも、いかに実績を残せるのか、どのくらい仕事ができるのかという点で年収に差がでてきます。逆にあまり仕事ができなかったり、良い結果を出せないと、いつまでたっても年収が上がらない恐れもあります。

投資ファンドの例

カーライル・グループ

米ワシントンD.C.を本拠地とするカーライル・グループは、世界20カ国35拠点にオフィスを持つ、世界最大級のプライベートエクイティ投資会社です。281の投資ファンドを通じて、幅広いジャンルの企業に対し投資を行っています。さらに1580億ドル以上の資産を運用しているのも特徴の一つです。プライベート・エクイティ会社としてはもっとも有名な投資ファンドでしょう。

株式会社KKRジャパン

株式会社KKRは1976年に設立された世界最大級のプライベート・エクイティ会社です。すでに紹介したカーライル、次に紹介するブラックストーンと合わせて御三家と称される投資ファンドです。株式会社KKRは、バイアウト(価格操作や経営権の獲得を目的とした企業買収のこと)に長けていて、各国の市場で多くのバイアウトを手がけています。アメリカを含む8カ国で過去に行われた最大のバイアウトは全て株式会社KKRが手がけたことで有名です。

次のページ:ブラックストーン・グループ・ジャパン株式会社
初回公開日:2017年05月22日

記載されている内容は2017年05月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

関連タグ

アクセスランキング