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職務経歴書に書く役職の書き方・アピール方法・正式名称の記載一覧

書類選考

職務経歴書を書く上で意外に困るのが役職です。課長や係長などのように分かりやすければいいのですが、会社によっては横文字のどの役職に相当するものか分からないものもあります。職務経歴書は分かりやすいが基本です。経験した役職をどのように書けば伝わるのか解説します。

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職務経歴書とは

職務経歴書とは自分の今までの経歴の詳細を記したもので、転職の際に履歴書と合わせて提出するのが基本です。履歴書にも職歴を書く欄がありますが、そこには入退社やどれだけの企業で職についていたのかということしか分かりません。職務経歴書はそこからさらに掘り下げて自分の経歴をアピールするために用いられます。

職務経歴書の役職の書き方

職務経歴書のフォーマットは基本的に作成者の自由です。ですので、経験した企業を必ずしも順番通りに書かなければいけないなどの制約はありません。しかし、構図の部分は自由でも構いませんが役職などを書くときには注意点がありますので、しっかりと覚えておきましょう。

会社の概要から役職へ

まず、PRしたい経歴の会社の概要を書いていきます。何年に入社し、何年に退社したのか。企業名と従業員数、事業内容、可能であれば年商などその企業のデータを書きましょう。会社名を聞いただけでは何をやっているのか分からない企業はたくさんあります。何をやっていたのかが分かるように記入しましょう。 次に実績としてどんな仕事をしたのか書きます。このときに例えば何年に部長昇進など詳しいことを書きます。そしてその役職に何年間従事したのか、どんな役割を果たし、どんな仕事を任されていたのかを書きましょう。役職はもちろん大事ですが、その役職において何をしたのかということはもっと大事です。

昇進と昇格

昇進と昇格は、言葉は似ていますが意味は違いますので覚えておきましょう。昇進は地位が上がることです。係長から課長、課長から部長のように肩書が変わる場合は昇進です主に上のポストが空き、上司から新たにその役職に任命される場合は昇進です。 昇格の場合は地位ではなく等級が上がったということになります。人事考課や研修、試験などによって等級が上がる場合が昇格です。昇格の場合は昇進とは違ってそれだけでは肩書は変わりません。例えば昇格して課長職と同程度の等級になったとしても課長職に空きがなければ課長にはなれません。肩書が変わっていないからといって職務経歴書に書けないわけではありません。同じように昇格した場合も記載するようにしましょう。

役職をアピールするには

職務経歴書は自身の経歴をアピールするためのものです。ただ経歴を書き連ねていけばいいのではありません。前述したようにどんな役職を得たのかではなくて、その役職でどんなことをやったのかが重要です。そのためにはどうアピールすればいいのかを考えましょう。

役職+

職務経歴書では役職を記載するだけではいけません。いつその役職に昇進し、どれだけの期間その役職にいたのか、どんな内容の仕事をしたのか、それはどんな規模だったのかということを明確に書きましょう。 企業はすぐに役職者が欲しいのではなく、企業で役職を得るほどの高い能力を持った人を求めています。そこから得た経験やスキルも一緒に記載しましょう。また部下が何人いたのかということも記載しましょう。部下を持つことは責任を持つことです。詳しく情報を書くことで、以前どんな仕事ぶりだったのかということが想像しやすくなります。

分かりづらい役職は

部長、課長のように一般的な役職名だけではなく、企業によってはエグゼクティブマネージャー、ゼネラルマネージャーなどのように一見しただけではどのような役職なのかが分かりづらいものもあります。 履歴書への記載はこのままの表記で構いませんが、職務経歴書への記載は工夫して分かりやすいようにしておきましょう。例えばゼネラルマネージャーが部長と同等の役職である場合には部長としてもいいですし、そのままの表記で書いた場合でも横にカッコ書きで部長に準する役職というように説明を加えておきましょう。

役職の正式名称

企業では長い役職名は現場の共通理解として略語で呼ばれている場合もあります。ずっとその言葉を使っているうちに正式名称を忘れてしまってはいませんか。職務経歴書にはもちろんですが略語はNGです。役職の正式名称をきちんと覚えておきましょう。

役職一覧

企業の役職を上から挙げていくと、会長→社長→専務→常務→本部長、事業部長→部長→次長→課長→係長→主任というようになります。しかし、これはあくまでも一例であって、企業ごとにさらに細かい役職があったり、ここにある役職がないという企業もあるでしょう。企業によって表現が違うので、分かりにくい場合はこれらの一般的な呼称に書き換えるか、説明文を加えるなどの工夫をしましょう。また役職のない場合は役職なし、または一般社員と書きましょう。

職務経歴書の役職 例文

実際に職務経歴書を書くにあたり、分かりにくい役職の説明文などはどう書けばいいのでしょうか。いくつか例文を紹介したいと思います。

例1 役職の詳細を書く

「○○年 ○○月 人事異動により部長に昇進(部下〇名)」まずこのように簡潔にいつ、どんな理由で昇進したのかを書きます。そのとき何人部下を持ったのかも大事なアピールポイントです。そしてその後部長としての仕事内容を書きます。 「関連企業との合同事業プロジェクトの立ち上げ。部下○名の営業実績のマネジメント」などのように書きます。もっと詳細に書いてもいいのですが、あまり情報量を詰めすぎるとかえって読みづらくなります。職務経歴書は読みやすい、分かりやすいが基本ですので注意しましょう。

役職名が分かりにくい場合

前述したように企業ごとに役職の名称も異なるため、分かりづらい役職もあります。それも一般的な呼称に置き換えるか説明文を足しましょう。「○○年 ○○月人事異動によりゼネラルマネージャーに昇進」→「部長に昇進」や「ゼネラルマネージャー(部長に準ずる役職)」というように書きましょう。また上記のもののように置き換えが難しい場合は説明文を添えるようにします。例えば「マーチャンダイザーに昇進」(商品の選定や買い上げを担当し、現場スタッフに説明をする役職)のように専門的な場合は特に分かりやすいように工夫しましょう。

職務経歴書と役職

職務経歴書は転職するときに非常に重要になります。履歴書のようにただ今までやってきたことを記すだけでなく、それらの経歴を通して自分がどんなことを蓄積し、どのように成長したのかをPRしなくてはなりません。どれだけ活躍していたのかを表す指標として役職があります。 まず会社の概要をきちんと書きましょう。これを書かなければ、たとえ取締役をやっていたとしても正しく評価してもらうことはできません。企業名、事業規模、事業内容などより具体的に書いていきます。そしてそのあとでどんな役職についていたのかを書いていきます。部下がいればその人数も書きます。そしてどんな仕事をしていたのかを書きましょう。企業はそこに記載されている仕事ぶりからあなたのことを判断していきます。 また役職名は企業によって様々ですので、分かりずらい役職名は一般的なものに書き換えるか、~に準ずる役職というように補足しておきましょう。それでも分かりづらいものはどんな役職であったのか簡単に説明文を書いておきましょう。 職務経歴書はあなたの今までを簡潔にまとめたものになります。そこでどんな経験をし、どんなスキルを身につけたのかが問われています。しかし、だからといって全て事細かに書けばいいというものではありません。読みやすい分かりやすいものであるということが何よりも大切です。また役職がないからといって落ち込むこともありません。大事なのは役職ではなく何をしてきたかです。たとえ何の役職についていなかったとしても、しっかりとキャリアを積むことができていれば企業は必ず評価してくれることでしょう。

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