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歯科医師の転職方法|多い転職理由・歯科医師に強い転職サイト

更新日:2022年08月09日

職種研究

歯科医師の免許は取得したものの希望通りの理想の勤務先医療機関に出会えず、就職浪人をしている、また就職はしたけれど待遇が初めに聞いた時と違うので転職したいと思っているなど、歯科医師の方もそれぞれ事情を抱えています。そんな歯科医師の転職事情を述べていきます。

歯科医師の転職

歯科医院は全国で6万件以上と言われています。今もさらに増え続けていると言われる歯科医院ですから、通勤時間30分~1時間くらいの範囲で探せば、転職先は容易に見つかります。ただ、歯科医院の増加が原因で都市部では医院の経営が競争に打ち勝てず、廃業して勤務医に転職したり、医師としての仕事から医療関係の営業やコンサルタントに転職する人も出てきています。 歯科医が他業種への就職、転職を考えることは少ないと思いますが、歯科医としての経験と知識へのニーズはあります。歯科医院では多くの機器を使って治療しますが、この機器もどんどん開発されて使いやすく便利なものになっています。こうした機器を開発制作しているメーカーなどでは、歯科医師としての経験を生かした人材を必要としています。 さらに製薬会社などにも、歯科医院で出される薬の研究に歯科医が参加できる可能性があります。経営能力がある歯科医師なら、歯科法人の経営コンサルタントや開業までのコーディネーターという転職もあるでしょう。従業員数の多い歯科医院ならそのような人材が必要となります。また、国外で働く方もいます。海外赴任を命じられた日本人をターゲットに外国で開業することを試みる方もいます。自衛隊の歯科診療室や歯科技官、予備校の講師などの道もありますが、給与は低めです。

歯科医師が転職するきっかけ

歯科医師が転職する理由は以下の点が挙げられます。 ①給与などの待遇 ②人間関係 ③他の技術を身につけ、さまざまな患者様に対応できるようになりたいため ④現在習得中の技術の仕上げを他の場所で学び、専門性を高めたいため ⑤育児が落ち着いたので限られた時間の中で経験を活かしたいため ⑥転職する前と今の状況に格差があるため ⑦歯科医院を開業していたが、経営難のため廃業、勤務医に転身したいため

歯科医師の転職に強い求人サイト

歯科求人センター(e-job)

http://www.e-job.co.jp/ 待遇面や就業開始日などの交渉や連絡を代行してもらえます。 また、採用が決まった後に辞退する際など、伝えにくいことも代わりに採用先の医院に伝えてくれます。

e-dentist

https://www.e-dentist.co.jp/ 株式会社リンクスタッフが運営する、日本最大級の歯科専門の求人・転職情報サイトです。医院・企業からの歯科医師求人(常勤・非常勤)を全国規模で紹介しています。

就業支援サイト「女性歯科医師がいきいきと輝くために」

http://www.jda.or.jp/dentist/job/ 日本歯科医師会のホームページ内にあります。以下の方が対象です。 ① 出産前後や育児、介護、病気療養等により歯科医療から一旦離職した女性歯科医師で、復職を希望する会員及び入会希望者 ② 技術の更なる向上を目指す女性歯科医師の会員及び入会希望者 現在(2017.04.24)、求人されているのは宮城・富山・山口・福岡・大分・宮崎・長崎です。

歯科医師の年収

厚生労働省「賃金構造基本統計調査」によると、平成27年の歯科医師の平均月収は52万円、平均年収は653万円、推定時給は2,920円となっています。日本の場合、2015年度の歯科医師の平均年収は、常勤の勤務医の場合で月収30-50万円が多く、賞与を加算すると年収で450-800万円が平均です。 初任給は平均23-30万円。近年では歯科医院の乱立と少子化などの影響で年収200-350万円の歯科医師も増えているのが実情です。歯科医院の競争は年々激化の傾向があり、経営が軌道に乗っている開業医でようやく年収1000万円を超えるほどです。厚生労働省の平成27年賃金構造基本統計調査によれば、歯科医師の平均年収は、38.2歳で655万円です(勤続年数=5.9年、労働時間=172時間/月、超過労働=5時間/月)。40歳以上の男性歯科医師はおおむね年収で800万円近くになりますが、女性医師の年収は低い傾向です。年収が高い年代は男性40~44歳、女性60~64歳となっています。

歯科医師の給料は安い?!

歯科医師の4人に1人は年収200万円以下です。特に地方の歯科医師過剰地域では収入が減少して経営状態が悪化する傾向にあり、札幌市中央区の開業歯科医の平均年収は300万円以下という報告もありました。帝国データバンクによると1987年度 - 2004年度に発生した医療機関の倒産は全国で628件あり、その約43%(268件)を歯科医院が占めている厳しい状況です。 一見年収が高くとも、たいていの場合は高額な先行投資(私立大学歯学部授業料や開業資金等)が必要であることを考慮すると、投資額を除いた実質的な収入は一般的なサラリーマン程度であるとの指摘もあります。高収入な歯科医師は一部と言えますが、審美歯科は歯医者の中では高収入です。ネットや口伝えに技術の確かさが世間に伝わるとさらに収入が見込めるでしょう。

歯科医師平均転職回数と離職率

平均転職回数は3~4回で、歯科業界は非常に離職率が高いです。これは歯科医師に限った話ではなく、歯科衛生士の離職率も非常に高いです。

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初回公開日:2017年04月30日

記載されている内容は2017年04月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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