
初回公開日:2017年05月10日
更新日:2020年08月14日
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履歴書への職歴欄に入社・退社を書く場合どのように書けば良いのでしょうか。入社希望日や可能日はどのように書けば良いのか、履歴書への入社、入職の違いは何かなど、履歴書に記入する職歴の書き方や注意点についてまとめましたので、ご参照ください。
目次
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履歴書に職歴を書く場合、前職の入社・退社したことをどのように書けば良いのでしょうか? よく「入社」のみ書いて退社を書かなかったなんてことを聞くことがあります。この書き方では、前職またはそれ以前の職歴として、いつその会社を退職したのかがわからなくなってしまいます。最悪の場合は、「以前の職場を辞めた時期を隠そうとしているのか」と疑われてしまう可能性さえあります。 履歴書に職歴を書く場合は、絶対に入社と退社はセットで書きましょう。また、辞めた時期も正確に書くようにしてください。転職活動を働いている最中に行っている場合は、「退社」の代わりに「現在に至る」と書きましょう。 ・履歴書への職歴欄には、「入社」「退社」はセットで書く。 ※現在も勤務中の場合は、「現在に至る」と表記する。
では、履歴書に記入する、企業に勤めている場合の「入社」「退社」の書き方の例になります。 ・既に仕事を辞めている場合の前職の書き方 <職歴> 平成22 4 株式会社○○ 入社 24 9 株式会社○○ 退社 ・現在も勤めている場合の書き方 <職歴> 平成22 4 株式会社○○ 入社 現在に至る
履歴書の職歴欄に書く会社名は正式名称を書きましょう。よく日頃使っている会社の略称を書いてしまう方がいますが、履歴書には必ず正式名称で書くようにしてください。例えば、以下のような例になります。 <誤った例> 平成23 4 ユニクロ東京○○店 勤務 <正しい例> 平成23 4 株式会社 ファーストリテイリング 入社 日頃、慣れ親しんでいる会社ほどよく呼んでいる名前で書いてしまう危険がありますので、履歴書に記入する際には必ずその会社の正式名称を調べた上で書くようにしましょう。上記のように、営業店勤務などの情報は、~入社の記載後に2行目として補足して書いてもいいかもしれません。 また、履歴書の職歴欄に書く、株式会社や有限会社などの表記に関しても、必ず正しい名称で書きましょう。(株)や(有)などの省略した書き方はしないほうが良いですし、また株式会社○○なのか、○○株式会社なのかについても、必ず調べた上で表記しましょう。 履歴書の入社・退社の書き方など、就活に関する不安な部分は、新卒エージェントに相談してみるのもいいでしょう。今後のキャリアについて相談したり、あなたに合った求人を紹介してくれるかもしれません。
履歴書の職歴欄に書く、「入社」「退社」の書き方を見てきましたが、これは一般的な企業に勤めていた場合の書き方です。職種によって、入社にあたる言葉が違ってきます。ここでは、履歴書に記載する職歴の職種別の表記の違いについてまとめました。
・公務員-市区町村機関の場合 <職歴> 平成24 4 ○○市役所 入職 27 3 ○○市役所 退職 公務員の場合は、一般企業と違う記載となります。 ・公務員ー都道府県機関の場合 <職歴> 平成24 4 ○○県庁 入庁 28 3 ○○県庁 退職 公務員の場合は、入職、入庁の他にも「奉職」という言い方もあります。
職種によって、入社・退社の言い方は違います。以下に様々な職種によって違う言い方をあげましたのでご参照ください。 ※以下は、そのうちの一部ですので、他の職種でも記載の仕方が違うものはあるかもしれません。 ・個人経営店や病院の場合 <職歴> 平成22 4 ○○商店 勤務 25 3 〇〇商店 退職 ・家業の手伝いー家業が会社に従事するもの <職歴> 平成22 4 ○○会社 入社 25 3 〇〇会社 退社 ・家業の手伝いー家業が会社ではない場合 <職歴> 平成22 4 ○○ 従事 25 3 〇〇 退職 ・会社経営の場合 <職歴> 平成22 4 ○○会社 設立 25 3 〇〇会社 解散(または整理) ・個人経営で、自分の店舗等を構えて営業していた場合 <職歴> 平成22 4 ○○店 開業 25 3 〇〇店 閉鎖
面接のときに「いつから働けますか?」と具体的な入社日を尋ねられることがあります。この質問の意味は、面接した採用担当者が貴方に興味を持っていて、少なからず採用の意思があるという証拠です。但し、「企業にとってふさわしい人が来れば採用したい」といった感じに採用活動をそれほど急いでいない企業は、入社希望日を聞かないこともあります。また、そういった意味合いは全くなく、応募書類にテンプレート的に入社希望日や入社可能日を書く場合もあります。 こういった面接での質問や、履歴書や応募書類への入社希望日や入社可能日の記入内容によって、企業は応募者と企業側の希望する入社日が合致しているか、または応募者の入社への意識が高いかを確認しています。それらを通して、応募者の計画性を問うという意味合いもあるかもしれません。 基本的には、企業が中途採用を行うのは、欠員や新規事業の立ち上げなどの人員不足を補う意味がありますので、すぐに働ける人が欲しいと思っている場合がほとんどです。よって、入社可能日、入社希望日も選考の対象であり、より早く入社できる人が有利になるのです。 とはいえ、応募者の中には、在職中の人が多数いることは企業側も十分理解していますので、余程の急な募集でない限りは、1~2ヶ月程度の余裕をもって採用活動している場合がほとんどです。よって、急募の求人を除けば、今すぐに入社しなくても大きなマイナスになることは少ないということになります。 面接で「いつから働けますか?」と聞かれたり、応募書類や履歴書に入社希望日を記入する際には、具体的に入社できる日を正直に応えましょう。ここで嘘をついてしまうと、後々にトラブルに発展することもありえます。一旦入社可能と回答したのに、先延ばししてしまうことは、企業側への印象が悪く、下手をすればせっかくとった内定を取り消されてしまったなんてことになりかねないということを頭において、しっかりと回答しましょう。