台湾への移住方法・移住後の仕事探し・台湾の文化

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台湾人気が高い今台湾移住を考える若者も多くなってきています。しかし台湾移住を考える前には知っておかなくてはいけない点が多々あります。日本との文化の違いに驚いてしまう前にきちんと台湾の文化を知ったうえで移住を検討しましょう。

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台湾の移住について

7つの移住方法とは

数々の海外旅行先ランキングで上位にランクインするほど、今や日本人の間で人気が根強いのが台湾です。移住を考える人も多くなってきています。2016年5月に蔡英文総理が誕生したことで「これまで以上にゲイフレンドリーな環境が整うかも」との期待も高まりました。台湾で移住することに興味を感じている方もいるでしょう。 では実際に台湾で生活を始めるためにはどうすればいいのでしょうか。新生活を踏み出すための7つの移住方法をご紹介します。

1.駐在員として台湾に移住する

台湾に関わらず、海外に移住するとなると誰もが真っ先に思い浮かべるのが、駐在員ではないでしょうか。日本や外資系の会社の社員、あるいは政府系職員として、海外に派遣されて仕事をする人のことを言います。駐在員なら、現地で仕事をし、収入を確保しつつ移住が可能です。 また、日本水準の基本給+各種手当を給料としてもらえるため、台湾の中ではかなりハイクラスな生活を送ることが出来ます。その上、現地での家賃や日本の一時帰国費用など、他にも会社からのサポートが豊富なため、金銭面でのメリットは駐在員が一番でしょう。しかし、駐在員は激務で知られています。

駐在員として暮らすのは非現実的?

20代後半や30代の若い人でも、現地のビジネスで管理者クラスの役職に就いている方は、よくいます。会社の都合で海外に派遣されているので、ビジネス上の要求があれば深夜も週末も祝日も関係ありません。駐在員は仕事最優先で生活しなければいけません。さらに言えば、そもそも駐在員になるには狭き門を通り、かつ「赴任先が台湾になる」という運の要素も関係しています。社内の熾烈な競争に勝ち残り、駐在員のチャンスを見事に手に入れたとしても、赴任国を決めるのは会社側です。 中国語が話せるからと言って、赴任先が台湾になるとは限りません。中国(中華人民共和国)かもしれないし、マレーシアやシンガポールかもしれません。いつ日本に引き上げるか、別の国に赴任になるかは会社の決定次第です。実際に台湾に住んでいる駐在員も「台湾がいいから、自ら選んで来た」という方はほぼいません。台湾に移住したいから駐在員を目指すというのは近道のようで遠回りな方法と言えるでしょう。

2.投資家として台湾に移住する

台湾には投資ビザというものがあります。これは要するに、台湾市場に資金を投入して経済発展に貢献していると認められた人が使えるビザです。投資と一口に言っても、一体どれくらい必要なのでしょうか。 台湾経済部の規定によると、 ■外国人は台湾での投資を認められた後、該当する投資時評に20万米ドル以上の資金を投入した後、2人までビザを申請することが出来る。 とされています。20万米ドルというと日本円で約2300万円です(1ドル116円で計算しています)。会社経営に成功しているオーナーや大企業のOBならともかく、20~30代の一般レベルでこの金額となると台湾移住の現実的な方法とは言えません。

3.起業家として台湾に移住する

では、台湾で企業する場合はどうでしょうか。 まず、外国人が台湾で企業ビザを取る場合の資本金についてですが、台湾各会計事務所の見解では有限会社で50万元以上とされていることが多いようです。またビザの有効期限に関しては、台湾経済部の規定にこう書かれています。 最初に交付されるビザの有効期限は最長1年で、延長する場合は、 ・1年間の営業収入あるいは3年間の営業費用の平均が300万元以上 ・1年間の営業費用あるいは3年間の営業費用の平均が100万元以上 ・台湾人の世紀雇用社員が3人以上 ・その他台湾国内の経済発展への功績が認められた場合

起業家として移住するのは検討する価値はある?

いずれかを満たしていれば一回の申請につき最長で2年間のビザの延長が認められます。つまり資本金50万元(約175万円)を用意した上で1年間の営業収入300万元(約1050万円)を達成する必要があるわけです。 資本金はクリアできるとしても会社の設立1年目にして1000万円の営業収入となるとかなり周到なビジネスモデルが必要になります。難易度は高いですが、実際に台湾で起業して移住している方もいます。 日本や他国で、すでに個人でビジネス展開した経験がある方であれば、検討する価値は十分にあります。

4.学生として台湾に移住する

実は一番現実的なビザ

中国語を学びながら暮らせる「語学留学」には、台湾生活を始めたい多くの人に選ばれている最もポピュラーな方法の一つです。中国語のレベルにかかわらず、誰でも入学在籍が出来るので「台湾が初めて」という方にお勧めです。

ほとんどの学校が一学期3か月で1日3時間授業のスタイルをとっています。授業料は平均して約3万元(約10万円ほど)1年間中国語センターで勉強すると、約12万円元(40万円)が必要になります。日本出発前にもらえるをビザの期限は6ヵ月です。6ヶ月を越えて在籍する場合は台湾で延長することが出来て、最長で2年間の留学が認められています。 中級以上まで中国語レベルが上がってきたら台湾の大学や大学院への正規留学に挑戦する方もいます。外国人の場合、台湾人受験生の入学試験とは別の申請方法が設定されていることが多いので、希望大学のホームページ等でチェックしましょう。見事正規留学生となれば在学期間中延長可能なビザが支給されます。

選考にもよりますが、大学なら4年修士なら3~4年、一学期当たり(約17~21万円)が目安になります。外国人学生が申請できる奨学金制度もあるので、上手にすれば金銭面での負担を減らすことが出来ます。 まずは学生として台湾にやってきてビザの期間中に次のステップへの準備をするのが時間的にも精神的にも移住には一番ゆとりがある方法と言えます。

5.ワーキングホリデーとして台湾に移住する

一番人気が高いワーキングホリデービザ

学生ビザと並んでよく選ばれるのがワーキングホリデービザです。仕事(アルバイト)をしながらの滞在が認められており、現地の人と同じように暮らす体験ができるため、人気を集めています。特に中国語が話せる場合は、仕事の選択肢はかなり広がります。そこで、まずは学生として中国語センターに通い、日常会話レベルまで語学力を上げてからワーキングホリデーに切り替えるのも効果的な方法です。 日本での申請に認められている滞在期間は6か月、台湾にてさらに6か月の延長が可能なので、最大で1年間台湾に住むことが出来ます。難点は18歳以上30歳以下という年齢制限がある点です。30歳以下なので31歳の誕生日前であれば30歳の方も申請可能です。海外での生活体験という意味ではワーキングホリデーが現地密着型ナンバーワンです。30歳までの年齢の方はぜひこの方法で移住に挑戦してみてください。

6.現地採用として台湾に移住する

駐在員よりも現実的な現地採用

先ほど会社に所属しながら生活する方法として、駐在員として移住する方法をお伝えしました。駐在員は確かに魅力的ですが、駐在員になれるのはごく一握りの人だけです。より確実に台湾へ行きたいなら、現地採用を目指すべきです。台湾で仕事を探すには「人力銀行」と呼ばれる就職サイトを使うのが一般的とされています。日本の就活サイトとほぼ同じシステムなので、日本人にもなじみのあるシステムです。 そのほかに人材登録会社、を利用する方法もあります。自分の経歴や興味のある仕事内容を登録しておけば、希望にマッチした仕事を紹介してもらえるシステムです。日系企業からの求人も少なくないので、チャンスを増やす意味でも登録してみましょう。 見事現地採用が決まったら、会社から就労ビザが支給されます。ビザの期限は基本的には1年間です。会社に在籍し続ける限り、期限が来る毎に延長されます。

ただし注意点として、現地採用として中国語能力は必須です。中国語が話せない場合は、まず学生ビザやワーキングホリデービザで台湾にきて生活に支障がないレベルの語学を身につけましょう。 更に台湾で大学を卒業していない場合は捲簾分野での仕事経験が求められます。大卒(学士)で2年以上または専門学校卒や自学者で5年以上の仕事経験がある」というのがポイントです。中国語能力と仕事経験。台湾での就職を目指すならこの2つの条件を満たせるかどうかがポイントなので必ずチェックが必要です。条件さえあえば駐在員よりも挑戦する価値は十分あります。

7.フリーランスとして台湾に在住する

ライターやデザイナー、プログラマーなど特殊なスキルを持っている人なら海外でフリーランスとして働いていくという選択肢もあります。ドイツやフランスにはフリーランスビザの制度があり、それを使って活躍されている方もいらっしゃいます。では台湾はどうなのでしょうか。 フリーランスの方は台湾にもたくさんいらっしゃいますが、台湾にいる日本人は、「永住権」や配偶者ビザ、あるいはワーキングホリデービザなど別のビザで台湾に滞在しながら仕事をしている方がほとんどです。そして、残念ながら台湾にはまだフリーランスビザがありません。 ワーキングホリデービザを使ったとしても滞在できる期間は最大で1年間のみ。ということは、1年以上継続して滞在したい場合は必然的に配偶者ビザか永住権をとるしかないことになります。 永住権に関しては次のように書かれています。 台湾に5年以上移住し、かつ1年の滞在日数が184日以上で申請可能でなっています。ただしフリーランスとして活動し移住できるようになるには、台湾で会社に所属して仕事をしながら、数年単位での準備期間が必要になるのが現状です。

台湾に移住する前に確認しておいた方がいいこと

もしあなたが台湾に移住したいと考えているならば、まず以下の7点を確認してからでも遅くありません。 これからの事実に耐える自身があるなら、すぐにでも飛行機に片道チケットを用意してください。

台湾移住にあたり確認しておいた方がいい文化

1.湯船に入る機会がない 台湾は湯船ではなくシャワーが主流です。なので浴槽がないことが多いです。 「日本より暖かいから別にいいか」と思うかもしれませんが、台湾の気候に慣れてもやはり冬は寒いです。仕事で本当に疲れているときなど、非常に湯船が恋しくなります。 2.食事にお茶が出ない お茶も有名な台湾ですが、食事の時はお茶が出ません。スープがお茶の代用となります。食堂やレストランでもお茶が出ることはありません。また普通の食堂ではビールやアルコールを目にすることはありません。 3.台湾独特の味 ガイドブックの影響で、台湾料理はおいしいと期待して台湾に来る方が多いです。しかし現地で、台湾料理に苦戦する人も少なからずいるのが事実です。特に多くの料理に使用する八角が苦手な人が非常に多いように見受けられます。慣れない人は、食事に困り続けることになります。台湾にいるといつまでも日本食だけでは生きていけません。 4.雨が多い 台湾の冬は雨が多いのが特徴です。ある年は1月に30日に連続して雨が降ることもありました。気を抜くと洗濯物が乾かなかったり、洋服にカビが生えたりと日常生活に影響も大きいです。 5.使用済みのトイレットペーパーはごみ箱に捨てなきゃいけない トイレットペーパーは備え付けのゴミ箱に捨てます。そのため、他人の使用済みのトイレットペーパーを目にすることが日常です。またトイレットペーパーではなくティッシュペーパーを使用します。 6.休日が少ない 台湾は、休日が少ないです。 日本で仕事をしていると祝日が多いのでよくお休みになりますが、台湾ではそのようなことがないので注意です。 7.ゴキブリが多い 台湾の道を歩いているとゴキブリの死体をよく見かけます。

台湾に移住する前に台湾の現状を知ろう

台湾に移住する前に、台湾統治の歴史に関して知っておきましょう。 台湾は、日清戦争から太平洋戦争終結まで(1895年~1945年)の50年間、日本の統治する領土でした。中国大陸では満州国、中華民国、南京政府などが乱立する状態の中、1949年に中国共産党が中華人民共和国を建国、蒋介石率いる中華民国政府は台湾に逃れました。そして、中国大陸は中華人民共和国、台湾は中華民国が支配する状態になりました。 日本と中華民国の関係はその後、1972年7月、田中角栄首相の就任後に、日中間で中華人民共和国を中国の唯一の正当なる政府と認める宣言をしました。台湾を中華人民共和国の領土とみなすこととなったため、同時期に日本は中華民国との間で結んだ日華平和条約を終了することになりました。 この流れから、事実上、日本と中華民国の間で、国交断絶が行われています。 しかし、政治的な背景にかかわらず、日本のアニメやアイドルなど様々なジャンルのコンテンツによって、親日の方が多いのが台湾です。日本からしても、比較的距離が近く、おすすめ観光スポットも多いので人気です。また、治安もよく食事もおいしいと人気です。 台湾は中国語が主に話されているのですが、日本人を優しく受け入れてくれて、タクシーでも小さなお店でも片言の日本語で話しかけてくれます。そんな点から、台湾の移住に憧れをもつ日本人も多くなってきています。しかし移住で注意すべきことは多いです。

・水道水は飲めない ・湯船でなく、シャワー文化である ・トイレットペーパーは使用しない ・交通マナーが悪い ・台湾の夜市は衛生面がよくない ・地下鉄で飲食したら罰金 ・紫外線が強い 以上のことを理解した上で移住を考えましょう。これらを知らずに台湾に行くと痛い目に遭うかもしれません。注意した上で移住を考慮しましょう。

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