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職人に転職したいときにするべきこと|伝統工芸の転職や求人サイト

初回公開日:2017年05月23日

更新日:2020年11月07日

記載されている内容は2017年05月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

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転職ノウハウ

今の仕事を辞めて職人へ転職したい、と考えた時、どう行動するべきかについてをまとめました。また、職人になるなら、年齢的には幾つぐらいまでに考えるべきか、実際に転職された方の実例などと共に、転職する際に役立つ求人・転職サイトもご紹介します。

職人に転職したい時にするべき事

職人に転職したい時にするべき事
※画像はイメージです
出典: https://unsplash.com

今の職業に満足できず、転職してみたい、と考えた事のある方もいらっしゃるでしょう。そして、その中には、今までの職種と全くの異業種に飛び込んでみたい、技術を身につけて職人としてやっていけたらいいのに、と考える方もいるはずです。 しかし、今までやってきた仕事と全く違う職種で、しかも技術のあるなしで信用も変わってくる職人の世界でやっていこうと、本気で決めるのは生半可な気持ちでは出来ない事です。まずは、自分よりも年下の先輩達が、既にきちんと技術を身につけている中で、見習いとして始めなければならないという覚悟が必要です。また、きちんとした仕事をさせてもらえるまでは、下積みとしてかなりの時間を要する事でしょう。どうしてもやりたい、という気持ちがなければ、なかなか一人前になるまで続かないのが職人の道です。 ただ、その反面、決意をもって、独り立ちが出来るまで頑張り続けられたなら、やりがいのある仕事を自分で切り開きながら頑張っていく事ができるのも職人の道です。決意を持って転職をし、その後、突き進むために、どんな事が必要なのか見てみましょう。

建築関係の職人になるためにすべきこと

簡単に建築関係などと括ってしまいましたが、外構、内装、外壁、鳶、建具、大工、左官…と、職人の仕事は沢山あります。そんな中で、どんな仕事をしたいのかというのも、きちんと調べてからでないといけません。一体どんな仕事をしたいのか?という事が大事です。 ただ、建築現場での職人としての技術は被ってくるところはあります。例えば、コンクリを打ったり、溶接をしたり、くぎを打ったり、建材をカットしたり、高い所での作業であったり。家を建てる大工さんであれば、内装の仕事もすべてこなせるのが普通です。 しかし、どの専門を続けているかで、仕上がりのスピードや綺麗さに差が出るので、内装は内装屋さんに頼むという形になるのです。つまり、そうした、技術について言えば、どういった職人さんでも、できた方がいい、というよりは、出来て当たり前、となってくるということです。 個人で仕事をしてみえる職人さんは圧倒的に多いですが、そうした方にはエクステリアもやれば、クロス張りも、パネル張りもやります、という方も多くみえます。結局のところ、職人として仕事をしていくのに大切なのは、仕事が入り続ける事と、腕がきちんとある事です。その為にはきちんと技術を学んで、各場面で上手く活かしていくことです。 もし、今の職場を辞めて職人になると決意を固めたなら、その後どちらかの会社に入社して務めていくのか、そして勤たならそこでどのような技術を得られるのか、という事はとても大切です。まずは、自分自身で信頼できる職場を探すことです。 そして、その後は、そのまま大きな会社で働き続けるのか、独立して、自分でやっていくのか、先々での選択はきちんとした技術がつけられるかどうかでも違ってくる話です。

実際の転職例

やはり、普通にサラリーマンをしていて、ある程度の年齢に達してから、新しい職種へ転職するというのは、とんでもなく大変な事です。それは職人さんに限らず、どの職業であっても言える事でしょう。ただ、職人さんへの転職となると、結局、きちんと技術が伴わなくては、何一つ仕事になってこない、というシビアさがあります。 実際、職人として長年やって来ている方に話を聞きますと、今は、昔に比べて便利な道具などが増え、俄仕込みでも、できなくはない仕事も多くはなってきたという事です。しかし、そうはいいながら、実際に現場で仕事をするとなると、ここまではやれないと困る、という部分はありますし、そこまでの技術が仕込み終わるまでは、させられない仕事もあるのが現実です。転職はしたけど、技術が身につく前にやめてしまった、という例も良くある話です。 経験豊富なプロからアドバイスをもらい、しっかりと自分に向いている職業なのか見極めてから転職を決めるといいでしょう。キャリアアドバイザーが在籍するエージェントでは、求人はもちろんのこと適職を見極めてもらったり、、希望する企業に内定をもらえるように履歴書添削や面接対策なども行ってくれます。

伝統工芸の職人になるためにすべきこと

伝統工芸の職人についても、やはり職人になることが、かなりの努力と忍耐が必要な事に変わりはありません。建築などの職人を目指すときと違ってくることは、何の職人になりたいのか、よりはっきりさせるべきだという事です。建築関係でも、どの職人になるかで、必要な技術は違う部分もありますが、しかしそれでも被ってくる部分や、基本的な部分で似ているところがあったりもします。 しかし、伝統工芸については、それが、木工細工なのか、ガラス職人なのか、紙漉き、機織り、藍染め等と、とにかくジャンルが違えば全く違ってきます。ただ何かしらの技術をつけたい、という曖昧な感覚では、すぐにやる気も根気も失せてしまいます。自分が何を作り上げる職人になりたいのか、どれだけの熱意を持って挑めるのか、まずはそこを見極める事が、伝統工芸の職人の修行を始める時の第一歩です。 また、伝統工芸に関しては、大学、専門学校など、技術を学ぶ学校もあります。しかし、工房によっては、そうした勉強をして癖がついてしまった方を敬遠する所もあるので、もし、どちらかに弟子入りしたい、という思いがあるのなら、まずはそちらの工房へ飛び込んでみる方が良い方法でしょう。

実際の転職例

最近では、早期退職をして、伝統工芸の世界に飛び込む方も、多くなってきました。伝統工芸の方でも、後継者がいない事が問題になっている事もあり、割と受け入れ態勢な所も多く、弟子募集、を謳っている工房などもあります。ただし、弟子として技術を学び、独り立ちできるまでの期間などを考えると、始める決断は早い方が良いでしょう。 こちらの動画の男性は、教職であったのをやめて、伝統工芸の道へ飛び込まれました。普通では考えられない勢いですが、それぐらいの気持ちで飛び込まなくては、伝統工芸を受け継ぐ職人としての道を切り開くのは難しい事でしょう。

さぬき高松の組子職人弟子入

自ら職人になるという道

こちらは、かなりの独自のセンスと能力を求められる特殊な例です。自分で修行し、自分で作品を作り、そして、販売もしていくという道に進むことの出来た方の例です。自らで削りだした耳かきで賞をとり、そのまま職人として耳かきを作っている方がいらっしゃったり、組み立て式の檜風呂を制作し、そちらを販売している檜風呂職人であったりと、自らが大好きだと思うものを、自ら工夫し、製作し、職人として消費者から求められる立場になれた方たちです。 本気で追及できる作品への思い入れと、決断力と勢いと、全てにおいて、上手くかみ合った結果です。この場合は、かなり運にも左右され、多くの方は成功しない事が多いのでしょうが、他の職人と違い、年齢制限や、自分より若い先輩との関係などを心配しなくて良いと考えれば、そうした道に進めたら、と憧れる道です。 こうした、初めから自分でやっていく道に進む方にとっては、専門学校や大学で学ぶという事も、自作の道の幅を広げるためや、職人として続けていく為の説得力がつきます。

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