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ポスドクの仕事とは|仕事内容/職種/資格/平均年収/給与など

更新日:2022年08月01日

職種研究

ポスドク(ポストドクター)とはいわゆるプロの研究員のことです。どのような仕事内容や気になる平均年収、またポスドクへの転職やポスドクからの転職に関する情報サイトなどもまとめてご紹介します。現ポスドクの方もこれからポスドクを目指している方も参考にしてみてください。

ポスドクになるには

ポスドクに資格は必要?

日本の未来の発展に繋がる仕事としてポスドクは非常に重要な仕事であると考えられます。ウイルスの研究が進めば治せる病気も増えるし、新薬が開発されるでしょう。今問題となっている原子力発電につながる核の研究によって将来的には原子力発電の問題が打破される日も来るでしょう。 しかしポスドクは誰でもがなれるものではありません。大学を卒業していても博士号を取得していなければなれないポストですし、言い換えれば博士号を取得していれば専門外の職に就職をした後でもポスドクに転職することが可能です。よって「資格」というものはありませんが、積み上げてきた研究成果が必要と言うことになります。

所属している大学院に残りたい人が多い

ポスドクとは所謂プロの研究員を指しますが同時に「期間限定」のポストでもあります。研究を重ね結果を生み出すことが仕事内容ですが結果を出すにはもちろん長い年月が必要です。ですので大学院で研究をし、博士号を取得してからも引き続きその研究がしたいと「大学院に残る」形でポスドクとなりたい方も少なくないはずです。 しかしポスドクは助教授や教授を目指す人も多いので、所属している大学院に残ってポスドクとなった方がこれまで築いてきた教授との関係性もありますし、さらには教員として推薦してもらえるチャンスも巡ってくる確率が高くなると考えられます。 そういった意味でも他大学の研究室にポスドクとして入るよりも、所属している大学院に残る形でポスドクとなった方が将来的にも可能性があると考える人も少なくありませんが、それは理想論です。ポスドクの募集をしているラボを紹介してもらえるよう、在学中から人脈を広げておくことも大切な就活の一つです。

ポスドクの年収について

平均年収はどのくらい?

ポスドク、研究員と言っても医学、科学、バイオ、生理、植物…などジャンルは様々ですが、収入はどのくらいあるのでしょうか。一般的な会社員の年収が400万円前後ということを踏まえた上で、ポスドクは30代で平均年収200〜300万円代、さらに健康保険や年金の自己負担や交通費支給無しの方がいると言われていますので手元に残る金額を考えると頭を悩ませてしまう額ではあります。 一方でかなりの倍率ではありますが理化学研究所の審査が通れば年収約600万円というところもあり、一概には言い切れません。しかし年収が高額になればなるほど審査はもちろん厳しくなりますので、「一般的なポスドク」の平均年収となると200〜300万円ということになります。家庭のある方や東京都内の中心部に住んでいる方は生活していくことが厳しいと思う人もいるようですが、一人暮らしでそう贅沢を求めない生活をしている分には、十分ではありませんが生活できないという額ではありません。 地方でしたら家賃も東京都内に比べて格段に安くなりますし、ラボ場所や環境によってもこの金額の捉え方は大きく左右されるかもしれません。

年収アップするには?

年収アップへの理想の道は准教授・助教授になることです。助教授になると年収は500〜600万円ほどにアップします。しかしこれまで15000人の博士号取得者がいる中で約5000人はポスドクになっていると言われていますので、それだけでもライバルの多い険しい道のりであることがわかります。 民間企業の研究職への転職も一つの手です。研究職の募集要項では「ポスドク経験者」というものも少なくありません。最近では企業からポスドクの方のヘッドハンティングもあり、そうしたチャンスを手にすることができれば年収800万円を超える場合もあります。また、逆に、一度は一般職についたけれどもやはり研究職に戻りたいという方はポスドクへの転職も可能です。

ポスドクへの転職

ポスドクに転職したい

例えば博士号を得たあとに一般企業に就職し他けれどもやはり研究職に就きたい、という希望を持たれた方はポスドクに転職する方もいるでしょう。上記でも少し触れましたが、民間企業の研究職の募集に「ポスドク経験者」という条件を掲げている会社は少なくありません。 ポスドクに転職するにはどうしたら良いのでしょうか。かつて在籍していた大学での研究室や、同じ分野の大学の研究室でタイミングよくポスドクの空きがあればラッキーですが、博士号取得者の30%がポスドクになっているということを考えるとなかなか難しいかもしれません。 リクルートサイトでは募集の多くが一般職ですが、まれに科学者向けの募集もあり、科学者向けの就職情報サイトもあります。ツテを伝ってポストを得られれば良いですが、そういったサイトに登録しラボを紹介してもらえるような活動をしていくことも大切です。

情報はどこで見つけられる?

ポスドクへの転職を希望している方など科学者向けの転職サイトや情報サイトが幾つかご紹介します。

理系の転職|理系(化学・バイオ)の転職・求人専門会社

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初回公開日:2017年05月07日

記載されている内容は2017年05月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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